2022年3月21日春分図

2022年3月21日午前0時33分頃、太陽が魚座から牡羊座に入室して春分を迎えました。

西洋占星術の概念上で、太陽と言う自我の象徴が成長過程を一周して牡羊座に戻ってくるという様子にちなんで「占星術上での新しい一年の始まり」を表すのがこの日。

太陽が牡羊座に入室した瞬間の星図を「春分図」とし、まずは夏至までの約3ヶ月間の流れを読んでいきましょう。

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先日18日の満月考察から続く、新しい季節に向けたメッセージ。

春分時の日本時間で、1ハウス(アイデンティティ)は射手座にあり、支配星は魚座のもと3ハウスで水星と合。

この数年間の世界的な疫病の流行によって思うように身動きができず、押し込められたような心地がしていた人にとっては朗報です。

3月〜6月にかけて、ご無沙汰していた「遠距離の旅行」の気配が活発になるかもしれません。この数年間、夢にまでみた場所やインスピレーション、直感でビビッと感じた場所への縁があなたを新しい領域へ連れて行ってくれるかもしれません。

キーワードは「長距離の移動」「視野の拡大」「新しい世界への扉を開くこと」。

県外への移動を伴う長距離の引越しがすでに計画の中にある方も多いかも?

(※一方で、戦争による移民の入出を国内で受け入れるにあたり、準備が追い付かずに混乱を招く気配もありそう)

旅行を含む移動など、4月のうちに旅行先を探したり計画を立てておくのも良いです。

5月10日〜6月3日までは今年初めての水星逆行が。

双子座(移動・情報)から牡牛座(資産・所有)の星座を跨いでいくことから、この時期の契約ごとや移動は十分用心してください。

水星逆行時は「何かを行わない方が良い」とは思いませんが、どうしても気をつけていたって発生してしまうトラブルもあります。

4月29日までの前天体順行期間のうちに、今年の大きい流れが把握できている人は様々なことを大方整理しておくのが良さそうです。

人によっては、12年前の自分が叶えられなかった夢への挑戦、またはようやくたどり着いた目標・目指す真意に向けての専門的な学びがスタートする気配もあります。

射手座の示す世界は、物理的にも精神的にも広がっていく哲学的探究や、意識領域全般を示します。

旅行を伴う遠距離の移動だけではなく、教養を広げてくれる学びにもご縁が。

大学など専門教育での学習、哲学・宗教分野、出版、外国語、海外に向けた分野など、人それぞれの方向に違いはあれども「未だ見ぬ領域への挑戦」が始まりそうです。

「見えない不明瞭なこと」に対して意識が集中しやすい魚座木星シーズンがピークの現在、あらゆる情報が錯綜したり、ネット社会における情報の混沌とした状態に惑わされてはいないでしょうか。あまりにも浮き足だったトピックや現実離れしたこと、陶酔しやすいような地に足のついていない情報の取り扱いには要注意してください。

現実逃避を求めている人、現状から脱却する方法を求める人ほど注視すべきです。

意欲があっても空回りしたり、あまりにも果てしない目的の前に尻凄みしてしまったり、あるいは一時的な勢いに飲まれて始めてみたものの、熱し易く冷め易い現象で即終了・・・となる前に方向性や計画を整理してみましょう。

まずは紙に取り止めもないことを箇条書きしてみるだけでも頭が整理されるものです。

太陽が牡羊座に入ったとは言え、3ハウス(思考、意識、流れ)のなかに魚座の天体たちが集合している様子から、まだまだ意識にモヤがかかっていたり、これまで表在化していなかった問題が浮上していたり、気持ちが明るくならない人もいるかもしれません。

目に見えない不明瞭なことが広がる(木星×海王星)ことで、一時的に体調の悪化などが表に出てきやすい時期でもあります。2019年の年末から始まった異常事態に対し、無意識に体と心に負担がかかっていた人も少なくないでしょうから、ふとしたきっかけでため込んでいたものが噴出しても無理のない状況なのです。決して自分を責めず、体や心のサインを受け止めてあげましょう。

