『淡の間とわたし』 第6話 平松モモコさん × 淡の間

『淡の間とわたし』
第6話
平松モモコさん × 淡の間

淡の間が「いま話を聞いてみたい人」を毎回ゲストに呼び、対談を進めていくマガジン『淡の間とわたし』。


イラストレーターの平松モモコさんを迎えて行われた対談もいよいよ終盤。モモコさんから淡の間に聞いてみたいこと、話をしていく中で突如始まる淡の間によるカウンセリング、そして目標達成の秘訣。ZOOMで行われたプライベートな空気のふたりだけの会話を、是非覗いて見てください。


平松モモコさん(M)
淡の間(A)

目次

  1. 淡の間の情熱と源、そしてジャーナリング
  2. 突如始まる淡の間のカウンセリング
  3. 『幸せに暮しましたで終わり』ではなく、大切なのはその先の生活
  4. ふたりの好きな香り
  5. 淡の間の憧れの女性
  6. モモコさんの宝物

淡の間の情熱と源、そしてジャーナリング

A「ではここで、モモコさんから頂いた『淡の間に聞いてみたいこと』についてちょっとお話したいなと思うんですけど」 
M「はい」 
A「その情熱と行動力の源、っていう風に感じて下さってることがまず嬉しいです」
M「いや、すごいなー!と思って。なんかさープロジェクトにせよ、色々なんかこう、まあ好きなことだからきっと出来るんだろうなとは思うけど、ね。なんて言うのかな?わたしがすごく興味があるのは、目標達成ってことに興味があります」
A「わたしのですか?」
M「そうそう!でも、その情熱と源ね、1番は」 
A「なんでしょうね~」 
M「目標達成する具体的な方法!」 
A「具体的な方法か~」 
M「ほら、ふきこさんノート書くって言ってたじゃん。めちゃくちゃ」 
A「書きます」   
M「そこからどう派生させていくか?みたいな」 
A「あーなるほど。確かにわたし目標達成率めちゃくちゃ高いです」
M「あははは、高いよねー!」 
A「うん。それは最近わかってきました」  
M「うんうん」 
A「それは意外と、目的を達成するための道筋を立てるのが上手いんだなって」 
M「あぁーそれいいな、わたしすっごいそれ苦手なのよ…」 
A「それがわかってきました。わたしのカウンセリングって全然スピリチュアルっぽい話じゃなくて、わかると思うんですけど…」 
M「うんうんうん」 
A「すっごく現実的な話ばかりしてて。『どうやってお金稼ぐか?』とか、『その体調どうやって治すか?』とか」 
M「あはは、確かに」
A「ハイヤーセルフ!なんてことは意識していても言葉には一切でてこないですけど…」 
M「あはははは。ライフアドバイザーみたいになってる」   
A「そうそう。キャリアカウンセラーみたいな感じのこともすごい多いんです」 
M「うんうん」 
A「大体の人がそうなんですけど、いまの立ち位置が0ないし10くらいの場所にいるにも関わらず、一晩で100レベルに到達しようとするケースが多すぎるんですよ」 
M「なるほどー!うんうん」 
A「そんなの無理なのに。仮にできたとしても、無理があるとガタがきてしまうのが早いです。だから、20.30.40.50.60.70.80.90って目標達成レベルの目盛りを作って、都度都度の自分の目標みたいのを設けておく、その目盛に沿っていわゆる途中経過みたいなことを把握しながら確実に進めていくことがすごく大事だと伝えることが多いです。その内容は人それぞれ違って当然だから自分ベースで作ってみる。今レベル0ならレベル50くらいまでいけるように、まずはこの目標(レベル50)を達成することだと決めたらまずはそこを目指す。到達できたら次々レベル上げていって最終的に100まで行けるから、100まで行ったらまた作戦の目盛り考え直そう、みたいな」 
M「えー!!すご!すごいね!ちょっともう、今聞いてて半分くらいのところでぼーっとしてきちゃった。ははは」
A「えへへ」 

