2022年10月25日蠍座新月

2022年10月25日午後19時49分、蠍座のもとで新月を迎えました。

この度の新月は、縁や宿命のポイントと言われるドラゴンテイルの圏内で起こるもので「日蝕」とも言われます。

これから来月の11月8日の満月に向けての特別な時間、

言うなれば他の月よりも影響が強いもので体調や感情面に食らっている人も多いかもしれませんね。

特に10月24日〜11月5日、4月24日〜5月5日頃に生まれた蠍座&牡牛座の皆さん。(個人天体とアングルが牡牛座&蠍座の1度〜14度付近にある人も)

この10月〜11月に起こる出来事は、これから半年〜約3年の間に大きく人生へ影響してくることかもしれません。後から振り返れば人生の転機だったと思えるようなこと。

サビアンシンボルは蠍座3度【棟上式】

一体感、協力、プロジェクトのスタートや立ち上げ

力を合わせて始めること

一緒に何かを作り上げること

加えて、金星も蠍座の元にありますので

「同じ愛を持つ仲間たちと共に」という付け加えも。

ですが今回の新月においては『一旦仕切り直す』という気配も濃厚。

人によるかと思いますが、

何かを全て投げ出したくなったり

全てが終わりだ、と思えるようなことがあったり

一旦何かが終わりを迎えたりする人ほど

「チャンス到来」と言えるかもしれません。

なぜなら、一見最悪の事態に見えるその壁を乗り越えてようやく

ブレイクスルーが待ち受けているから。

ご縁のポイントとも言われるドラゴンテイルがアクセスする新月ですから、この新月付近の出来事は全て宿命的とも言えること、運命の中に仕組まれていた必然的とも言える流れが生まれています。

何か出来事が起こった時、良い・悪いという判断をしている限り本当の意味での成長には繋がりにくいかもしれません。

一見悪そうなこと、大変そうだと思えることの裏側には、問題を乗り越えた後の経験値が付属しています。

大変じゃないことが良いこと

大変なのが悪いこと

変化しないのが良いこと

変化するのは悪いこと

なのでしょうか?

運気を上げたいとか、ご縁に恵まれたいとか、良くなりたいとか、そういうことはわたしのフォロワーの皆さんであれば思われることだと思います。

物事は全て新陳代謝、流れの中にあるため

一番大切なのは「流れに争わないこと」だと思っていますが

良くなりたいとか、変化したいとか思っているにも関わらず

「何か起こったら全て悪いことに変換してしまう」という癖のある人は

何でもかんでも悪い方向に変換して、短期的な視点でしか物事を見つめられていないのかもしれません。

あるいは

💡長い目で見るのが苦手

💡0か100かで物事を決めつけてしまう

という考え方の癖はないでしょうか?

物事は必ず大いなる流れの中にあり、行くべき方へと運ばれているのです。

その流れそのものを自分にとって良いか?悪いか?と考えるのはナンセンス、

あなたの外側の現実は、今のあなたにとって適切な状況や現実の問題を投影しているだけ。

または、

今まで散々自分に向き合ってきたはずなのに何故いまだにこんな思いをしなければならないの?という気持ちになっている方もいるかもしれません。

その理由は、

「本当に向き合わなければいけないことから、目を背けてきたから」。

簡単じゃないからこそ向き合うのが怖かったこと。

本当の思いしか通用しなくなっていること。

条件付きの成功だけを追い求め、自分をがんじがらめにしているこの状況。

インナーチャイルドという過去の記憶にとらわれ身動きができなくなっていること。

並べれば陳腐でありきたりのような字面に感じるかもしれませんが、今のあなたであればきっと分かるでしょう。

実はずっと心の中で誤魔化していたから、

もう嘘をつかなくていいんだとホッとしている。

蠍の毒のようにじわじわと、同種療法のような効能がもたらされ

デトックスするように生まれ変わる最中なのだということが。

また、本能的な感覚が研ぎ澄まされているのか、色んな情報をキャッチしやすい時。

むしろさまざまな情報が飛び交いすぎるあまり自分の軸を見失い、軸が揺れがちです。

そんな時はあえて情報デトックスを。SNSやインターネットは自分の心を守れる範囲内で活用しましょう。

また、自分に“共鳴”しているものがそのまま目の前に現れやすく、その対象に嫌悪感も生まれやすいとき。自分の内なる状態が外側に反映・投影されるということはこれまでも何度か伝えてきましたが、今1つ実感出来ず腑に落とせなかった人でも

『なるほど、そういうことね!』と膝を叩くようなキッカケが。

6月からスタートした土星の逆行が終わることは、長い停滞期が明けることを指しています。天王星との90度、今まで止まっていたかのように見えた流れが水面下でしっかりと息づいていた事に気がつけるはず。

92、93年の水瓶座土星世代は3月までのラストスパート!(このことは別件で記事にしようかな?)

繰り返しますが、物事は全て流れの中にあります。

流れを止めるのも動かすのも自分次第、

または深淵まで潜り込んでいた自分自身を引き上げるのも、ずっと沈んだままでいるのも自分次第

あなたの内にある本当の望み、希望が光のように導き

水面下へと浮上させていくような神秘的な時間の中にいるのだと思います。

ちょっと綺麗(?)な表現にしてみましたが、結構頑固なこびりつきなので正直力づくで動かすしかないため少々乱暴な状況をお見舞いされている人も多いはず。

そんな人は

「わかった、降参!」

「そろそろちゃんと向き合いますよ!」

と、意思表示しておきながら今日からほんの少しでも続けられるような習慣をプレゼントしてあげるのも良いですね。

土星と天王星の90度は頑張るあなたの味方にもなってくれるはず、

どうせなら運命を味方につけてやりましょう。

長い考察を読んでくださりありがとうございました。

皆様の幸せをいつも祈っています。

2022年10月10日牡羊座満月

2022年10月10日午前5時54分ごろ、牡羊座の満月です。

今夜は大きなまんまるの月が夜空を照らしています。

今回の満月のサビアンシンボルは牡羊座17度【2人の高潔な独身女性】

1ハウスの太陽と、7ハウスの月が対峙する満月、

“客観視“がキーワード。

自分が気になって仕方がないことほど、他人にとっては全く気にならず

自分にとっては全く眼中に入らないことほど、他人にとっては目に入ってしまう。

自分の視界の中にはなかなか入り込まない対象にこそ目を向け、気を払うことが“本質的な客観視“なのではないかと近頃考えていたのですが、

この事象は今回の満月の考察テーマをそのまま表すような考え方ではないかと思います。

今まで気にかけていたことからあえて目を離し、本当に見つめなければいけない部分にようやく気を配れるようになることや

(※なぜなら、今まではその部分に目を向けるのが怖くて仕方なかったから、ようやく向き合う覚悟ができたということ)

