2024年1月26日、獅子座の満月。
2023年8月16日の新月が約半年をかけて「完成」を迎えました。
サビアンシンボルは
獅子座5度【時代遅れの女と最先端の少女】
水瓶座5度【ミステリー劇の演技者】
収入と自分のとっての価値や「資本」を示すテーマである2ハウスと、他者から受け取るものを示すテーマである8ハウスで起こる満月。
最も大きなトピックは仕事、健康、収入に関わること、自分の価値観や生き方のアップデートについてです。
ここ半年にかけて自分なりに向き合ってきた何かが一つの分岐点を迎え、自分なりの成長の伸び代を振り返ってみる。そして、改めて生き方の方向性を確認する運び。
社会において自分が担うべき役割を大きく自覚したり、そのために吹っ切れるような展開が訪れたり、絶望からの形成逆転を図るような機会に恵まれることも。
満月。太陽と向かい合う月の中間地点には、物事の拡大作用を担う木星が位置しています。
あなたを熱くさせること、クリエイティブなこと、面白いこと、オリジナリティ溢れること、あなたにしかできない方法でつかむ希望と喜び。
本質的な熱量のみが持つ求心力が一気にトリガーを引かれ、そこから繋がっていく次なる目標。
あるいは、こうなったらとことん自分にしかできないことでやり切るしかないなと思ったり。ずっと動かない岩、崩れそうもない鉄壁が思わぬきっかけによって動こうとする瞬間に立ち合ったり。(それは自分そのものでもある、かも)
例え自分のあゆみが牛歩だとしても、直感センサーに従って行動することは正しいのだという成功体験。
一度落胆や絶望を体験したとしても希望を失わずにいることで光明が見えてくるような出来事や、「落ちたらあとは上がるだけ」という擦り倒した格言が実体験を通して染み入るようなことも。
また、牡牛座の木星はとことん欲張りに。魚座の土星はとことん浄化させるように。
全天体が同じ方向を向く特別な時間(全天体巡行期間)の後押しを今か今かと待ち受けている最中です。また、世の中のあらゆるものの値段がインフラ化していく流れは、木星と天王星が重なっていくこの上半期がピークかもしれません。
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満月が起こった8ハウスは自分が受け取るものを通して成長を遂げるテーマのエリアです。
ゆえに、体調のことや(自分の「資本」としての肉体や)長い目でみた資産のこと、何より自分自身の人生を照らす希望について考える人もいるかもしれません。
なんにせよ、自分自身がこの半年間(ないしは約4年間)のあいだに受け取っていたことを通してどんな変化があったのかを振り返ってみてください。
先日移動したばかりの冥王星も満月にしっかりアクセスしています。必要以上に怖がる必要はないと思いますが、世間の流れをみていると不安な気持ちにもなる人もいるかもしれません。
私が思うに、ですが、2020年の12月に”グレートコンジャンクション”という木星と土星の重なりが起こって以降、私たちはそれぞれ「冥王星を受け入れる準備」としての時間を過ごしてきました。予想外の変化や新しい時代を生きていく心構えをするための移行期間の中で、一人一人が精神というOSのアップデートを進めてきたのです。
冥王星は「生き直し」をさせる星で、その方法はかなり強引です。じわじわと・・・ではなく、あたりどころが悪い場合は致命傷を追うほどの衝撃を与えます。
今回の満月付近に「揺らぎ」が起こった人。それは冥王星にとっては強引な優しさで、もう少しアップデートするのに時間を要することを教えてくれていた部分。
自分の中に存在するわずかな歪みや矛盾に付け入るように課題を示しているのでしょう。
この際だから正面から受け止めて自分の伸び代にしてしまうのがいい。
また、せっかく取り組むならとことんやれば?とお尻をせっついているのかもしれませんし、中途半端な熱量なら伝わりづらいことを示唆しているのかも。
ここから先、山羊座(地)が支えていたインフラや社会の土台をどんどん壊しにかかる冥王星。冥王星は「失うこと」をも与えてくれる星。今年、私たちは当たり前のようにそばにあったものをどんどん失う経験をするかもしれません。
何ができるかと言ったら、後悔なく生きることと惜しまずやり切ること。
まずはそれしかありません。
なんにせよ今年の水瓶座シーズンは雰囲気が違いますね。
何が違うかというと、「去年の自分とは一味も二味も違う」訳だし「この数年を本気で過ごしてきたヤツの面構えは違うぜ・・・」と自分のことを褒めてあげる人もいるけど
「一体自分はこの数年何をしてきたんだろう」と落胆する人もまた然り。大丈夫、その気持ちがあればいくらでも前進できます。
まずは、どんな状況に置かれている人も「方向転換の風向き」を大きく体感することになったこの一月。暴風に吹き飛ばされないようにしっかり踏みしめて2月も前進していきましょう!
特に4月の牡牛座、7月の獅子座、10月の蠍座、1月の水瓶座生まれさんたちは人生が音をたてて大きく変容しているのを体感中。
(普通に牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座シーズンに生まれた皆さん、その4つの星座に星がたくさん集まっている人たちも)
または1月後半山羊座生まれ、7月後半蟹座生まれ、4月後半牡羊座生まれ、10月後半てんびん座生まれた皆さんは色々がラストスパート。今年の秋までが怒涛の山。
(普通に牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座シーズンに生まれた皆さんも)
1980年台前半〜半ば(天秤座冥王星世代)、1990年台前半〜半ば世代(山羊座土星〜水瓶座〜魚座土星世代)も、強制リセットとか一体いつまで続くのこれ…みたいな感覚になるかもしれません。
なかなか結構きついけどそれぞれのことをなんとか頑張ろう・・・・!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
淡の間
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〜information〜
①4月からAARS(淡の間の占星術スクール)の新学期がスタートします。無料オリエンテーションは3月前半に予定していますので興味のある方はぜひ!
②4月に面白いことがあるかもしれません、でも詳しくはまだ言えません・・・
③近々ダイアリーレザーカバーの受注を行います
④この週末、チャリティ企画についてご案内できると思います