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突如始まる淡の間のカウンセリング


M「やっぱり、自分がちょっとそこが苦手なの。そこが、すごく…」
A「え!じゃあ例えば、モモコさんの目標の『台湾で作品を発表する』ってあるじゃないですか」 
M「うんうん」 
A「モモコさんの場合、台湾で作品を発表したその先は、何がしたいですか?」 
M「その先かー!」 
A「うん」 
M「そしたら、色んなとこ、色んな国に行くの好きじゃないって思ってたけど、ふきこさんのカウンセリングの時に『本当はモモコさんは色んな国に行くのがあってますよ』って言われた時に、今まで旅行に行ったり移動するのがあんまり好きじゃないって思ってたけど、実は結構好きなのかーって思ったんですよ、その時。だから、色んな国に行ってそういう風なことをしてみたいなって思ったんですよね」 
A「うんうん」 
M「だからその先は、色んな、別に日本でもいいですけど、色んなところに行って、そういう展示とか?わかんないけど、なんかそういうことをやりたいな」 
A「うんうんうん。ということは、この目標から見えてくるゴールって『世界のどこでも呼ばれる人』『世界を股にかけて作品を発表し続けること』ってことだとするじゃないですか」 
M「うん!」 
A「だとすると、『台湾で作品を発表すること』って目標レベルは、モモコさんの中で70くらいかもしれないですよね、到達したその先があるんです」 
M「うんうんうん」
A「だからまず目指すレベルは70で80くらいで、その時点での評価とか成功体験をつくることが次のレベルに進むための自信を作ってくれる。つまり、『台湾で作品が発表できた』『そしてそれがすごくうけた』みたいなことをレベル70-80くらいに設定します」 
M「すごい!具体的な数値すごい!」
A「そこでの成功実績などがますます自分に自信をつけて、調子を良くしてくれる。海外に行く時にこういうことに気をつけなきゃいけないんだ!とか、こういうルーツを理解して、こういう繋がりを作るといいんだ!とか、課題とか必要事項が色々見えてくるじゃないですか。それがレベルアップした時の景色なんですよ」 
M「うんうんうん」 
A「だから今のところのゴールが『どこでも呼ばれる、世界を股にかけた作品を発表できるアーティストになる!』ということだとしたら、まず台湾とか国とか場所っていうのは、正直別にどこでもいいんですよ」 
M「うんうんうん」 
A「どこでもいいけれど、目的を定めた場所にまず知り合いとかツテが必要ですよね。ご縁というかその国のことを知るきっかけみたいな。向こうから呼ばれるような感じ?」 
M「うんうん」 
A「で、ご縁ができてからどんどん具体的な必要項目が見えてくるんですけど、必要なコストだったり、時期だったり、その個展を開催するための情報集めだったり、あらゆる具体的な『個展を開催するための必要な素材』 を集める。そして、その仲介をしてくれるひとを探す。実際に個展を開催できるまでの必要な情報がすべて集まった状態を目指す」 
M「うんうん」
A「ここまでが、50!なんですよ!モモコさんの目標で言うところの」 
M「うんうんうん」
A「50になったら、そこから70までは早い。モモコさんはもうあるから、見せたい自分の作品が。場合によっては「何を見せたいか」から始めなきゃいけないんだろうけど、大体は「自分の道具探し」が10〜50レベルくらいの課題になるひとが多いだろうなあと思いますけどね」 
M「そっか!」 
A「素材が集まったら、あとは見せるだけなんです。その準備さえ万端に進めばいい」 
M「うんうんうん」 
A「でも、それも結構大変なんですよね。どうやったら安全に開催できるかっていう」 
M「そうだよね」 
A「でもそこはやってみて初めてわかることもあるじゃないですか」 
M「うんうん、あるある」 
A「だからその体験を元に自分なりにアレンジしていく。あっ韓国だったらこうだし、台湾だったらこうだし、ヨーロッパだったらこうかな?みたいな色々ができてくるはずです」 
M「うんうんうん、アレンジさせてね」
A「そうそう。開催できた場所でも色々広がるじゃないですか。それで最終的に、体験を積み重ねた結果として世界を股にかけられるようになっていくはず」 
M「うんうん」 