なんとなく不安なこと、明確ではないけれど気にかかることがあれば今のうちに出来る限りの対策を。

かかりつけの病院を変更するきっかけになるセカンド、サードオピニオンに繋がったり、

体質の遺伝子検査をしてみたり、悩みが具体的に整理できない人はカウンセラーに話を聞いてもらうことも良いかもしれません。

自分の心身のケアについて悩んでいた人にとってはかかり付けのお医者さんやセラピスト、自分のケア方法を見つける良いきっかけにも。

5月11日には木星が牡羊座に移行し、好奇心の種が本格的に芽吹き始めます。

この約数ヶ月、あるいは年末年始から低空飛行をしていた状況が、ようやく表面化していく時です。

牡羊座というモチーフから連想されるのは、生まれたばかりの赤子や物心のつかない子どもから発されるような純粋な欲求のこと。

「やってみたい」「行ってみたい」「ワクワクする」「まだ知らないことを知りたい」

この素直な気持ちが何より大切で、それこそがあなたを混沌とした意識の海から救い出してくれる一筋の光になるでしょう。

現在はカイロン(傷ついたコンプレックス)も牡羊座に滞在している影響から、

現状を打破するための純粋な行動力が功を奏する場面が多く訪れるかもしれません。

または、自分がこんなにも臆病だったことを知るきっかけに立ち会うことも。

失敗を恐れる臆病さを乗り越えれば、まだ見ぬ自分の別な側面に出会うためのきっかけが生まれ、それらが成功体験となり自然と気持ちも弾んできます。

まずは忘れかけていた純粋な気持ちを大切にしてあげてください。

重要なトピックが起こりやすいのは4月12〜15日にかけて。

主要な天体が、いくつかのヨードという特殊なアスペクトを形成しながら動いていく時期です。

神の指、逃げられぬ宿命とも言われるアスペクト・ヨードの影響で、私たちは歴史的な時代の変化、社会の仕組みが大きく転換していく生き証人になるかもしれません。

あるいは、個人の運命において「終わり良ければ全て良し」とも言えるような、ある一つの引き際に立ち会うことも。

また、今年のゴールデンウィークからの数日間は太陽と天王星がコンジャンクションしながらグランドクロスを形成していきます。

これまで動きづらかったこと、腰が重くなかなか進展しなかったことが意地でも動かされるような葛藤や大変化とも言えることが起こりやすい時期とも言えます。

断定はできませんが、この時期の災害などにも用心です。

具体的な対策は今まで手を回しきれなかった自宅の災害グッズを見直したり家の中の免震・災害対策をしておくなど。

肝心なことは「分かっていても後回しにしていたこと」が要チェックポイントになります。

天変地異とは、予測もなくいきなり現れます。

少々語弊が伴うかもしれませんが、この時期に個人の人生における「天変地異的な出来事」が起こりやすいかもしれません。該当星座の人は牡牛座・蠍座・獅子座・水瓶座、これらの星座的性質がホロスコープの中において大きく影響を受けている人。(太陽、年齢域天体、プログレス天体、ASC、MCなど)

その他、1991年〜1993年生まれのサターンリターン世代など。

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今回の春分図において、水瓶座の金星と牡牛座の天王星が「ミューチュアル・レセプション」という支配星の交換配置をしていることにも注目してみます。

ミューチュアル・レセプション(支配星の交換配置)とは、双方の天体の支配星が交換位置に配置されることでその効果が相乗効果になることを指す占星術の専門用語です。

この度はそれだけに及ばず、90度(スクエア)という葛藤による成長促進作用が加わる影響も現れます。

例えばそれは、社会問題における形骸化された「多様性、SDGs」など一種のブームやアクセサリーのようになってしまった概念に対する意識の補修や見直し、社会問題に対する本質的な対策につながる問題の投げかけ、あらゆるシステムの近代的改善、資産形成への意識の高まりなど。

喜びや豊さを感じる対象が、まさかの方向に変化していく人も。

豊かさの真意や、意識が変わっていく。

あるいは、ずっとずっと続いていた嗜好が変化したりするようなこと。

「不動宮」という、この世の形作ると言われる星座の間で発生する作用ですから、少々責任の伴うトピックであることには違いありませんが、あらゆる制限を超えていく(天王星)喜び(金星)が広がっていくようなことや、個人の力が社会をも動かす大きな力を秘めていると、改めて実感するような出来事を体験するかもしれません。

