本日2020年7月2日、逆行中の土星が水瓶座から山羊座に移動しました。
ここから9月29日まで引き続き山羊座の元で逆行を続け、12月17日に水瓶座に入るまで宿命の課題のやり直しをします。社会の構造を見直して安心した土台を鍛えるための点検です。まずは少し長めに2008年〜2017年〜2020年までの自分を総ざらいしてみましょう。
※余談ですが現状土星が滞在する山羊座の支配星は土星です。公転周期は約28〜30年。土星は一つの星座に約3年ほど滞在して「個人が持ち合わせた人生の乗り越えるべき課題」について追求する時間を与えます。生まれた時の土星(生まれ持った課題)が約28年~30年ほどをかけて一周して戻ってくることをサターンリターン(土星回帰)と言い、30歳を目前にして今後の人生について考える時期はまさに生まれた時の土星(課題)を思い出し本当の意味で自信が輝くための愛の修行期間なのです。
山羊座と土星の組み合わせというスポーツで言うならホームゲームのようなもの。この万全の環境のなかで数年、かつてないほどの修行・課題の濃密さをもってあなたと言う価値を年月をかけて熟成させ土台を強固させたかけがえのない体験です。
現状土星の課題を受けている人の影響の強さを順番に並べると
山羊座土星期生まれ(1989年12月〜1991年2月)・山羊座もしくは蟹座太陽、月、ASC、MC、ドラゴンヘッド&テイル世代(1972 4/28~1973 10/27 、1981 9/25~1983 3/16 、1990 11/20~1992 8/2)・牡羊座、蟹座、天秤座(活動宮)を太陽や月、ASCやMCに持つ人々。激動の数年本当にお疲れ様でした・・・
山羊座土星期は社会の仕組みが大きく動くとき。
約28年前の同時期(1989〜)もまた、元号や世界の歴史が大きく変わったり、人類にとっての社会という外側の部分が大きく動いて新たな土台を構築させるためのスクラップ&ビルドが起こった時期。次の新しい時代に進むための精査と新陳代謝を促す時期なのでしょう。
「社会」と「家」はセット。
裏と表、光と影、必ず存在する自分たちの二面性なるもの。
この度の山羊座土星期の仕上げでは、これまで見て見ぬ振りをしていた二極化のバランスを整えるために毒を出し切って浄化した結果、自己統合に向かうフェーズがようやくやって来ます。
2017年12月20日から約3年間かけて行われた山羊座土星期の総仕上げ、地(山羊)の時代から風(水瓶)の時代へバトンを渡すための準備はいよいよ総詰め。
2020年後半戦のスタートとともに、240年ぶりの転換期を華々しく迎えるために奇跡の総仕上げが始まります。
「淡の間版・2020年後半とこれからの生き方について」です。
長くなりましたがどうぞお付き合いくださいませ。
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2020年3月22日に一度水瓶座に移行してから今日(7月2日)までの土星の働きは、言わずもがな緊急事態宣言下における自粛期間もとい感染第一波に重なり、新型ウイルスという名の「新しい時代の影響」による予行演習を経験することとなりました。
多くの星々の重なりによって自我の矯正、思い込みという呪いが解放され、「順応すること」を学び、予行演習の中で今までの自身のことを振り返って確認をするような時間を過ごしましたね。
新型ウイルスの影響も初めは対岸で起こった火事のように遠巻きで見ていたら見る見るうちに燃え広がる炎のようにどんどん全世界一斉に広がっていき、宇宙が仕掛けた大掛かりな「予行演習」は歴史に残る未曾有の事態となりました。
例え話をするならば、
osをアップデートするためには余計なメモリを消す必要があります。
新しい服のサイズが合わないなら、そのサイズに調整する必要があります。
新しいシステムを一斉導入する際は適応時、混乱が生じることがあります。
そのために一度、あえての予行練習、いうならばフィッティングをするような時間が設けられたのです。