『幸せに暮しましたで終わり』ではなく、大切なのはその先の生活


A「モモコさんの場合はイラストという道具があるからレベル50にいくのが簡単だと思うけど、人によっては道具探しから始めなきゃ行けない人も多いから。例えばカメラマンになっていつかは世界で活躍したいという人がいる。でもあなたは写真とれるの?って聞くと、撮れません…とか言う。だとしたら、まずは写真を撮れるようにならなきゃいけないよね?ってこともあるんですよ。まずは道具を探さなきゃいけないよねって」 
M「そうですね」 
A「そうそう。だから、その人の状態によって0から100のレベルの目盛は違うから、人とは比べられない」 
M「うんうんうん」 
A「そして何から手をつけていいか分からないって人はこうやって順序立てて考えていかないと頭の中整理できないだろうし結局目標を達成した後に何をするの?ってなっちゃうんですよね」 
M「そうかあ」 
A「目標達成できました!で終わり、じゃなくて、その先の生活があるじゃないですか。大事なのはそこ。その先まで考えて目的を考えないと”労力が無駄”なんですよね」
M「うははははは。この数字はすごい新鮮でした。確かに数字にするとわかりやすいし。でも凄いですね、それ。ふきこさんはその方法を若い時から知ってたんですか?」 
A「知ってたっていうか、結構こういう性格なのかもしれないです、昔から」 
M「結構昔から何かする時にこうやっていろいろノートに計画を?」 
A「そうです。なんかやる時っていっつも箇条書きをする癖があって。何をしたいのか?って」 
M「すごーい!」 
A「そのために何が必要かって考えた時に、順序立ててみる、一応こんな私でも考えていて」 
M「うん。うん、すごーい!」 
A「そうやって生きてきたんですね」
M「それがとにかくすごいね!」
A「この形式が頭の中にあると、人から何かを相談された時、じゃあ今あなたはこの位置にいるからここまで来るために何が必要なの?っていう説明がしやすい」 
M「うんうんうん。」 
A「実際にこういう話をするとわかりやすいですよね?」 
M「わかりやすーい!すごい!」 
A「一晩で100とか無理でしょ?って話になるし。無理なダイエットと同じ」 
M「うふふ」 
A「でもちゃんと、あのとき0の場所ににいた自分が100までいけた!って自信になるんですよね。地道にちゃんと積み重ねれば必ず到達できるんです」 
M「確かに」 
A「魔法じゃなくて、ちゃんと自分の足でここまで来たっていう自信になるから。絶対の成功法はないんですけど、これが唯一の成功法なんですよね、自分で組み立てて目的を達成すること」 
M「すごいね。しかもそれがほんとうの自信になるもんね!ちゃんとやればさ」 
A「そう!失敗したときはまた基本に戻ればいいんですよ。ここがまだ甘かったんだなーとか」 
M「うんうん」 
A「で、もちろんレベル100が終わりな訳じゃないですよ。数字はずっと続いていくものだから。100の次は200も300もあるし、到達できた場所からまた広がっていくわけです。目標って経過でしかないんです」 
M「うんうん確かにね。今のもの名言じゃない?目標は…あれ?『目標は経過でしかない』」
A「ふふふ」 
M「そうだねほんとに。もしレベル30までしかいかなかったとしても、その体験自体が次への糧になるしね」 
A「そうですそうです。だから、じゃあこう言うことがしたいから、そのために何が必要なのかな?っていう目的までの材料をちゃんと考えられる人を増やしたい。今話したことが目的達成のコツ?なのかなと私なりに思うんですよね」
M「そうですね、本当」 
A「そう。だからまずは台湾で個展がやりたいなら、台湾のギャラリーの知り合いとかを作った方が早いし、お友達をつくることから始めるのが良いですね!『だれか紹介して!』みたいな」 
M「すごい!もうそれで一冊書けそうですねなんか本とか。あはは」
A「自費出版にしようかな」 
M「まーでもね、セッションでそれが役立ってるんだもんね」 
A「そうですね。そういうのが大切だよって今後も伝えていきたいです。人によって達成速度もレベルも違うから」 
M「うんうんうん。」  