これからの時代は、良くも悪くもテクノロジーと情報を制するものが人生をも制する時代です。

誰もが情報を得られる社会となった今、その情報をどのように取捨選択するかは個人の裁量にかかっており、それらを精査するための知性が必要とも言えます。

世界中の様々なことが調べればすぐにわかる、世界中どこにいても繋がることができる利便さの裏側で情報の質も問われていく。

知性や教養の土台を作ることは自らの身を守ることです。

世界で起こっていることを自分で知理、学ぶことが最低限の自衛にもつながるのです。

「世界の現状」を知ることで生まれた疑問や学びが一人一人の意識を変え、社会構造の変革にもつながって行く。私たち一人一人に与えられた人権は社会を変える力にもつながっています。

一人ひとりの世界を広げるきっかけがなるべく正しく意味のあるものにつながるよう、私も未熟ながら発信側としての大きな責任を担っていることを改めて認識しています。

まずはこの春分にて、頭の中に広がる取り止めもないインスピレーションを整理して、具現化するための一歩を踏み出せますよう。

2022年春分 淡の間

2022年3月18日乙女座満月、冬眠からの目覚め

占星学では太陽が牡羊座0度で重なることを春分と呼びます。

本日は3月18日、春分は3月21日です。

数日後に春分を控えて満ちる乙女座の満月は、まるで赤子が母胎の中で世界の外に出てくる前の日のように、新しい季節の始まりを今か今かと待っているかのよう。

165年ぶりに重なった木星と海王星、その側に寄り添う太陽と水星は魚座のもつ混沌とイマジネーションへの誘いを増幅させている最中。

世界単位で広がる混乱の渦。カオスティックな現在の世界情勢を投影するかのよう。

あらゆる情報が行き交うSNSの世界で翻弄されたり、心に決めたはずの決意が曖昧になったり…分かっているのに決めきれない、あるいはなんだかモヤモヤして力が入りきらないような気持ち、抱えていませんか?

罪悪感を抱えながら、何かやましいことを抱えている人もいるかもしれません。

世間的にはタブーと言われるようなことに誰にも言えず飲まれている。

分かっているのに、理性が言うことを聞かず、快楽に飲み込まれてしまうようなこと。

分かっているのについつい食べ過ぎてしまうこと、自分を律せないこと。

今は、春の目覚めを前にこれまでに蓄積された膿を噴出し、全てを包括して受け入れるための過程を過ごす合間の季節です。

このところずっと、頭がぼんやりとしてなかなかスイッチが入らなかった方も、この満月を境に、冬眠から覚めるように少しづつ動き出す打開策が見えてくるかもしれません。

どうしても倦怠感が抜けない方は、もしかするとこれまで頑張りすぎていたのでしょう。

時期が来れば自ずと準備が整いますから、必要な時はしっかり休んで養生をするのが一番です。

特に目の重み、脚に滞りが生まれやすい時期です。

念入りにレッグケアを。より美しい水質、味覚を意識して身体が喜ぶような食事を。

ここ数日(数ヶ月?)食欲のコントロールが難しかった人は

春分以降から本気出しましょう。

かかとケアなんかも、そろそろ始めてみても良さそう。

意図せずこの満月を機に、一念発起して新しく何かをスタートするために

いろいろなことを準備して動いていた人も多いかもしれませんね。

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満月のサビアンシンボルは乙女座28度「禿頭の男」。

何も繕わない、何にも迎合しないような身軽さがテーマ。

潔く、中途半端なことをせず、思い切った決意。

想像してみてください。

聞く限りなんだかとてもキャッチーなシンボルですよね。

すこ〜し散らかっているわけでもなく

カツラでもなく

潔い、禿頭です。

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頭は私たちの理性が宿る大切な場所。

司思考の司令塔であり、理性(霊性)そのものです。

ちなみに乙女座の支配星は水星であり、知性や思考、情報やコミュニケーションを示します。

髪の毛は、神聖な頭を守る「緩衝材」のような役割を果たしています。

この満月を境に起こった出来事、用意されていた運びの向かう先は

本体の働きを取り戻すために「すでに不要となった緩衝材」を取り去って潔く開き直るようなこと。

冥王星やドラゴンヘッドなどの影響も相まって、蔓延っていたモヤモヤが無意識下で変容していくような、普段感じたことのない感情の中での変容への誘い。

言葉には表せないようなソワソワ感、逃げられないような渦の中にいる心地。

世間の大きな流れとともに人生の大きな転換を感じているかもしれません。

2019年、木星・土星とともに三つ巴を形成していた冥王星は、この社会、及び個人の感情の中にある「すでに形骸化した概念」を崩すため2023年3月に水瓶座に移る前の最後の仕上げに入っているのでしょう。

様々な葛藤の中で選択することは、すぐに結果が見えてくることではないかもしれません。

なぜなら、一旦取り壊した土壌の上にこれから先の未来を作るための新しい土台をこれから作るのですから、大変な大工事です。

人生を左右する選択も含まれています。

そのためには、なるべく不要なものを取り除いたまっさらな状態のあなたが必要です。

余計なものを削ぎ落とした「知性の象徴(あなたの思考)」は、この春分以降、何を選択するのでしょう?