あなたがこれまで生きてきた年数の分だけ呪いのような滞りが溜まって意識が淀んだ状態が「今の状況」だとします。
それをたった約数か月、数週間で「このままではいけない」と感じさせて意識を変えさせた新型ウイルスという名の「見えない次の時代の脅威」は恐るべきものです。
これによって多くの人にとってこれまでなかなか動かなかった重い腰を上げるきっかけを作り、より柔軟に自由に豊かに生きるための意識改革と蔓延る社会の毒出しを促し、施しました。
リモートワークやネットサービスによるソーシャル会議、配送などあらゆるサービスの効率的な発達などは全て「風の時代の影響」そのもの。
牡牛座に滞在している天王星、行ったり来たりの土星、山羊座に滞在している重鎮惑星たち、その他の様々な影響による総結集的な成果です。
脅威的な速度で私たちはこのたった数ヶ月の間に急成長を遂げています。
予行練習としては、上出来とも言えるでしょう。
現状に対してどれほど順応したかは個人差がありますが、個々が完成し、共鳴し合うことで私たちは影響しあってさらなる成長を遂げます。
あなた自身が2017年からこれまで、あるいは3月からこれまでの間、
「選んでみたら意外と“アリ“だった」
「とんでもないことが起こって人生ひっくり返った」
「数年、数ヶ月前の自分では考えられなかった意識を持っている」
「価値観が変わった」
傾向があれば、概ね非常に順調です。
経験した人ならばわかると思いますが、運命が用意していた伏線を回収すると一瞬で全てが覆えされます。
2020年以降の私たちの生き方を一言で表すならば、「自分軸と才能の時代」になります。
自分の感覚と軸こそが自分を律するためのもの、これからの時代を生き抜くための武器です。
自分軸とは、自分の世界は自分の状態によって生まれていることを知り、世界を通して自身を省みること。自分の信念を生きることです。
他人軸とは、誰かが自分の世界を作っているように他人本意で物事を決めること。他人の顔色、評価を伺うことです。
「私は私である」という芯の強さがある人は、自分軸が健康的な人。
その人がこれまで乗り越えてきた経験、陰の部分が生み出す強い光を持つ人です。
これまで自分軸と他人軸の違いについて考えたこともない人もいるでしょう。
頭では分かっていてもなかなか腑に落ちきらない人も多いはず。
その本質を理解するまでは少々時間がかかる人もいるかもしれません。
これまで生きてきた年数分淀みが溜まっている状態なのですから、ある意味当然とも言えます。
そんなに簡単な汚れ落としなら苦労もしないでしょう。
これからは本物だけが残る。地位や権威・ステータスが先行されるようなこれまでの世の中のセオリー通りにはいかない。誤魔化しは不要、本当の自分の思い以外は通用しなくなります。
本当の意味での資本主義、もっとシンプルな能力(エネルギー)の対価交換がなされるようになります。
ちなみに “才能”とは、限られた人が持ち合わせた特別な能力ではありません。
それぞれが既にもっているものを上手に扱うこと、或いは興味のあることに向き合い続けることで生まれるものです。
それは自分でも思ってもいなかったような当たり前のようにあったもの、埃かぶっていたまさかのお宝を発掘するような感覚かもしれません。
この新しい流れに気づいた同士での才能の交換は既に始まっています。
大切なのは変わるのではなく、本当の自分に還ることです。結局自分ではない何者かになることはできないのですから。
風の時代、と聞くとなんだか華やかで神々しくて軽やかで一体どんなことが起こるのだろう?と焦りにも似た感情を覚えるかもしれませんが、何をしなくてはいけないか分からず戸惑う人へ伝えたいことがあります。
考えてみてください、そもそも「風」は目に見えません。
これまでの「地」が目に見えるものを追求してきた期間であるなら、それらを覆すのが今後の生き方です。
これまで重要視されてきた枠組みやステータスなどの価値観が一層される世界がやってきます。
目に見えるもの・形あるものに囚われてカテゴライズを望んで生きてきた人が、何にも囚われず目に見えない本当の軸を構築するのは苦戦を強いられるでしょう。