ふたりの好きな香り


A「どうかな。あとは、好きな香りについて。モモコさんが好きな香りが、確かローズ、サンダルウッド、バチュリって書いてましたよね。実はこれわたしも一緒」 
M「あっ、本当に?」 
A「ローズすごい好きで、何か一つ選んでって言われたらそれかも!今1番気に入ってる香水がAēsopのローズ(※取材当時の2021年初夏の時点)なんですけど、嗅いだことありますか?」
M「うん、ありますあります!」 
A「良いですよねあれ!」 
M「いい香り~!なんかこう、なんていうんだろ。なんともさー、こう…フェミニン?っていうかなんか…こうさっぱりとした香りになる」 
A「うんうん、バランスがいいですよね。いわゆるローズ!っていうむせるような甘い感じじゃなくて。青くささとか、植物としての個性というか、なんだろなー?植物としての姿が残ってる感じがすごい好きなのかな」 
M「確かになんか、あのマラケシュの香り(AēsopのMARRAKECH)あるでしょ、あれとローズがちょっと混ざったような感じでもあるよね少し」 
A「あー結構理想ですね、好き!」 
M「すごい良い香り」 
A「わかります。マラケシュも持ってたんですけど、今はローズが好き。自分はシャルロット・ペリアンがすごい好きなんです」 
M「へー!」 
A「そのシャルロット・ペリアンをイメージした香りがそのAēsopのローズで、それにも惹かれた!」 
M「すごーい!」 
A「もし将来自分の家とか、事務所を持つ日が来たらペリアンの家具を置きたいなーって思ってる。この香水つけていたら空間のイマジネーションとか振る舞いにも良い影響がもらえそうでそういう点から見ても、今はこの香水が結構好きかもしれないですね」  
M「へー!いいですね」 

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A「はい。あとはなんだろー。普段からお香も焚いてるし。あとね、マルタンマルジェラのuntitledっていう名前の一番最初に作った香水があってそれも大好きな香り。これはキャンドルなんですけどね。もう日本ではもう売ってなくて海外にしか売ってないんです。昔からすごい好きで、3本くらいなくなっては買ってを繰り返してるかも」 
M「へーそれは何ベースの香りなんですか?」 
A「これ、超グリーンベースなんですよ!」 
M「へー!!グリーンっぽいんだ」 
A「はい。かなりグリーンなんですけど、ほんとうに嫌味がない青さでわたしはすっごく好きなんですよ」 
M「へー!!嗅いでみたーい」 
A「いつ付けてもあたまが痛くならない香りですごくおすすめ」 
M「香りって結構合わないと全然合わないもんね」 
A「合わないですー。あとサンタマリアノヴェッラの香水もすごい好きだったんですけど、結構頭痛くなっちゃって重たくて」 
M「そうなんだ!」 
A「最近は結構つけられないんですよね」 
M「はぁー、でも急に合わなくなることありそうだね」 
A「う~ん、なんかその重さが気になっちゃって。だからAēsopの香水はあまり重くなくて好きかも」 
M「なんかリラックスできる感じあるもんね付けてて」
A「そうですね、不快な気持ちにならない香りを身につけたい。香りってリラックスするためのものなのに、なんか自分が重たくなったり、だれかにも重たい気持ちにさせたら嫌だなーって」
M「うんうん。確かに」 