「不要な緩衝材」で過剰に包んで見えてこなかった大切なものがようやく見えてくるかもしれません。

今はまだモヤがかかっていて見えない景色だとしても、後からボディーブローのようにじわじわ効いてくるのもまた、冥王星の力が加わった満月らしさ。

きっとこの考察のメッセージも、後から伏線のように効いてくるかもしれません。

ラッキーアクションもご紹介しちゃいます。

・断捨離⇨ただ捨てるだけじゃなくてマネタイズ(現金化)を

・季節の食べ物をいただく(特に苦味のあるもの)

・デトックスファスティング⇨味覚のリセット

乙女座の満月、それは春分(新しい季節)を前にした最後の調整。

赤子が生まれてくるのを今か今かと待ち受けている臨月の妊婦を見守る医療関係者であり

クライアントの要望を聞き、具現化のために整理しようとする建築士や、デザイナーであり

オーケストラを率いるコンダクターであり

緻密な推敲をこなす編集者であり

食材を前にあれやこれやと思案する料理家でもあり

・・・

イマジネーションの向かい側にある、思考して具現化する力や

世界の外側に飛び出す前の調整を司る部分が乙女座の領域です。

正しく考え、思考を取捨選択すること。

自らを律してあらゆるものを整えること。

境目の季節の移り変わりを柔軟に受け止め、すり抜けていくこと。

請け負った全てを受け止め、繊細なセンスを以ってまとめあげること。

この満月のメッセージがあなたの中に宿る「乙女座力」または正しい水星の作用を思い出し、新しい季節に向けて整えていくための一助となりましたら幸いです。

春分のメッセージもお楽しみに。

ーmeditation

目を閉じて、イメージしてみましょう

あなたは美しい海の中で揺蕩うように泳ぐ海月

光に反射するように身を委ねて

深呼吸をして

ゆっくりと息を吸って、吐いて

海の中に溶けていくように、身体を全て預けて

黄金色の泡が 自分の身体の周りを纏うように

ゆっくりと深呼吸をして

2022年3月3日 魚座新月

 2022年3月3日魚座で太陽と月が重なって新月。3月21日の春分を前に、全てを飲み込み浄化するような月です。

現在、魚座の支配星である海王星と木星が約165年ぶりに揃っている影響で、今回の新月は魚座の元に4つの天体が集合しています。

最終的には「浄化・救済」という目的に向かってはいるものの、見えない境界線が消え、抑えられていた感情や症状が明るみになり(解放)、心の膿出しをするような心地になる人や、一時的な調子の悪さ・気怠さを感じる人、気持ちの落ち込みや同調・共感の過剰な反応を呼び、情緒不安定になる人が増えるかもしれません。とにかく気持ちに優しく寄り添って、心の違和感を無視しないこと。

「全てを包み込み、救済する」というワードは一見聞こえが良いように思いますが、実際のところは簡単な話ではなく、一気に咀嚼しようとしても消化しきれない問題が渦のように湧き上がっているこの状況は現在の世界情勢を見れば一目瞭然です。今回の新月は、分かりやすく3つのグループに集合意識と欲求(天体)が偏っていますのでパーツに分けて考察していきたいと思います。

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まずは魚座の意識を確認してみます。

太陽、月、木星、海王星。

太陽と月のサビアンシンボルは【魚座13度:博物館にある刀】。

“博物館にある刀“は、過去の戦や防衛の産物のはず。しかし、なぜか持ち出され、すでに忘れ去られた過去の過ちや歴史を繰り返している。

組織や集団の代表が握っている力、権力。

個人の意見が集中した結果である大衆の代表。

一人一人が担っている責任や集団性についての見直し、無意識なパターンの繰り返しを修正。

魚座の対岸にある【乙女座13度:政治運動を制圧する強い手】。目に見えない力が動き、制圧しようとしている様子。インターネットや世論の力など。個人運動の制圧。

政治及び社会は、一人ひとりの集団性によって作られている。この世の出来事は、個人の中にある意識によって作られた意識の集合体である、ということの認識。

(※個人的な問題においても、過去のトラブルを無意識に繰り返していないか考えてみてください。悪いパターンを解消するきっかけ。)