パートナーシップ=ある相手との一心同体・一部(part)を担っていた関係性についてようやく“客観視”した上での判断ができるようになること、

または新たな関係性によるプロジェクトが始まろうとすることとか

何にせよ、ある関係性や視点が清算された上で再出発をするようなタイミングです。

満月といえば、半年前の新月の時期に始まった物事の進捗についても見直してみるのが良いと思います。

半年前の新月は4月1日です。

当時の考察ではこんなことを書いていました。

☑︎全天体順行中の新月、4月10日までは色んなことに挑戦してみること

☑︎自らの直感を取り戻し、鈍った本能を取り戻すこと

さて、ここから半年経過してみて皆様の状況はいかがでしょうか?

1週間前には水星が、2日前には冥王星が順行に戻ったばかりの現在、多くの天体が入り乱れるように逆行をしている最中ですから、現実的な部分で様々な問題が“入り乱れるように”混雑を極めている方も多いかもしれません。

近頃のカウンセリング、あるいは潜在的なメッセージだったのか「男性性を健康的にすること」というテーマをよく発信したり、そのようなアドバイスをさせてもらう機会も多かったのですが、今思えば【牡羊座の満月=男性性(火の活動宮)の解放】というものが今回の満月の大きなテーマだったのだなあと感じています。

健康的な男性性とは、能動性、主張すること、行動することを示します。

では反対に不健康な男性性はというと、能動性・主張・行動することにおいて正常な動きができず、暴力的・攻撃的・支配的な状態になってしまうこと。

心当たりはありませんか?

健康的な男性性による行動ができない場合、逆に不健康な男性性が際立ち、結果的に自己嫌悪状態に陥るという悪循環が起こってしまいます。

何でこんなこともできないのだろう

何でこんなことしてしまったのだろう

何で自分はうまく動けないのだろう・・

(または、うまく動けない苛立ちから、攻撃性や支配的な行動に移ってしまう)

というループになってしまうのです。

女性性と言うのは受け入れる側のエネルギーで、常に男性性と対になっています。

男性性が働いてこそ、女性性が活かされます。

健康的な男性性は健康的な女性性と結びつき、

不健康な男性性は不健康な女性性と結びつく

これが陰陽、同調の法則です。

健康的な女性性は調和と深い包容力、

不健康な女性性というと、被害者意識、自己犠牲的な状態のことを示します。

自分自身の陰陽の状態・バランス、同調しているものがどんなものか(身の回りにはどんなエネルギーのものがあるか)を見直すこともこの満月のテーマと言えるでしょう。

そしてこの10月は風のエレメントの星座である天秤座、双子座、水瓶座の元で大いなる調和のアスペクトことグランドトラインという配置が何度かに渡って形成されます。

風エレメントの大いなる調和(グランドトライン)というアスペクトによって

☑︎関わりやコミュニケーションがいつも以上に盛んになること

☑︎水星逆行を終えたばかりの監査結果のようなものがたくさん届くこと

☑︎情報が過多になったり、出会いのチャンスに恵まれること

☑︎人付き合いにおいて何らかの運びが生まれること

(※ふたご座の火星を伴う配置なので通常よりもフッ軽気味かつアグレッシブな関わりになりそうですが)

など上記の状況を作りそうです。

その一方では調和の取れた一角に入り込んだ牡羊座の月、そしてカイロンが火をつけるように、この度の満月の近辺(1週間前後)でこれまでの積み重ねの発表の場として“お目見えする”ような、動きを見せ始める人が多いかもしれません。

🔥約半年をかけて積み重ねてきたこと、もしくは5月頃からの準備の成果発表

🔥内側の情熱に火をつけるような、熱の上がる何かとの出会い

🔥ようやく覚悟ができて自分なりに思い切ること

🔥待ちの姿勢をやめて均衡を破っていくこと

🔥迷っていることに少しずつ動きが生まれること

と、羅列した状況が生まれている人も多いのではないでしょうか?

天秤座の太陽と牡牛座の天王星は150度、天王星は土星と90度のアスペクトを形成しています。

バランスばかり気にしてしまい肝心の自分のこだわりを蔑ろにしてしまっていたこと

変なところが頑固に(頑なに)なってしまい自らのバランスが守れなくなっていたことにも気がつくかもしれません。

※マンデーン的には冥王星順行の9日にクリミア橋を攻撃した一件が、ギリギリのところで守られていた調和(風のグランドトライン)を破るような発火・攻撃(牡羊座 /火のエレメントの天体)を示しているようにも感じました。本来であれば色んな意味で、活力を追い風に変えていければ良いのですが、牡羊座は火のエレメントでもあるため好戦的な印象が見えます。

逆行明けの天体については下記のデータをご参照ください。

☑︎山羊座の冥王星が9日に順行→同じく順行に戻ったばかりの乙女座の水星と120度、海王星と180度

☑︎水瓶座の土星、牡牛座の天王星は10月10日満月の頃がピーク。土星は10月23日に順行

社会天体&個人天体同士でアスペクトが形成されている最中ですので、逆行が開ける前後は社会的にも国際的にも、個人的な事柄にも両方で印象的かつ衝撃的な出来事が起こる可能性があります。