淡の間の憧れの女性

A「あとは…憧れの女性像、文化人、芸能人。これは、市川実日子さんが憧れなんですよね。10代の頃から」 
M「おおおー、わたしもすっごい好き!」 
A「ほんとー!!」  
M「すっごい好きです。最近ドラマにも出てたよね?」 
A「大豆田とわ子?」 
M「そう!」 
A「あのドラマ、全部終わったらまとめてみようと思ってるんです。まだ見てないので」 
M「あれの実日子ちゃん!めちゃめちゃ可愛かった」    
A「なんか画像でだけ見ましたよ」 
M「そう。なんかね髪型が、ミランダ・ジュライみたいな髪型なのよ。なんかちょっとキャラクター自体も不思議な感じの人の役だったから、なんか日本版のミランダ・ジュライだなって思いながら見てました」 
A「へー。見たーい。でも一気にみようと思って、まだちょっと我慢してるんです。昔から市川さんが、憧れでこういう女性になりたいなっていうのがずっとあります」
M「うん」 
A「(市川実日子さんの実姉である)市川実和子さんもすごい好きなんですけど。実日子さんの儚さがすごい好きです」 
M「わかるー!しかも他にいないもんね、ああいう感じの人」 
A「そうなんです小学生の時とかはモー娘。とか好きだったんですが、中学生くらいの時、はじめて実日子さんの映画をみて」 
M「うんうん」 
A「映画じゃないな、あっ『すいか』だ!そのドラマを見て」 
M「うんうんうん!やってたねー」 
A「そっから『めがね』って映画とかを見て、すごい憧れの女性になって、今でも好き」 
M「なに着ても可愛いよね。なに着ても素敵」 
A「はい。ああいう風に、立ってるだけで素敵な人になりたいって思います」 
M「わかる。なんかわたし昔、実日子ちゃんをなんかの雑誌で見た時。なにこの人!ってすごい思った」 
A「オリーブですか?」 
M「オリーブだったかな?オリーブだったか…もう今は両方ないけど、たしかオリーブで花柄の靴下履いてたのね、実日子ちゃんが」 
A「うん、うんうん。」 
M「で、その時必死で花柄の靴下探しました」 
A「あは、わかるなー。探しちゃいますよね。少しでも近づきたいっていうか」 
M「そうそうそう。ほんとねー。実日子ちゃんの話だけで1時間くらいいけますね」 
A「いけます。実日子大好き芸人の会やりましょ。そのうち。淡の間プレゼンツで、市川実日子大好きな人たちの会やりましょ。あのね!ちょっとわたしのベストオブ実日子を見てください!ザ・ファッションポストっていうメディアの企画なんですけど、1回目やったときは2017年で去年2020年にもう一回やったんです。市川実日子さんに4部構成でハイブランドを着せるみたいな特集なんですが…」
M「おー」 
A「その実日子さんのあまりの美しさにひれ伏しますっていう感じです!」  
M「うんうん」  
A「去年版の実日子さん待ち受けにしてるんです。これ見てください!」市川実日子のエモーショナルな (非) 日常 〜 vol.2TFPとしては約2年半ぶりの再会となった9月某日、多忙なドラマ収録の合間を縫って、市川実日子はスタジオに姿を現した。日常をfashionpost.jp

M「わっ素敵~!」
A「そうなんです是非見てください。とっても、とっても素敵な企画なんです」 
M「そうだね。素敵」 
A「あとはそうですね、さっきのシャルロット・ペリアンもすごい影響を受けました。この2人かな?」 
M「うん、なんだろう。その2人に共通点ありますか?」 
A「うーん…青くささ?みたいな感じがします」 
M「あーそっか。ローズでも、野薔薇みたいな感じか」 
A「そう!家で大切に育てられているやつじゃなくて、その…なんていうか…こう野生で凛と茂っているような感じ。そういう女性になりたい。わたしは」 
M「へーいいね」 
A「うん、わかった!野薔薇のような女になる!」
M「野薔薇のように!ははは。ワイルドローズだね。うふふ」 

モモコさんの宝物


A「あとね、モモコさんの宝物とかも聞きたいんだ」 
M「宝物!?ぜんぜん今突然思いつかなかったけど」 
A「そう、前回もね、ゆみこさんに突撃で聞いたんですよ。『宝物なに?』って。いきなり聞いちゃいます。今後の自分の人生を共にしたいものがあるとしたらなんですか?」 
M「えーそれはやっぱりこれかな?」

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A「筆!」 
M「筆!」 
A「わー!いいですねー!」 
M「うふふ。そう。この筆、別にすごく高級品とかじゃなくて。自分がいつも使ってるものなんだけど、すっごく気に入ってる筆で」 
A「うんうん」 
M「見た目も好きだしね。なんか可愛くて」 
A「うん、うん」  
M「これから人生を共にしていきたいっていったら、やっぱ筆かしら」
A「すごい!聞いたらさっと出てくるのもいいですね」 
M「うふふ。そう、結構そうなの。」 
A「宝物がすぐ側にある感じ」
M「うん!」
A「水色も可愛いですね。じゃあそれをモモコさんの自分の視点で撮って頂いて、後から写真を送っていただけますか?」
M「わかりました!」
A「それをマガジンに載せますね。それでは今回はこの辺りで!改めて、モモコさん。ありがとうございました!」
M「楽しかったです〜!」 


平松モモコさん、ありがとうございました。
次回の『淡の間とわたし』は9月下旬〜10月上旬の更新を予定しています。

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