「風の時代」というものは決して何か特別なことをしなければならないことはありません。
そもそも当たり前にみんな特別なのですから、変わるのではなく戻るだけ。
周りを見て焦ること、情報に戸惑わされるその行動こそが「他人軸」だということに気がついてください。
足し算から引き算へ、
「ありのままのあなたをあなた自身がどれだけ認められるか」というとてもシンプルな構造に戻るだけです。誰かが勝手に決めた社会の縮図構造から脱して、あなた自身の価値観を育て直してください。
もっとシンプルに「あなたが求めていること」を自分との対話で感じること。
そして半径以内にある日常の尊さを感じてください。今この時の自分が何を感じて何を求めているかを信じることから始めましょう。
自分軸を育てることは決してわがままになることではなく、自己中になるわけでもありません。
あなたがあなたの世界を作っていることに気づくことです。
自分軸の成長は必ず、そばに居る誰かの成長につながります。
自分自身が変わるということは、自分自身の世界が変わることだからです。
自分は世界、外側の世界は内側を移す鏡であるから、個人の成長(自分軸の確率)こそが健康的な社会を作る第一歩であり唯一の方法なのです。
あなたの意識が、誰か・どこか、に向いているなら、今すぐ「自分」に戻しましょう。
自分の意思を思い出してください。
「誰かがこうだから」ではなく「自分はこう思う」。
それだけでいいのです。
純粋な自分の思いのみを救い上げて守ってください。
それでも何を手放していいか分からない人へ。
執着はある意味とても大切な感情です。
それがなければ達成できなかった数々の偉業があります。自分のことを良くするための追求(努力)には執着して構わないので、
「良くなるかどうか信じられない・怖い」という恐怖心だけを手放すようにしてください。
空っぽになる不安を自分への信頼に変えて下さい。
「この来るべきタイミングに至るまで矯正が為されていた」人たちも多くいらっしゃいます。(※カウンセリングを受けてくださったり、淡の間のアカウントを通して自分に向き合っておられる皆様のことです。)
2度目の土星水瓶座入りは2020年12月17日。12月19日には木星が移動し、22日午後に土星と木星は0度で重なる。この「水瓶座でのグレートコンジャンクション」という奇跡の瞬間に何が起こるかは誰も体験したことがないことのため、全く想像ができません。人類にとって前例のないことを経験するわけですから、自分の中の常識の範囲内で動いていても意味がありません。基盤が揺れ動くような更なる未曾有の事態に備えていなければなりません。
逆転の発想をするならば、自分の中で「絶対無理!」と信じて疑わなかったことがずっと探し求めていた真理になり得る機会でもあります。
信じて疑わなかったことがボロボロと崩れ去り、容赦なくあなたの外側のハリボテを崩して本気で自分を生きる覚悟はあるかと納得するまで問い続けることも起こるでしょう。
私たちが見えている世界はたった5%の表層意識、現実を作っているのは残り95%の潜在意識の働きです。
残り95%の力を引き出すために、今後は一切の建前をやめて下さい。
「毒を以て毒を制する」
徹底的に自分の中にある毒と向き合って洗い流し、これからの新しい流れを受け入れる器と土台を作りましょう。
2020年までに自分がいた場所が過去になり、これから生きる世界が全く別のものになる人も多いでしょう。
これはとても素晴らしいことです。
自分のエネルギーが循環し、グレードが上がると当然適応できなくなるものもあるでしょう。
新陳代謝の一環だと思って悲しむ必要はありません。
自分を悲しませるものからはどんどん手を手を離し、新しい住み良い世界を自分で構築していきましょう。その見極めが肝心です。
現段階において
何か大きい渦の中に巻き込まれたような心地のする人、
自分の生き方すらわからない人、
あなたのためにこの考察を書いています。