今後、個人間においてもより思慮深い話し合い・対話が求められるほか、情報の取り扱いにも十分気を払うべき時期。

現在、勢いやバイタリティ、やる気を示す天体・火星がふたご座の位置にあります。

この配置は逆行などを挟みながら長く来年の春頃まで。

この影響は今月の風星座のグランドトラインを生み出すだけでなく、1986〜87年生まれの射手座土星世代に対して180度のアスペクトを形成するため、特にこの年代生まれの中でもさそり&おうし・いて&ふたご・やぎ&かに座に個人天体(特に太陽、月、火星、ASC、MC)を持つ方にとってはハードな状況を作りそうです。

うまく追い風にすれば仕事における活躍や飛躍のチャンスに持っていけるはず。

水星逆行の流れで言うと、8月・9月に停滞していた運びの再来があるのも10月です。

先の話ですが今年の年末から年始にかけて(12月29日〜1月18日)山羊座の位置で水星が逆行します。2023年は地のエレメントでの水星逆行の年、牡牛座天王星との絡みもある為に物質的・金銭的な流れに注視したいもの。

話がズレましたが、この年末年始の水星逆行は3月に水瓶座へと移ろうとする山羊座の冥王星にしっかり重なります。よって、社会情勢における大きな番狂わせや波乱、ひっくり返り、最後の伏線回収(?)のような運びがあるかもしれません。

流れが順行になってからの2月8日〜11日には再度水星と冥王星がコンジャンクション。

水瓶座冥王星入り前の最終調整のようなテコ入れ。

個人的な影響について大きく体感に現れるのは山羊座&蟹座生まれ全員(特に1月&7月15〜20日生まれ)と山羊座土星世代(1989〜91年2月)など。

今のうちに気をつけておけることは、今のうちに年末年始のタスク整理とスケジュール管理でしょうか。今年の仕事は今年のうちに、年末年始休みが返上にならないよう・・・

もしかすると逆行明けの1月なかばにその尻拭いみたいなことがあるのかもしれませんが(涙)良い面で考えるとするなら、ここ数年の頑張りが報われるような、または再挑戦のきっかけが。人によっては一点集中型のスーパーサイヤ人タイムになるかもしれません。後になって振り返れば、あの時の自分の力はどこから湧いていたんだろう・・・と思えるほどのストイックモードな時期。

何にせよ、集中力・体力・運の全てを賭けて挑む出来事が起こりそうです。

(自分で書いてて思うけど、一体何なんでしょうね‥笑 / 笑えない)

そんなわけで今回の考察も読者の皆様にとっての参考になりましたら幸いです。

みなさまいつも長い文章を読んでいただき本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。

購読者のみなさまと、みなさまにとっての大切な方々に、ますます素晴らしい運びが訪れますように。

淡の間より

2022年9月23日秋分と26日新月

9月23日午前10:03に秋分(天秤座太陽入り)

9月26日午前06:54に天秤座太陽に月が重なり、新月。

「季節の節目」に加えて「流れの節目」を共に迎えたこのタイミング、様々な体調・心境の変化を迎えている人が多いのではないでしょうか。

💡どうしようもなく眠い(夢見が悪い、眠りが浅い)

💡とても体調が悪い(腰痛、頭痛など)

💡心のざわつき

💡リズムや計画の乱れ

など、私個人的には、星の流れを読んでいるとこのような状況も無理もないなあ…と感じるのですが、上記のようにさまざまな影響を感じている方は実際のところどれほどいますでしょうか?

普段は特段何も感じなくとも、少しでも星の推移の節目に感じることがあると、人体は宇宙の模倣であり、人間の欲求や感受性もまた宇宙の響きの中にあるのだと言うことを実感できますね。

『秋分』は天秤座のゾーンに太陽が入るタイミングのこと。

日本の暦で言う“お彼岸”にあたる、昼と夜の長さが等しくなる日のこと。

天秤座の向かい側は牡羊座、秋分の向かい側は春分に当たります。

天秤座的資質が客観性だとしたら、牡羊座的資質は主体性。

「私はこうでありたい!」

「私は、私」

という、開拓を促す純粋なエネルギーに溢れた性質のことです。

話がずれましたが、この時期は天秤座的資質を使ってバランスを取るのが季節的な特徴でもあり

季節の変わり目の風物詩のように体調を崩すこともあると思いますが、この時期に無性に感じやすい戸惑いは陰陽の間で揺れうごいたり、自分の軸を失いかけたりバランス感覚を失うことで生まれやすいもの。

天秤の皿を並行に保つように、自分の表面と裏面を重ねていくこと

いま、ここにいる自分を愛でること

私が私でいることが素晴らしい

あなたも素敵,私も素敵

そんな風に思えたらとても素敵、自らの主体性と客観性を自分のリズムで調えていきたいものですね。

そして23日は天秤座入りした太陽とは別のレーンの動きとして

天秤座ゾーンを逆行していた水星が乙女座の元に戻りました。

2022年秋の水星逆行は9月11日からスタートし、10月2日に順行に。

9月11日に天秤座8度からスタートした逆行が10月2日には乙女座24度まで戻りますが

よろしければご参考まで、

順行していた水星が乙女座24度を通過していたのは8月20~22日ごろ。

→この頃浮上した案件が再開するのが10月2日以降。

順行になった水星が再び天秤座8度を通過するのは10月16~19日ごろ。

→9月8日~11日付近に浮上した案件が再開するのが10月16日以降。

秋分のホロスコープの流れは冬至・春分に向けて区切りをつけながら3ヶ月~半年単位で進んでいきますので、8月~10月半ば、そして冬至のタイミングにかけて段階に分けて物事が順番に進んでいく運びと流れが生まれていく時期。