太陽と月のそばにいる木星は「拡大、発展」の作用をもたらし、海王星は「見えないもの・境界線をなくす」ことを促す。

これまで堰き止められていたものが溢れるように広がる。まだまだとどまることを知らないウイルスの感染。

横から力を加える天王星は革命をもたらします。物質的エゴ、欲求の解放。

インターネットショッピングや普段の買い物、あるいは性的な欲求や浮気が抑えられなくなっている人も。とにかく普段は抑えられている願望が止まらなくなる時。欲の暴走とは恐ろしいもので、何かを大きく崩すほどの力を秘めています。

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次に山羊座の意識。

火星、金星、冥王星のコンジャンクション。

暴動や爆発的な衝動、破壊願望、増えすぎた欲の力。

冥王星入室の08年〜23年、土星入室の88年11月〜91年2月、再度土星入室の17年12月〜20年12月に起こった出来事は、形骸化された社会の仕組みが音を立てて取り壊されるためのこと。

現状起こっている問題の多くは上記の時間軸から続いている課題。2022年は、2023年に冥王星が水瓶座に移る前の総決算的事件が起こるとき。

冥王星はやり残しをしません。限りなく究極を求めます。

見せかけのような体制、仕組みを音を立てて取り壊し、これまでの時代や積み重ねてきたものが大きく崩れていく様子。

考えたくないのは、冥王星はPluto, プルトニウム(核)を示唆します。この世界を変える仕組みが、pluto にmars(火星、闘い)が加わることだとしたら?

個人の力をもってなんとしてでも食い止めなければいけません。

例えこの社会の仕組みが、ハリボテのように形骸化されたものとしても、個人の力は生きているからです。

崩れた後の問題は水瓶座の意識へと繋がっていきます。

土星と水星の合。

水瓶座とは、個が持つ平等に与えられた人権。発達した人間の知性、文明の力。

水星は知性そのものを示しますが、土星の重なりによって「水瓶座の意識が目指す本質に、現在の私たちがどれほど到達しているか?」という課題を受け止めるきっかけに。理想と現実の乖離。

ある一連の出来事によって、社会の不平等さや人権の損害を受け止めること、人類全体が請け負っている課題の重さを感じることを目の当たりにする。

これもまた、ある意味ではイメージばかりが一人歩きして形骸化されているシステムへの警鐘。

社会の流れは、社会に生きる一人一人が自己責任で関心を持つことから始まる。

人権というものを見直すことは、これまで制圧・黙認されていた問題を直視することです。

どこかの誰かが尊重される時、別の場所にいる誰かが我慢を強いられます。

どこかの誰かの主張を受け入れるためには、どこかの誰かが自分の意見を飲み込まなくてはいけません。

認め合うことは、なんと難しいことでしょう。

現在の世界情勢を見て様々な感情が生まれている人は、それらの出来事が自分の心の内側でも起こっていることだと受け止めてみてください。

お互いを認め合うために、どれほど折り合いをつける必要があるか?

片方が偏りのある抑圧を受けることはないか?

見て見ぬ振りをしているものはないか?

知らず知らずのうちに、自分の思いばかりを一方的にぶつけていないか?

人間は理性(霊我)を持つ生き物、本来であればその発達した理性を持って対話・理解を進めることができますが、なかなかそう簡単にはいきません。

すでに慣れ親しんだものから手を離すこと(アップデートすること)に苦戦する人も多い中、その変化を押し付け支配するようなことは果たして正義と言えるのでしょうか?

