2023年8月31日魚座満月

2023年8月31日午前10時36分、太陽と月が向かい合って満月。

今日の満月は魚座の位置で、月の軌道が最も地球に近づくスーパームーンとのこと。

聞けば、次に見られるのは2029年3月30日とか?

地球に対して物理的に近づくことで地球の生命体である私たちや取り囲む環境への影響も強いと言わますが、特に体調面への影響ばかりではなく8月最後の日の満月ということで仕事などの区切りなど、実生活上でのターニングポイントを迎えられた方も多いのではないでしょうか。

この度の魚座位置での満月は4ハウスという「土台」と10ハウスという「社会的評価」を示す場所を対岸に向き合わせたテーマ。

どんな土台の上で、どのように生きていくか。

「結果」に相応しい「環境」を自分のために用意できているか。

神は細部に宿る。見えない部分にこそ美学が表れる。

思っているよりずっと、あなたの美意識は周囲に影響している。

生活環境、家族、社会的な基盤、自分のルーツである家族との問題、金銭的な問題など、なかなか表に出てこないような部分でも“グラグラと建て付けが弱くなっている箇所“や、自分の中で強化したい部分、精算が必要な部分の点検、修理。

何よりも、ただ厳しく辛いだけではなく「楽しく嬉しく健やかに生きてこそ」という原点に立ち返るような分岐点になるかもしれません。

特に普段から「私が大変な思いをすれば良い」という自己犠牲的な姿勢をとることが多い人ほど、普段自分自身が抱えているストレスなどが身体の調子を通して表面化するだけではなく、見えない神経系への負担を強く感じるきっかけになったかも。

昨今世間を賑わせる某有名芸能事務所の問題は今年の3月に土星が自浄作用を促す魚座の位置に入室してからのこと。他にも、木星とドラゴンヘッドのコンジャンクション(木星食)の作用なども相まって、社会的に権力を持っている対象や形骸化している部分への点検作用などが衝撃的な事件を通して表面化した2023年の上半期。

他にも、7月後半に移動した牡羊座と天秤座ラインでのドラゴンヘッド-テイルの座標の影響もあってか急な別れ、中止や変更、健康面や仕事での急展開などが起こり、心の忙しなさに戸惑った人も多いかもしれません。(特に牡羊、天秤、蟹、山羊の後半度数に太陽やアングル、個人天体、カイロンを持っている人など)

しかし、一見不安を煽るような展開に見えて、自分自身がブレずに志を立て直しルーティーンを見直すことで新しい成長をもたらす出会いに恵まれる。

あるいは、伸び悩んでいる“伸び代“を引き出すきっかけになるでしょう。

特に大きな影響が現れた(ように感じる)方は、来年の1月後半まで自分なりにテーマとルーティーンを決めて取り組んで「新しい生き方」を模索してみてください。

特に何も思いつかない方でも将来の健康習慣につながる新しい趣味を始めてみるのも良さそうです。

今回の満月付近、蠍座・牡牛座・水瓶座・獅子座(に太陽、月、ASC、MCなど個人天体、プログレス含む)の影響を強く受ける人にとっては、パートナーシップや対人関係を経て自分自身が大きくアップデートするような出来事に恵まれるでしょう。きっとそれらは後ろ髪引かれる思いを振り切って境界線を引くことで自分自身を取り戻すようなこと。

金星逆行による影響は、金星の領域である「お金」や「恋愛面」「自己表現」「自己承認」における点検作用。恋愛のもつればかりではなく、聞けば(特に水瓶座、獅子座の影響を受けている方に多いようですが)カードの不正利用などが相次いだりだとか!

合わせて水星逆行が9月16日まで、前日15日は乙女座の新月です。

この満月からの約2週間、自分の曖昧になった習慣の立て直しやさまざまな周辺の整理を行うことで水星の神様は行き滞った流れやご縁を運び直してくれるでしょう。

乙女座のシーズンになると、私はいつも矢沢英吉さんを思い出す。

「俺は別にいいけど、〇〇はなんていうかな?」と心の中で反芻させるたび、なんと汎用性の高い名言なんだろうかと思うのです。

今回の満月において、きっと自分では決めきれないようなことや、半分強制的に終了したことなどに対して後ろ髪を引かれることがあるかもしれません。あるいは自分の中で泣く泣く別れを告げて自分自身をアップデートさせる覚悟をした人もいるでしょう。

今は立て直しや足場の強化が必要な時。

あるいは、新しい生活を整えてから見えてくる「人生の希望」に対して備える時。

思い切ってデトックスをした人からやってくるご褒美こと、新しい人生の喜びに出会えるはずです。

8月の後半から9月16日前後までは、太陽と土星が向き合うばかりでなく混乱した状況の整理を行う水星逆行の影響でか気持ちが憂鬱になったり、いつになく体調を崩すなどして自分自身へ自己嫌悪感が表れる人もいるかもしれませんが

負担がかかりやすい部分、弱っている部分、メンテナンスが必要な部分がわかりやすく影響に出ているということは、ある意味とてもわかりやすく喜ばしいことではないでしょうか。

9月23日は上弦の月と共に迎える秋分。

この夏に向き合ったメンテナンスの結果が続々と現れ始める時期。

読者の皆様におかれましては、「表面的な問題は全て伸びしろ」と捉えていただきまして、新しい季節を迎えられますように!

8月もありがとうございました。9月もどうぞよろしくお願いします。

9月15日の新月までの2週間。

新しいルーティーンを作ってみるの、おすすめですよ!