例えるならば

1つの楽章が終わって、また新たなセクションが脈を打つように始まっていくこと。

不要だと感じたものを無視せずに自分の変化に向き合うこと。

そのための抜かりない調整期間として、10月2日までの意味のある逆行期間(監査期間)を過ごせれば良いですね。

正直、現在は水星だけでなく

木星、土星、天王星、海王星、冥王星、カイロンと全部で6天体が逆行中。

一年を通して最も混沌とした状況に陥りやすい時ですから、年内に始まったことがまさに入り乱れているようなてんやわんやの状況を過ごしている人も多いはず。

水星というのは物理的に地球に近いため、逆行の影響も“監査案件=これ、忘れてない?!”ってな具合に体感しやすく、人によっては水星の向かい側の海王星の力によって(※物事を曖昧にする)で普段よりも調子が狂う、ふわふわする、体調を崩すなど様々な影響に見舞われているかもしれません。

逆行時に起こる出来事は、すべて意味のあること。

意味のある停滞、監査案件を乗り越えてより美しい秩序・自分なりのリズムを構成していきましょう。

Point

💡夏に始まった出来事が9~10月の段階で揉まれ、冬至に向けてブラッシュアップしていくようなイメージ

💡潔く嘘偽りのない生き方を志し、自己管理能力・タスク整理力を伸ばすこと

💡自分の現状の問題を正しく整理すること

💡自分を大切にするための小さな約束を守ること

💡自分の秩序を作るために、ルーティーン化、習慣化(継続)を図る

💡「終わりよければ全てよし」現状の混沌は気にしない、伸び代を伸ばそう!

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2022年9月26日午前6時54分、日の出の太陽に重なった月。

サビアンシンボルは天秤座3度【新しい日の夜明け、全てが変わった】

私の大好きな、読むだけで元気が湧いてくるようなサビアンシンボル。

朝の始まりと共に迎えた秋分入りすぐの新月が、新しい始まりを祝うようなメッセージに溢れているとそれだけで嬉しい気持ちになりますね。

この度は無意識・潜在意識領域を示す12ハウスで起こる新月です。

同じ部屋に逆行中の水星と金星、向かい側には境界線を曖昧にする海王星があります。

直感的に、または言語化できないような感覚で、変化を感じている人も多いでしょう。

ここ最近(人によっては月単位で)眠くて眠くて仕方なかった人。

夢見が悪く寝た感じがしない人。

体調が信じられないくらい悪かった人。

「それは言うなれば精神の成長に肉体が追いつけないような感じで、例えばパソコンやスマホのOSを更新するようなものだよ~」という話はこれまでも何度か行ってきましたが

(逆行中の水星と金星が海王星の真向かいにある影響はまだ続くため)この状況がいますぐ終わるわけではなく「もうちょっと辛抱してね…(小声)」と言う感じですが

この新月の体感で「目が覚めたらなんとなく景色が変わっていた」とか、ほんの少しの変化を見逃さなければ、どんどん物事が好転していくサインに溢れているのが分かるはずです。

過去の自分との約束を思い出して実際の実行に移す流れが生まれ、

夢から醒めて「新しい朝」が始まるようなこと。

“新しい流れを作る充電期間“を経て、ようやく新しい流れが動いていきそう。

もしくは、9月11日からの水星逆行の恩恵で様々な再開・再会的トピックや、出会いや、再挑戦の機会に恵まれている人も多いでしょう。

過去の自分の傷に向き合っている人も多いかもしれません。

これから始まる“新しい流れ“において絶対に欠かせないものは、

9ハウスの火星と4ハウスの土星が示す『識別眼と専門性』という盤石な土台

付け焼き刃の知識では至らず、

かといって鮮度がなければ届かない、

あらゆる意味での情報量・知識の質が試される時です。

もし、この考察を読んだあなたにとって

今が漠然とした焦りを覚える状況でも、その心配は必要はありません。

必ず必要な時に必要な運びがあるのです。

今の状況は、万人共通の影響として混乱をする人が多いはずです。

なぜならば、不確かな情報が錯綜し一体何を信じれば良いのか分からない

時代を先導するような希望の光が見えない時期でもあるから。

だからこそ、です。

信じられるのは自分のみ

小さな自分との約束を守り続けていくことで生まれる、自己信頼という自分軸が

とても大切な時なのです。

秋分に続いて新月なので縁起が良く、新しいお願い事や目標を立て直す方も多いと思います。とても良いことです。

ただ、今は。新しいものではなく、すでにあるものを磨きながら然るべきタイミングに備えるべきだと個人的には感じています。

そのほうが、結果的に近道だから。

大丈夫、きっとうまくいく。

見落とした様々な伏線を拾いながら、これからまた新しいリズムを作りながら、一緒に良い流れを整えていきましょう。

長い文章を読んでくださりありがとうございました。

また来月もよろしくお願いします。

淡の間

2022年9月10日魚座満月

2022年9月10日 日本時間で午後18時59分、魚座の満月です。

9月の満月は十五夜、そして中秋の名月とも言われる見事な月を前に

心奪われるように月光浴をされる方もいれば

ぐったりエネルギーを奪われる方もいる、

十人十色ある月との関わり。

わたしはどちらかというと満月はとっても苦手で

夜眠れなくなるのに昼はものすごく眠くなるという普段のリズムを狂わされる感じとか

普段押さえているものが沸き立つように溢れている感じとか

月の前では嘘をつけなくなるような気がするのです。

皆さんはいかがでしょうか?