本当の多様性、人権尊重とは、一人一人が少しづつ平等に同じ我慢を分け合うこと。それを「お互い様」と認め合い、理性的思考を育むことではないでしょうか。

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現在、山羊座の元で金星と火星と冥王星が重なっていますが、この先生きているうちにこの集合状態が見られることは一切ありません。

次に山羊座の元に火星が巡ってくるのは2024年1月ですが、その頃冥王星はすでに水瓶座へ入室しています。

水瓶座の本格的な冥王星入室は2023年3月、私たちは一連の流れを通してこの社会の崩壊(※比喩)を目の当たりにする世代となります。

捉え方は様々ありますが、物質同士のぶつかり合いのような原始的争いは2022年限りで終わり、2023年以降の問題はIT・サイバー関係を制するものが事実上の勝利を収めることになるでしょう。

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天体の動きと世間の流れは関係があるのか?という質問をいただくことがあります。

そこで、過去の世界的ショックやトラブルの起因を調べてみると、山羊座及び蟹座に入室する天体が次なる課題(水瓶-獅子座ライン/ 個の尊厳、尊重)に進もうとするときに起こるという、とある一連性が見えてきましたので、参考として絞り上げて記憶に新しい順に並べてみました。

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・2019年12月〜2020年初旬 – コロナウイルス流行による世界的パンデミック

山羊座火星・木星・土星・冥王星 合

(※山羊座の神様の名前は「パン」⇨パンデミックの語源)

・2001年9月11日 – アメリカ合衆国同時多発テロ

山羊座火星・ドラゴンテイル合

・2003年3月20日 イラク侵攻

山羊座火星・カイロン⇨水瓶座火星

・2008年9月15日以降 リーマンショック

射手座火星⇨山羊座火星・木星

・1991年12月25日 旧ソビエト連邦の崩壊

山羊座太陽・ドラゴンヘッド・天王星・海王星

(※土星は同年2月水瓶座に移動⇨公転周期一周後の約30年後・・・2022年現在)

・1989年11月9日 ベルリンの壁崩壊

山羊座金星・天王星・海王星・土星 合

(太陽蠍座・月魚座調和)

1989年1月9日平成スタート / 山羊座太陽・海王星・土星・天王星 合

・1986年4月26日 チェルノブイリ原発事故

山羊座火星・海王星

(※木星魚座期⇨公転周期3回/36年後現在、2022年)

・1962年10月16日 キューバ危機

蟹座火星⇨獅子座火星

・1939年9月1日 ポーランド侵攻

山羊座火星

(※乙女座海王星・牡牛座天王星・山羊座火星 / グランドトライン)

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・・・もっと色々あったと思うのですが、私が思いつく限りで申し訳ございません!

山羊座に天体が集合していない出来事は割愛している部分もあります。

しかし、大体が牡羊座と天秤座などの位置に火星が入室してい流時に起こっていました。

山羊座と蟹座含むこの四つの星座は活動宮という区分にあたります。

(2011年3月の東日本大震災、1941年12月真珠湾攻撃、1945年8月終戦など)

山羊座はこの社会の仕組み、資本主義、権力そのもの、時間をかけて積み上げてきたもの、カルマを示します。

向かい側の蟹座は、家、共同体、家族、土台、ルーツを示します。

こうしてみると、ただの表面的な争い・トラブルには止まらず、長い目で見れば「社会全体の変化を促すこと」につながる課題の提示のような出来事をもたらしているように見え、

土星や火星、木星など「社会天体」と呼ばれる影響の強い天体の公転周期に合わせて問題が再浮上している様子も伺え、これは『天体と世間の流れに影響が全くない』とは言い切れない結果であると私は思います。

天体及びアストロ領域は、私たちのアストラル体(関心・感情・感受)という欲求的部分に常に影響を与え、集合意識の結果として世界的に大きな出来事を起こしたり、個人レベルでも記憶に残る出来事を具現化させているのかもしれないと、改めて考えた次第です。

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だんだんどこにオチをつけていいか分からなくなってきましたが、とにかく今の時代を生きる人類として私たち一人ひとりの課題は、この社会の一員であることを放棄しないこと。

個人の中で起こっている問題が、結果的に社会の問題につながっていることに意識を向けることです。

この世界のどこかで起こっていることは、私たちの内側で起こっていること。

世界は一人一人が作っていること。

この本質的な意味を理解し、実行できた時、初めてこの世に平穏が訪れると思います。

しかし現実はそう簡単ではありません。

日々の自分の意識に目を向けて、いかに自分自身がエゴと欲求の塊であるかを認識してみてください。

そして気がつくたびに一つ、その自我欲求から手を離してみるのです。

その手放しを途方もなく繰り返すたびに、双方に折り合いのつく世界、平和な尊重の叶う世界へ一歩ずつ近づいていると私は思っています。