2024年1月11日日本時間午後20時58分頃、山羊座の位置で新月を迎えました。
年末に木星の逆行、年始には水星の逆行が終了し、年始からの計画が勢いづくように始まっていく冬極まる時期にふさわしい種まきの配置です。
5ハウスで起こる新月。サビアンシンボルは「リレー競争」
5ハウスのテーマは自己表現や創造性、自分の可能性を打ち出していくこと。
子育てや恋愛にまつわること。人を楽しませたり喜ばせたりすること。
ワクワクすること、嬉しいこと、心踊ること。
自分にとって最も純粋な嬉しいことを思い出す。
それらを自分の手でより広げていけるという可能性を持っているとしたら?
自分の手で人生の喜びや嬉しさをますます広げていけるとしたら、どうしてみたい?
徒競走リレーのバトンのように社会を良くしていくための主張をつなぐ役割にが自分の元に回ってきたとしたら、どこにどう繋いでいくかを自分なりに考えてみるようなこと。
また、芸能活動や自己表現活動をしている人たちにとっては追い風になるような、自身の活動がますます熱を帯びた生産的なアクションにつながっていく前向きなタイミングでもあります。
今回の新月には独自性を持って勢いづける革命の星・天王星が良い後押しをしてくれています。山羊座と牡牛座、同じ地のエレメントの星座同士の連携ですから、その動きは思わぬ形で実現していくばかりでなく予想外の広がりを見せるかも知れません。
形に見えること、生産的な喜び。
「いいな」「楽しそうだな」「きっとこれは、良いことだな」というひらめきに従って行動を起こしてみるのが一番良さそうです。
山羊座の新月ですから、ポイントは長期的に見た計画にすること。
繋いだバトンのリレーがなるべく遠くまで運ばれていくように、その志や情熱を細く・長く守っていけるよう、自分自身との約束をしてみてください。
それが決してわかりやすいことではなくとも、じっくり着実なご縁のきっかけを作る時期でもあります。2023年の11月〜12月頃の計画の再出発や再検討など、再編の動きも。
子育て中の人にとっても長い目で見た課題の構築。また、自分にとって「子」を育てていくような大切なことを始める、など。
いずれにせよ、この1月前半に始まった運びはいつか社会と自分(またはまだ見ぬ誰か)を繋げる橋になるはずです。決してすぐに形にならないことを焦ったりしなければ大丈夫。
もしもこの1月11日付近に自分なりに決めて始めようと思うこと、「種まき」をした人、実際自分が向き合っていくべきテーマが産声を上げたとするなら、そのことは時間をかけて忍耐強く向き合っていく必要のある物事になります。
自分が蒔いた種(あるいは渡そうとするバトンの行き先)の成長や方向性に迷いが生じたり、焦りや不安、心もとなさにつながろうとする時。
この考察を思い出してあなたの志を支える一助になれば幸いです。
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5ハウスの新月という娯楽や生活に熱を上げることがこの先どのように必要性を帯びてくるのかとテーマになるのか考えてみたのですが、これから何が合っても、どんな時も・どのような状況でも楽しむ力と生きていく力(生命力)を育むことの大切さを問われているのではないかと。
年始前後の星空のぐらつき、不安定な軸の影響はまだ続きます。
例えば過去の戦争や社会が暗く大きく揺れた時代のこと。そのような状況下において『贅沢は敵』だと言わんばかりに過度な自粛傾向に走ったり、人生の喜びをもたらす灯火をかき消してしまわんとする動きが生まれることもあるでしょう。
実際に、年始の地震から始まり数々の暗いニュースが世間を賑わせた時に言葉や行動をひそめ、どのように振る舞うべきか身の振りを考えすぎてしまった人も少なくないのでは。
これから数年単位で社会の基盤が大きく揺らいでいく時だからこそ、自分なりの土台、生き方の軸、時には合理的な視点を捨てて思い切り楽しむこと、自分なりのバランス感覚やメリハリが重要になると私は考えています。
楽しむことと頑張ること、その双方を両立させていくことが生きていくために必要です。そしてその双方を一人で背負い込むことなく『共に』協力しながら進めていく仲間に出会うためにも、一歩踏み出すことを選択したり、ポジティブに腹を括るようなことがあるかもしれません。一人では無理だとしても、この人たちと一緒ならどんな山でも登れると勢いづくような。
こぼれ話ですが、山羊座の神様・パーンは理性と娯楽の二面性を持っていると言われます。
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この度の新月チャートにおけるASCは乙女座にあり、サビアンシンボルが「14度 家系図」でした。
乙女座の支配星である水星は逆行(点検)を1月2日終えたばかり。新月時は家や環境、土台、生活、晩年、暮らし、食べていくための仕事を表す4ハウスへ。
「家系図」とは読んで字の如く個人のルーツや家系にまつわること、親からの影響と子への影響。生活する上で所属する共同体を示すようなもののこと。自分にとっての最小単位での社会。家族とのつながり、継承すること、遺伝、才能について。
家系図が脈のように広がっていくように、縁が連なること。運命のいたずら、伏線。
自分の生まれた意味を考え直したり、生きる場所や足場を整えること。そのための移動など。
1月は初詣として神社へのご挨拶をする時期です。氏神様とご先祖様へのお詣りは大切に。
家族居合わせたタイミングで遡った家系にまつわる話について聞いてみてもいいかもしれませんね。
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また、この場を借りて皆様にご報告です。
本日1月11日付けで淡の間は『(株)淡の間』へと法人登記いたしました。
淡の間に関わるご縁があった(そしてこれからのご縁も含めて)全ての皆様に心より感謝申し上げます。
インスタグラムのアカウントを始めた活動初期の頃から見てくださっている方もまだ多くおられるのではないかと思います。本当に、ありがとうございます。
2019年7月17日 山羊座満月の日、導かれるようにして「淡の間」としての活動が始まりました。そこからは見えない運びに突き動かされていくような日々が始まり、ご縁あった皆様からたくさんの栄養をいただき、いつか蒔いた種がようやく表に出たかなと思う本日です。
(株)淡の間は、ここ3年ほど付きっきりで並走してくれているスタッフ(この人がいなかったら倒産)と代表の私、そして助っ人数人によって成り立っている小さな小さな会社です。
萌え出た芽を育てて太い幹とし、そこから枝葉のように分かれていく活動が生きる世界にとっての喜びとなるように、私たちができることを精一杯地道に続けていきます。(株式会社というと聞こえが仰々しいのですが税理士さんと相談してこのような形にしてみました)
流れに身を任せてみたら法人登記の今日はたまたま山羊座の新月の日でした。
つらつらと長く書いてしまいましたが、淡の間が始まってからの私の人生はまさに事実は小説よりも奇なり、ミラクルの連続でした。まるで夢の世界を生きているようだけれど、ここからしっかり地を踏み足をつけ。
どうぞ今後とも末永くよろしくお願いいたします。
(株)淡の間 代表より