西洋占星術的に見れば、

潜在意識・無意識領域を管轄する魚座の位置で起こる満月。

ここ数ヶ月の間の疲労や精神面での不安

内なる闇が洗い出されるように溢れ出る浄化の月です。

体質的に見られる影響は

☑︎眼精疲労や内臓の弱り(胃もたれ、胃腸炎)

☑︎足腰の弱り

☑︎甲状腺の弱り

外的に見られる影響は

☑︎再開、復活

☑︎縁の切れ目

☑︎故障

など。

魚座の向かい側の乙女座領域は「目にみえる現実世界・調整と管理」を示すサインであるため

見えないものが溢れ出たことで普段のリズムを崩されている方もいるかもしれません。

サビアンシンボルは魚座18度【巨大なテント】

テントの中でさまざまな催し物・エンターテイメントを楽しむように、

たくさんの喜びや楽しさが待ち受けているこの秋。

水面下で準備し続けて発表の機会を待ち受けていたあなたが

急にスターダムに上がったり、企画の中における主役へと変わるような

明るい兆しを感じます。

6ハウスの太陽、2ハウスの天王星の連携で

仕事運の好転、稼ぎ方の変化。

思わぬ形でお役目が変わっていくこと。

新しい収入口、具現化の道など。

又は今まで興味がなかった人も急に占いやスピリチュアルへ興味を持ったり、

未知なる世界へ誘われているような流れの中で啓示を受け取ったり、

又は、新しい発表の場(ex ,テント)を得て

いかに自分らしい表現していこうかと頭を捻ったり。

インスピレーションをどのように具現化するかどうか、

それが自分の今の課題であると体感する人が多いようです。

さて、この文章の中では

表現をするとか

主役を全うするとか

聞いたことはあってもなかなかピンと来ない言葉を連ねていますね。

いざ、その当事者になればよく分かるのですが、人によっては

表現をする、又は役割を全うするということについて非常に困難な場合の方が多いものです。

振り切って普段の自分とは別な人格を演じるだとか

又は人前に出るだとか、自分の人生において受け身をやめて主体的な姿勢をとるだとか

「社会の上での肩書きに転じてその役割を全うすること」というのは、

なかなかの思い切りが必要で、何らかの勢いがなければ踏み出せないような覚悟のいる選択です。

又は、環境や関係性だけではなく機械や道具の故障もあり得ます。

「役割を全うするための選択をする」という行為において余計な雑念をなくすために

これまでの関わりや人間関係や環境そのものが一変するようなことがあり、人によってはその変わりように孤独感を覚え戸惑うこともあるかもしれません。

これらは総じて、あなた自身の周波数や波動が変わったことで

ステージの変化を予測している状況と言えるもの

変化というものは、終わりと共に始まってゆくもの

今回の満月は、ただの浄化や節目を示す というだけではなく

ASCに逆行中の木星、向かい側のDESに逆行を始めたばかりの水星が位置している

“重要な点検を伴う満月”という意味合いがあります。

自分のアップデートを図る上で不要なものを削除していく。

OS上の重たいアプリケーションを消して本当に重要なものだけ残し

サクサクと快適な操作性に戻すようなこと。

2023年以降のあなたが身軽に動いていくための調整が必要な場合、

一旦、現在の状態を中庸に戻す(あらゆる意味で偏りがないようにする、こんがらがった絡まりを解く)という意味での浄化作用が起こるのかもしれません。

現在、拡大と発展の作用を司る木星は牡羊座から逆行しながら2022年を振り返り

再度魚座へと引き返しの最中です。

魚座から牡羊座への移行は、周期が一周すること。

ある1つのサイクルが終わりを迎え、新しく始まろうとすること。

実際にこの2022年はあらゆる文化人や一時代を築いた偉人たちの訃報が相次ぎ

世が悲しみに暮れ、“1つの時代が終わった”ような思いがありましたね。

☑︎2020年12月のグレートコンジャンクション

☑︎2022年12月の牡羊座木星正式イングレス

☑︎2023年3月の冥王星水瓶座イングレス

この流れ、まさに宇宙レベルでの世代交代。

世間が大きく渦のような勢いで変化しながら新旧のバトンを受け渡している様子であり

その影響が個人レベルとなると

☑︎人間関係の変化

☑︎肩書きの変化

☑︎価値観の変化

☑︎身辺・環境の変化

これらの影響が見られても何もおかしくないのです。

しかもその変化は、じわじわと忍び寄っていて

気がついたら数年前とは状況が一変していた!という方が今後ますます増えていくでしょう。

満月のスタートとともに始まった水星逆行は10月2日まで。

文字通り“流れそのものを監査、点検する”影響により

再開や復活の兆しも濃厚。

急なお知らせや繋がりなども活発化して、フットワークの軽さが活かされそうです。

色々と変化しているうちに振り回され、よくわからないうちに何かが始まってしまったというよりは、9月のうちにしっかり整理・調整に時間を割いて、変化を恐れずにこれからのステージに備えていくことが良いと思います。

どうせその時が来たら、いやでも忙しくなるんですから。

特にこの満月付近でいろんな変化があって心を痛めている人、変化についていけないような気持ちの人は無理せず気持ちを落ち着けながら状況に適応していきましょうね。

今受け取っている変化の先にあるものはアップデートした未来

共に未来に向けて前進して行きましょう!

今回の考察も読んでいただきありがとうございました。

近頃、持病の腱鞘炎やら眠気やらで執筆が遅くなり申し訳ありません。涙

時間差でも良いと楽しみにしていただくご連絡をいただくと本当に救われます。

いつも応援していただき本当にありがとうございます。

この文章を読んでくださった方に幸せなことがたくさんありますように。

淡の間より

2022年8月27日乙女座新月

2022年8月27日午後17時17分ごろ、乙女座の新月です。

サビアンシンボルは乙女座5度【妖精の夢を見る男】

現在魚座の位置にある、夢見の星である海王星と乙女座の月がちょうど向かい合わせになるタイミングをはかったような新月らしいシンボル。

“妖精の夢“とは、まだみたことが無いものへの憧れを示します。

夢(インスピレーション)は実現しなければただのイメージで終わってしまうものです。

理想像ばかりが大きくなってしまい、なかなか具現化することもできず路頭に迷う人たちにとっては

内なるイマジネーションや理想像(夢)をいかにして形にするか、またはその具現化に向けた勢いを増長させるような、希望のエナジーが湧いてくるような出来事が。

夢見のメッセージ、無意識世界への誘い・・・ということで無性に眠くて眠くて仕方なくなったり

乙女座の身体部位である内臓部位、または視覚的部分への調整が入ったりする人もいます。

シュタイナーの精神哲学を引用して考えれば、睡眠時は貴重な成長と休息の時間なのですが、

今回の新月時に無性に眠くて眠くて仕方がなかったり何らかの体調不良が起こった人は

☑︎普段の休息が足りてなくてなかなか頭が働いてないよ〜

☑︎気持ちは元気でもしっかり身体は疲れてるよ〜

☑︎精神の器である身体を整えて!健康が資本だよ〜

というサインではないでしょうか?

