蟹座水星逆行終了
感情・情緒、あなたを守る堤防が決壊。
あなたにとってどんな点検・監査作用が起こりましたか?6月半ばから7月前半までの間に起こった出来事を見直して。
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牡羊座キロン逆行開始&月牡羊座
発散、表現、怒り、エネルギーの放出。
傷ついた男性性の癒しが自分軸の構築につながる。
※牡羊座と蟹座はどちらも、季節の始まりの星座であるため、活動宮に分類されます。
(牡羊座…春分、蟹座…夏至)
活動宮の影響を強く受ける人々は、始まりのエネルギーに満ちた活動的な性質が根本にあります。
牡羊座は天秤座と、
(主観と客観)
蟹座は山羊座と
(家と社会)
向かい合う。
全ては表裏一体。
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先日の山羊座満月の後記。
水星はコミュニケーションや言語。
キロン は『魂の傷・トラウマ』を示す。
蟹座は女性星座、水、守るもの。
牡羊座は男性星座、火、出すもの。
あなたの中にある感情をうまく言語化することです。たいていのすれ違いは『意思が伝わりきっていないこと』から生まれます。
あなたの素晴らしさは思ったよりも全然伝わっていないようです。
なぜならば、内側のあなた自身が自分のことを素晴らしいだなんて全くそんなふうに思っていないからです。
100%の自分を出すことはエネルギーを使うため、非常に恐怖心を覚える人が多いです。
私の意思を伝えていいのかな?
手を上げていいのかな?
愛してもらえるかな?
伝えたらちゃんと認めてもらえるかな?
など、これらはすべて『出す』ことを恐れるが故の男性性の傷です。
『してあげたからには返してほしい』
“出す行為”と”受け入れる行為”に恐怖を覚えている不健康な状態です。
本来であれば、『出したら同じ量が返ってくる』のがこの世の本質なのですが、不健康な男性性は傷つくのを恐れるが故に見返りを求めます。
つまりは自分の行動に信頼がないのです。他人軸に偏っている人はこの状態です。自分の意思が分からなくなっており、誰かに寄りかからないとうまく立てなくなっているからです。
加えて、どんなに表面上で分かったふりをしていても『自分には受け取る・受け入れる価値がない』と無意識に思っているうちは出しても出しても何も受け入れられません。常に枯渇している状態、この場合は女性性が不健康なのです。
どちらかが不健康な場合、エネルギーに滞りが発生します。こうやってエネルギーの循環が妨げられていきます。
『女性性・男性性って何ですか』と良く問われます。
男性性とは『陽・表面・出すもの・能動的なもの』のことです。
女性性は『陰・裏面・受けるもの・受動的なもの』です。
女だから、男だからではなく、表裏一体。
どちらも使いこなしてこその中庸のバランスが生まれます。どちらも整えてこその自分軸です。
両性性を整えて自分軸を鍛えた結果に生まれるものは自分を根っこから信頼できるようになること。それはつまり究極の愛です。
『私が私である限り、何が起こっても必要なことで、私が私を誰より幸せにする責任がある』
この状態になります。
自分が自分を誰より信頼し、愛している状態は男性性と女性性のバランスが取れています。
自己が統合されている状態の内側から溢れる発光するようなオーラは人を惹きつけ、自分から溢れるエネルギーを循環させて身の回りにいる人がみんな幸せになります。自分軸を確かに構築することは自分の世界を健康的にすることなのです。
気が良い場所・悪い場所、という概念がありますね。あれはすべてエネルギーの循環によって生まれるものです。
両性性が健康的であり、循環が成り立っており、自分軸がしっかりとしているひとは『気が良い状態』。いわゆるパワースポットのような存在なので良い状態を引き寄せやすいのです。気が良い人には気が良いものが集まる法則です。
運動や断捨離が流行っているのはこのためかもしれません。エネルギーを意識的に動かして受け入れるスペースを作ることができるからです。物を持っていないと安心できない状態から離れ、自らを身軽にします。
ちなみに、無理に言葉や形だけで関係性を引き止めておこうとするのは不健全です。
愛は目に見えないものですが、発するエネルギーの量や質はすぐに分かります。
残酷ですがあなたの身の回りにあるものが今のあなたです。
本当の愛は作るものではなく、すでにあるもの。
出したら必ず返ってくる(現実になる)もの。
欲しいと思ったら口に出しましょう。
ひとつひとつ、どんなに小さいことでも行動に移しましょう。あなたの望みを叶えられるのはあなたしかいません。
愛されたいなら愛しましょう。
誰を?自分自身をです。
自分にお金をかけ、時間をかけ、慈しんで大切にしてあげましょう。
初めは返ってくる(現実化する)速度に時差があっても、あなた自身の意識の変え方次第ですぐに速くなる。
朝考えていたものがその日のうちに目の前にあるように。まずはイメージを外に出すことが現実化(受け取ること)の第一歩なのです。
お願い事を書く、口に出すことが効果的なのはこのためです。月の暦に合わせることが多いのは、月が無意識の自我を示す天体であるため、無意識な状態で自分の願いにアクセスしやすいからではないかと私は思っています。
両性性を健康的な状態に戻すためには、まずは恐れずに出すことから。
『安心して出していいよ、怖がらなくていいよ』
と、慰めてあげる必要があります。
“自分=世界” ですから、傷ついた自分自身の目の前には傷ついたものが引き寄せられます。包み込むのではなく、傷の付け合いになってしまいます。
2020年5月以降は逆行天体の頻発により監査状況も非常に厳しくなり、嘘が全く通用しない・炙り出される毒出し作用にすっかりやられた人も少なくないはずです。
自我のデトックス、徹底監査、思ったよりもなかなかハードでした。
上がる前は必ず下がります。
綺麗になる前は一時的に汚れます。
解毒をすると好転反応が発生します。
下がったら上がるだけです。
あなたの中にはそれだけ出すものがまだまだあるのです。
愛を持って、根気強く、軸を鍛えましょう。