淡の間

2023年8月2日水瓶座満月

2023年8月2日午前3時31分ごろ、西洋占星術では水瓶座のゾーンで満月を迎えました。

満月は8ハウスで。

サビアンシンボル水瓶座10度【一時的だと証明される人気】

日本時間での満月時のASCは蟹座。

蟹座の支配性は月ですので、今回の満月の作用は個人の生き方へと影響が反映されるでしょう。

「正しく受け取るためのターニングポイント」

「適材適所のありがたみ」

「日常は宝物探し」

何者でもない、ラベリングを外した「自分」として生きることの決意。

今の自分がどこまで通用するか、ここ数年かけて作り上げてきた土台をもとに「受け取る」と決めること。

日常から生まれる豊かなクリエイティブ。

より、オリジナルな創作を楽しむこと。

日常こそクリエイティブであるという体験。

美しさは身の回りに溢れている。

本質的な内面との矛盾がなくなるような適性をいかす働き方を模索すること。

あるいは内面的に考えていることと表層的な行動で乖離している何かを埋めるために、前向きな行動へとポジティブな方向転換。

全ては、自分のためにようやく吹っ切れること。

ここ数年かけて準備してきたことに誇りを持って自分の人生の転換期を迎えること。

自分の心の外壁が脆く(世はそれを繊細な人たちと呼びますが)他人や外野からの侵入を防ぎきれず、ついつい精神的な疲労が蓄積してしまう人たちは、自己防衛のためにあらためて「他者との境界線・外壁」を構築する方法を学ぶとき。

最も効果があるのは必要な栄養をとって体質改善を試みたり、時には「NO」と言える覚悟を持つこと。

今後の人生を過ごす上での大切な土台を作るためにここ数年知らずのうちに猛烈に人知れない努力を重ねていた人たちは、ようやく「おめでとう!」と自分に言ってあげられるような大きな山を迎えます。それはゴールではなく、あくまで「始まりのための終わり」。ここからがやっと本番です。

「自分の人生の主導権」を扱うことにまだ慣れていないあなたは、まだまだ自分自身の運命を他人に委ねてしまうあまり、ついつい自信がないことを言い訳に様々なことに対して踏ん切りがつけられない状態かも知れません。

何かが消化不良になっていることを感じながらも思い切って行動が出来なかったり、

他責思考に陥って思うように行動を起こせないと感じるのであれば、どんな小さな規模のことでもいいから「自分で決めることに罪悪感を持たないようにする」と自分との約束を決め、それを守れるように意識してみてください。

地のエレメントの好角度によって特に仕事においては現実的なサポートを受けられそう。

より具体的なテーマを実現させるために強力な助っ人の登場なども見込めます。

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今回の満月は、獅子座の太陽と水瓶座の月が向かい合います。

太陽は「自力で稼ぎ上手」の2ハウスに、月は「全力で受け取り上手」の8ハウスに位置することで、本質的な内面の乖離や矛盾を埋めていくことで思わぬ収入や「プレゼント案件」につながる気配。

自分が最も輝けることを見つけて思い切って行動する人も多そうです。人生の転換期だと自覚できるあなたへ、おめでとうございます!

「今まではなんとなく付き合いがあったけれど、近頃息苦しいな」

「なんだか無意識に遠慮してしまうな」など、繕えない人間関係の不協和音が聞こえてきそうな気配もあります。表面的な関係性が途切れることで少しの寂しさや孤独を感じることもあるかも知れませんが、長い目で見るとより深い本質的なつながりへと精査されていくから安心して。

お金の使い方に関しても要注意。7月末からスタートし9月4日まで継続している金星逆行の作用で普段以上に見栄っ張りになったり、外部からの視点を介在させた承認欲求が暴走していたりするかも。

本質的なものほど、ほんの少しでもあなたを豊かな気持ちにしてくれるもの。

あえて多くは要らないと心から思えるものです。

大きく盛り上がった状態で一度深呼吸し、可能であれば一晩寝かせ、それでも必要だと思ったものだけを手に入れましょう。焦らなくても必要なものであれば何があっても飛び込んでくるから心配しなくて大丈夫。

この満月前後の運びは、いろいろな意味で大切なものだけがあなたの周りに残るようなオーラ的なデトックス作用もあるかも知れません。

「本当に必要なもの」を見極める心の眼を養うばかりでなく、自分自身のここ数年の心境の変化、感覚的な変化を“はっきりと“感じるでしょう。

あとは個人的に最も伝えたいことが、骨格のケアについてです。

現状逆行している冥王星や5月の木星食の影響は『形骸化していた構造の炙り出し』を全力で進めている最中ですが、個人レベルで言うと人間の構造である「骨」に対して大きく影響を受ける場合があります。7月から8月にかけての骨折や自律神経の乱れ、体調不良などは骨格からのケアでなければ根本治療が難しいかも知れません。

整体に行ったり、ストレッチをしたり。

表面的な対策にとどまらずにここもなるべく「本質的なケア」を試みてください。

なるべく気のせいだと思わないでください。

骨折をしたり体が痛むばかりでなく、肉体的になんらかの影響があることは運気の変わり目のサインだと思いますが、良い意味でその変化の影響をあずかれるように精神の器である肉体のケアを万全にしておいてください。

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先の話になりますが、2025年以降の牡羊座土星と牡羊座海王星次第においては自立性と独自性が求められます。

ここ数年曖昧だった境界線が明確になることで、全て人任せ思考停止している状態では冗談抜きで生き残れないような状況に見舞われるかも知れません。

自分で自分のことを決めきれなかったり、他人に人生を委ねるあまり他責思考になりがちな人にとっては今後ますます自分の首を絞めるような状況になります。

今のうちにできることから。

まずは「自分で決める / 自分で考えること」を意識してみてくださいね。

長い文章を読んでくださりありがとうございました!

淡の間