わたし自身も、まあ眠くて眠くて全く頭が働かず、考察の更新がこんなに遅くなってしまったというわけです・・・(言い訳ですね、御免なさい)

現在、2022年も後半時期に入りかけ、数々の天体が逆行(監査・調整)を連ねている最中ですが

中でも土星と天王星が90度の葛藤の角度を形成しながら逆行している点は

新月と逆行明けが重なった2022年の8月後半から約半年間の間に“これまで起こったあらゆること“の調整を施し、水面化にあった一筋縄ではいかない問題の精算によって世の中に大きなインパクトを与えるという出来事の勃発を意味しています。

逆行中の天王星は牡牛座の位置に。

天王星は革命的なこと、枠組みを超えていくこと、電撃が走るような衝撃。

牡牛座は価値のあるもの(お金や財産など)を意味します。

逆行中の土星は水瓶座の位置に。

土星は時代と時代の移行期に「ある問題」の調整を行なったり、長い時間をかけて向き合うべき問題の提示や、課題の提唱。

水瓶座は一人一人の人権の尊重や発達した知性を意味します。

労働環境や金銭的なことにまつわる問題、人権問題、社会的な格差問題がより一層浮上しやすいのもこの時期の特徴で、2022年の下半期の逆行の影響によって、様々な問題が出るわ出るわでキリがないほど。

明日は我が身、自分自身の小さな問題も見落とさないようになるべくクリーンな身辺を心がけましょう。

新月の直前に水星と冥王星が関わったことで、限界まで追い詰められたような状態をようやく客観的に見られるようになった人も多いと思いますが

この度の新月と火星の90度からも「ある問題の炎上」「攻撃性」などが見えるほか

炎上やインパクトのある出来事によって人の注目を浴びるようなことが。

一体全体何でそんなことがおこっちゃうの?!って度肝を抜かれるようなびっくりニュースも。

土星のサビアンシンボルが水瓶座20度【絶望し幻滅した女】だったことなども含め

それらの影響を知ってか知らずか、世間的な問題と宇宙の影響が不思議なくらいリンクしているのを感じます。

ある若い芸能人カップルが離婚を発表し物議を醸している点や、

大物役者による性的被害のリーク、大手製造業の労働環境問題など

ある対象が何らかの失望を受け取ることによって

見てみぬふりをされてきた問題を世間に知らしめることになるのは一種の怪我の功名のようなことかもしれません。

ただし、問題をずっと抱えてきた当事者にとって、その問題が表在化したことだけでは心の傷が癒えること無く逆に傷を抉ってしまうことが大半で、多くの人の意見を受け取ることで不要な攻撃まで受け取る二次、三次被害が勃発することもあります。

そして、その場合の被害者は大概の場合が女性や社会的弱者であることなどを見ると

まだまだこの世界にとっての多様化社会・助け合いの社会・誰もが幸せな社会というものが果てしない向こう側にあるような

【愛と自由の風の時代】などという理想郷はまだまだ果てしなく遠くにあることを感じざるを得ないかもしれません。

理想の社会は遠いということを知らしめられているような心地がします。

天王星のサビアンシンボルは【新しく形成される大陸】。

地の時代から風の時代への移行はそう甘くない。

しっかりと膿を出した状態で土台を固めながら、自分にとっての理想郷を築いていく。

そのためには上澄みだけでなく、内側からの調整が絶対不可欠であること。

個人的な状況においても、何か大きく成し遂げたいことがある人ほど外の外壁を埋めるような作業よりも

内面的な引き出しの増幅、調整、管理が伴ってこそ本当の意味での成功であり

そのために見えない部分の調整に向き合う半年間(新月⇨満月)にするべきではないか?という大いなる意味を伴うメッセージではないかと感じるのです。

来年2023年3月、現在山羊座の元にある冥王星が水瓶座に移行し

【本格的な風の時代】もとい、外堀だけ固めた表面的な薄っぺらさだけでは生きていけなくなる時代に突入します。

つまり、内在的な問題の解消や体調管理も含めて、見えない部分と見える部分を整えてこそ

どんな時代の激流にも流されない強い軸を形成する必要があります。

・みんながやってるから

・みんなそうだから

・どうやって改善していいかわからなかった

という、他人軸任せな甘えが通用しなくなるのです。

つまり、【個の時代】とはあらゆる意味で自己責任を問われる自衛の時代でもあります。

今月の満月のとき(8月12日)

これまでゆっくりペースだった人にとっても、目の前に積まれたタスクの山を見て

「どれ・・・そろそろかな」と重い腰を上げ始めた人も少なくないはず。

悪しからずですが、この考察を読んで無性に焦る必要はありません。

なぜなら、あなたが向き合うべき課題はしっかり分かりやすく目の前にあるはずなのですが

気がつこうとしていないこと(見てみぬふりをしていること)が問題なのです。

大きく広げようとしなくていいから、まずはひとつずつ。

わたしが口を酸っぱくして伝えているジャーナリング(記録すること)の必要性は

自分の内面にある問題を表面化するためのとてもシンプルな方法なんです。

難しく考えなくてもいいから、やらなきゃいけないことリストを作ってみる。

やらなきゃな〜と思ってるけど面倒臭くて後回しにしていることほど、クリアした時のスッキリ感とご褒美ギフトのクオリティが上がりますよ!

(※ご褒美ギフトは比喩表現なんですが、わたしは何か問題が終わると必ずギフトのようなことが届いたり次のタスクが分かりやすく見えてくるんだけど、同じ方いませんか?)