これまで積もり積もった汚れを削ぎ落として、まっさらな状態でこれからの時代(2020年以降)を生きるために、現在自分の意思で自分の浄化をしていることを実感してください。
「コロナウイルスさえなければ・・・」と考える人は一定数いると思います。
ウイルスはもともと見えないもので普段から共存しています。おそらく、今後も消えることはありません。
私たちが「これら」と共存していく生活に順応するまではもう少し時間を要するかもしれません。
これからの生活は、見えないものと共存する世界。
目に見えなくとも存在するものがあります。
私たちの心や魂、霊性(スピリチュアル)も目には見えません。
自分の本音で判断したときに必要ないもの(恐怖心)は過去においていく。
『気付かせてくれてありがとう』という気持ちだけ持って、これからは私たち自身の「見えない元々の軸」を成長させていければいいのです。
見えないけれど確かにあるもの、まさに「風」のよう。これからの時代は目に見える三次元的な物質や価値観だけでなく、私たちの精神性やスピリチュアリティを磨いていくことのようにも思います。
スピリチュアル(霊性・精神性)は特別な事ではなくて誰の中にもあります。
たまに特化した霊能者のような存在はいますが、本来の私たちはみんなスピリチュアルを使って生活しています。どのくらいの濃度・頻度で使われているかそれだけの話です。
スピリチュアリティとエンパス、HSPは微妙に似て異なるものです。
星の巡りに過剰に反応したり外的要因に情緒不安定になったりしやすい人は自分の性質を知るだけでも楽になります。
あなたの繊細な感受性を守りましょう。
エネルギーを循環させると同時に、スピリチュアリティもどんどん磨いて使っていきましょう。
頭で考えていた「何か」とバッタリ出会ったり、ニアミスしたり、テレパシーのようにシンクロしたり、不思議なメッセージのように頭の中に入ってくる経験は誰しもあるはずです。これらは全てもともと持っている霊性を使っていることですから、探さなくともスピリチュアルは既にあなたの中にあるのです。
既に寄り添っている見えない力は、実はあなたを多面的に見た時の一部分でもあります。
あなたの軸を磨くこと、それはあなたの霊性を磨くことにもつながって居ます。
起こることは全ての意味のあること。
良いことも悪いことも全てあなたの霊性が教えてくれること、今のあなたへのメッセージです。
最後に、
今どうしようもなく悲しいことが起こっている人・右往左往している人へのアドバイスです。人生の中で「今と同じように起こっていたパターン」の何かがあったはずです。
あなたは同じような経験を人生の中で繰り返しています。
繰り返しているパターンが見せている今のあなたの姿を理解する必要があります。
理解した上で本当の意味で改善しなければ意味がありません。
これは一度のカウンセリングではなかなかパターンの原因に気がつかず、2−3回繰り返してお話をしたり、フラワーエッセンスを取り入れて浄化してようやく見えてくることでもあります。長年積もり積もった積年の毒は相当厄介です。
もうこんなパターンに泣かされる思いは今年で最後にしましょう。
自分の中に眠るパターンを一つでも多く見つけられるようにしましょう。
そのために、自分の意識や身の回りに起こることに意識を払っていて下さい。
共通している何かを見出してみてください。必ずあるはずです。
2019年7月17日に屋号を立ち上げてから約一年、ご縁あった沢山の皆様に心からの感謝を申し上げます。まだまだ学び多く精進しながら進んでいる未熟な身でありますが、繋がっている皆様を通して修行をしているような濃密な時間を過ごして来ました。
自分で言うのもなんですが、私は本当に質の良いお客様に恵まれ、どちらが応援する側か分からないほどに溢れる沢山の愛を励みに日々過ごしております。
今後も集合意識と天体の共通性を見出しながら潜在意識を書き換えて更に身軽になるお手伝い、確かな自分軸の構築ができますように2020年の下半期も力を尽くしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
淡の間より