今回の新月、理想を片っ端から描くインスピレーションノートやビジョンボード(詳しくは調べてみてね)を作ってみるのもいいんだけど、もっとなるべく具体的な【現実的にやらないと年越せないリスト】を作ってみて数ヶ月〜あるいは年単位でいいから取り組んでみるのがおすすめです。

あと、とにかく全員共通なんですが

しっかり寝て、栄養のあるものを食べて、しっかり休んでくださいね。

当たり前のことなんだけど、それができていないから問題が起こるのです。

今年の夏は本当にハードでした。

特に獅子座、水瓶座、牡牛座、蠍座に個人天体とアングル持ちの皆さん。

泣けてくるほどお疲れ様でした。

双子座、射手座に個人天体とアングル持ちの皆さんと、次点で風星座チーム(天秤、水瓶)さんは

2022年後半〜2023年に向けてどんどん色々動いていくからしっかり準備運動しといてください!

それでは今回の考察も読んでいただきありがとうございました。

微力でも皆さんの幸せに貢献できますように!

淡の間より

2022年7月29日獅子座新月


2022年7月29日午前3時頃、獅子座の新月です。

新月はこれから何かが始まっていく可能性を秘めたとき。

始まったばかりの獅子座の太陽シーズンは、内なる創造性が燃えて熱くなるような季節。

サビアンシンボルは獅子座6度【時代遅れの女と最先端の少女】

自分の中にあるギャップとビジョンを重ね合わせ、乖離している状態から脱却するための出来事。(※乖離 かいり・・・かけ離れていること)

夢から覚めるように現実の世界との標準が合う。

今、ここでようやく、生かされていると感じる体感。

本日を含むこの数日間で

☑︎なかなか消化しきれないと感じること

☑︎心が燃えるように感じた、とあること

☑︎内なる戦いの火蓋が切って落とされるようなこと

このような状況や感情に見舞われている方は成長のチャンス!!

しかし、分かっていても理想の姿と現状がかけ離れていることを受け入れるのは少々苦しさを伴うことですよね。

その気持ちは、とても良く分かります。

自分はまだまだ未熟者だという絶望や怒りにも似た感情があるならば、あなたはさらに成長できるという可能性と創造性を秘めた“炎“であるという前向きな状況を暗示しています。

たとえ現状がいかなる状況だとしてもこれから事態が好転していく暗示だと、ことが過ぎた後にきっと腑に落ちるはずです。

それらの出来事は

『自分の人生の主人公は他でもない自分である』と実感するために描かれたシナリオの伏線の一部であり

ここから始まることが、未来を明るく照らすためのきっかけになると教えてくれている。

人によっては、ひどい眠気や身体のだるさ、背中・上半身の痛み、不整脈などの体調不良も見られるかもしれません。(※影響はあるかもしれませんが、長く見られるようであれば自己判断はやめて病院へいきましょう)

ちなみに・・・

今抱えている物事や最近生まれた情熱やひらめきのようなものは、あまりにも自分の心のうちを高鳴らせるものだから、ついついたくさんの人に話したくなったり広めたくなるかもしれません。

(※人によっては愚痴なども・・・)

ですが、

その生まれたての「炎(原動力、アイディア)」は、あなただけのオリジナルのもの。

なるべく人に模倣されることのないように大切に守っていくべきです。

焦らずともチャンスは必ずやって来ますから、むやみに広げ過ぎず来るべきその時が来るまで確かに守り育てていきましょう。

同感して協力してくれる大切な方々との関係性は大切にしつつ、

できる限りその時が来るまで大切にしまっておいてください。

成長サイクルの目安となるのは約4ヶ月後の新月、11月24日まで。

実は今日7月29日の新月と4ヶ月後の11月24日の新月には、ある関連性があります。

新月明けから逆行を開始する木星が再び新月の日に順行するまで、火のエレメント(獅子座⇨射手座)のサインを跨いでいく約4ヶ月なのです。

5月から牡羊座に入った木星はこの逆行期間を経て再度魚座の元に戻ります。

この時期、今年度にせっかく進めた物事がまた振り出しに戻るような、あるいはまた別なある種の混乱を招く状況も予想できます。

少し先の話ですが、途中の10月30日から年明け1月までは火星も逆行に入ります。そのため、10月30日〜11月24日まではただ頭で考えるだけではなく実際に体を動かしながらフィジカルを鍛えるような忙しいトレーニング期間になりそうです。

年明けに火星が順行に戻ってから数日後には2023年度の全天体順行期間に突入します。

これから新しく何か物事を始めようとしている人は、2023年の1月半ば〜4月頃に向けて計画を練りつつ準備を進めてみてください。

獅子座の新月から始まる木星の逆行から4ヶ月後の射手座の新月、そして来年の年明けまで続く成長のバトン。

つまり

この夏から始まった熱い挑戦、もとい生まれたばかりの「炎」は、遠くは来春(または12年後、12年前の自分では叶えられなかった再挑戦)に向かって繋がっていく希望に満ちた挑戦だということ。

その「炎」は、今は小さなものだとしても、いつか多くの人々を巻き込んでいく前向きな求心力を秘めたものになるのでしょう。

そういう意味では、これからの4ヶ月間は2022年の総ざらいのような大切な時間でもあり

これまでの12年間の自分を励ますような時間でもあり

別の捉え方では 今後の12年を支える胆力を鍛えるための時間になりそうです。

どのような運びがあっても、きっとあなたの可能性をより広げてくれるための意味のある時間になるはず。

その「炎」が大切に大切に吹き消されることのないよう、育てていきましょう。

___________

〜これから約4ヶ月間&来春に向けたチェックリスト〜

☑︎最近生まれたばかりのアイディアを実現化に向けて育てていくこと

☑︎今年の5月から始まった物事を、よりブラッシュアップしていくこと

☑︎現状の自分の問題点を発展していくためのトレーニング期間にする

___________

ここで冒頭の文章を再び。

新月はこれから何かが始まっていく可能性を秘めたとき。

始まったばかりの獅子座の太陽シーズンは、内なる創造性が燃えて熱くなるような季節。

重ねてこれから先の未来が熱を帯びた映えあるものになるように、振り返りながら計画を立てて見てください。

この考察が読者の皆さんの前向きな参考になりますように。

いつも読んでくださりありがとうございます。

夏バテや熱中症、まだまだ猛威を振るう流行り風邪には十分気をつけて過ごしましょう。

2022年7月14日 山羊座満月

 

2022年7月14日午前3時、蟹座の太陽と山羊座の月が向かい合って満月になりました。

満月の度数、山羊座22度のサビアンシンボルは

『敗北を優美に認める将軍』

☑︎潔く認め、状況を受け入れること

☑︎言い訳をせず成長の機会を受け入れること

☑︎適切で誠実な対応をすること

☑︎関係性の精算

☑︎インナーチャイルド(記憶)の癒し、見直し

_______

山羊座は社会的な責任や、国家権力や社会の中枢組織を示し

向かい側にあたる蟹座は家族の問題、土台、人格のルーツなどを示します。

満月が起こるのは7ハウス、関連テーマは対人関係やパートナーシップなど。

ある関係が終わりを迎えたり、社会における自分の振る舞い方や肩書き・役割などを改めてかんがみたり、なんらかの関係性が一旦を終わりを迎えて再構築になる運びです。

自らの無力感、共感や同調を得られずに感情をぶつけて自暴自棄になることもあるようですが、形だけの繋がりやごまかしで続いていた関係性を修復するとき。

冥王星という破壊と再生をもたらす星が、逆行中の海王星(目に見えないスピリチュアルな領域)に対する認識や関連性と関わり合い、蟹座の支配星である月を通して伝えるのは、根腐れした社会構造の問題を思わぬ形で表しました。

太陽と天王星のアスペクトは、ある家族の内面的な問題(太陽×カイロン)がまさかの思いもよらない出来事(天王星、または満月前のTスクエア)がきっかけで表沙汰になること。

満月を通して形成するカイトのような図、それは地下水脈のように蔓延っていた社会問題が思わぬ形で溢れ出すように表在化している現在の世相をそのまま具現化しているかのようです。

蟹座水星・牡羊座カイロン・山羊座冥王星のTスクエアは、家族(母性)の記憶に対する悲しみが社会への怒りに変化してしまった状態と、社会の構造そのものや無条件に与えられていた信頼性が音を立てて崩れていくようなこと。

双子座の金星と水瓶座の土星の調和はジャーナリズムのあり方や形骸化してしまった民主主義のあり方を問いますが、海王星の逆行によって「何を信じるべきかわからない」真偽の分からない情報やごまかしが錯綜します。

冒頭で伝えたサビアンシンボルの通り、満月付近に起こった問題がネガティブな現象として現れている人は、それに対していかに誠実に対応できるかどうかが鍵となりそうです。

ただし、満月付近に起こった多くの問題はなるようにして起こった因果応報的なことである為、自分にも非があることを内心認めているかもしれません。もしかすると、この出来事を通して精算できたことで「荷が降りた」ような心地がする人も多いでしょう。

本当の誠意というものは、問題が起こったときでないとなかなか見えてくるものではありませんから「何かが起こる」ときにどのような振る舞いができるかが命運の分かれ道なのかもしれません。

満月の約1週間前に起こったKDDIの通信障害は大変なトラブルを生みましたが、その後の会見で見えた社長の対応が話題にもなりました。

なるようにして起こった制裁を通して新たな関係性の構築や役割がはじまっていくきっかけ

ですので、前を向いて前進あるのみ。ともかく自分に対して誠実であること、その一点を大切に。

現在は年の半ばで最も天体が逆行している最中。

社会的にも個人の問題としても混乱が生じやすい時期ですが、天体配置の共通点からは1980年代後半〜90年代前半の焼き回しのような時代錯誤感を覚える人もいるかもしれません。

8月前半〜10日〜20日にかけては、火星(トラブル/戦い)と天王星(まさかの出来事/原子力)とドラゴンヘッド(宿命/世間の流れ)が重なるという、夏の大波乱期がやってきます。

どうか最悪の事態は避けたいものの経済的にも大きな変革が訪れる見込み、8月20日以降火星が乙女座に移動するまでは少々緊張感が見える夏になりそうです。

ポジティブなこともお伝えしますと・・・

火星のサイクルは2年に一度、今年の下半期は牡牛座から双子座にかけて(逆行も含むので双子座火星期は来年1月まで)火星が滞在します。

不動宮・牡牛座の普段のマイペースさを考えると、天王星と火星の勢いにせっつかれて普段よりもエンジンが入るチャンスかもしれません。

太陽、月、火星、ASC、MCが牡牛座(または蠍座)の方は7月5日〜8月19日まではチャンスの時期。

☑︎今しか挑戦できないこと

☑︎今しかない!と奮い立つこと

☑︎能力をしっかり生産性に変えていくこと

☑︎(土星とのアスペクト)時間をかけて向き合っていくこととの対峙

これらの課題を通して運命が熱を帯びて変化していくような、文字通り熱い熱い夏になりそうです。

キーワードだけ見れば少々物騒ですが、大きな変革期であることは確かであるこの夏。

大袈裟に心配にならず勢いを前向きな力に変えて行けたらいいですね。

正直これほど世相が現れる満月図が興味深くてならないです。

参院選の結果に落ち込んだり、あるいは低気圧でぐったり気味の方にも元気をお届けした炒め、先日締め切った応募者全員プレゼントの到着を待っていて欲しいと思います!

淡の間は7月17日で3周年を迎えます。

4年目も慎ましくがんばっていきたいです。至らないことの方が多い私ですが、いつも心を寄せて支えてくださってありがとうございます。。。。🙇🏻‍♀️

引き続きどうぞよろしくお願いします。

長い文章を読んでくださり、ありがとうございました。