2020年魚座満月考察続・物事の主語を全て自分に置き換えてみること編

12ハウスのビジョンを現実にするのが6ハウスの使い方。

積み重ねてようやく、「自分に戻る」。

昨日の魚座満月考察をご覧いただいてありがとうございました。

知人から質問を頂いたのですが、


・意識がなければ現実はなく、現実化する手段は全て潜在意識の中にある。
「これっていったいどういうことですか?」


この部分についての解説も含めて考察の続きをお届けします。

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魚座の満月ということは、月が12星座全てを一周したということ。
次は牡羊座、春分の頃の月が満ちます。

人が生まれ、成長し、死にゆくまでの過程を12星座に擬えて考えるとき、魚座は12番目のハウスにあたり一番最後である「終焉期」のサインです。

「自分」という人間の意識が及ばないところ、形になる前のビジョン(潜在意識)が12ハウスが司るもの。

これまで辿ってきた道のりは命のサイクル。尽き果てようとするときに求める救いや癒し。こうして魂のバトン(輪廻転生)は1ハウスの上昇点へと続いて行きます。

そしてこの12ハウスの向かい側、6ハウスの管轄にあたるサインは乙女座です。

一般的に6ハウスの示すものは「分析と調整、労働と奉仕」と言われています。

自分の能力の使い方を学び、調整し、自己観察と分析を行うための部屋です。

12ハウスの学びとは「決めてきた自分(1ハウス)」を迎えるため。これから始まるサイクルに備えるため。


6ハウスの学びとは「出会うべき誰かに出会うこと(7ハウス)」を用意周到に迎えるため。

向かい側のサイン(12星座)とハウスは必ず呼応し合い、お互いを補完します。


表裏一体の魂の姿そのものです。

12ハウス(潜在意識)は1ハウスへ(自分を構成する本質的な器)、
6ハウス(分析と調整)は7ハウスへ(共同、人間関係)
バトンをつなぐために避けて通れない運命のはざまの通過儀礼のようなもの。

6ハウスと12ハウスは物事が形になる前の「意識」を整理して「調整」するための大切な役割を担っています。

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何度かこの考察でも伝えましたが、私のカウンセリングでは潜在意識というものを重要視しています。確かな自分軸の構築には欠かせないものであり、全ての物事の結果は潜在意識によって構成されているからです。

“意識がなければ現実はなく、現実化する手段は全て潜在意識の中にある。“

あなたの目の前の現実は、あなたの意識によって作られたものです。
思うようにいかないことでも、どこか全く関係のない些細なことに思えることでも、自分の身の回りにあるものは全て自分の意識の具現化されたもの。
自分を多面的に映し出したものです。

自分以外の誰かは自分の姿(鏡)だということのみならず
目にしたり耳に入る情報も全て、自分の潜在意識の示すところです。

あなたがここ最近耳にしたニュース、出来事、会話の中に全てヒントが隠れています。

情報を受け取った時の「純粋な感想」、

これこそが「あなたの潜在意識が思っていること」です。

つまりはいつかの現実化予備軍。

潜在意識の段階で気がつけば思い込みの段階で修正することが可能です。

こんなに幸せになりたいのにうまくいかない・・・
考えても引き寄せられない・・・
頭では分かってるのに・・・(※つまり分かってないと言う事。笑)

こんな状態に陥っている皆さんは、自分の潜在意識に現実の主導権を握られています。仕組みが分かると全ては思い込みによって出来ている結果だということに気づくことができます。

誰かがあなたを陥れるわけでもなく
誰かがあなたを幸せにするわけでもなく
あなた自身が自分の運命を構成しているのです。

忘れないでください。
意識が先で、結果はついてくるものです。
思い込みによってもたらされた結果に一喜一憂してはいけません。
あなたの現実化の主導権はあなたが握る。
あなたの意識の拗れは、あなた自身が気付いて修正すればいいだけです。

潜在意識の存在に気付いて受け取れるようになることが自分軸構築の第二弾です。

身の回りのあらゆる物事の主語を、全て自分に置き換えてみることをさっそく試してみてください。

難しく考えず、情報を受け取ったときに感じた感想をそのまま自分主語に置き換えてみるのです。

無意識だと思っていることの多くは、本当は気付いていないだけで「無意識」ではなかったことに気づくことが出来ます

ただ、現状を自覚すればいいだけです。

自分の意識の状態を知る術は、自分の身の回りを見渡せばいい。
答えはそこら中に溢れています。

目の前の現実にどこから手をつけていいか分からない時は、それだけあなたの意識も混雑していると言うことです。
一つ一つ整理すれば必ず答えは出ます。
しかも、ものすごくシンプルなものが。

自覚して整理して、現実になるように調整していきます。
不要であれば手放し、書き換えをします。

意識を調整することと見えないものを形にすること。
予め設定してきた自分になるための、そして誰か(何か)に出会う準備をするためにまずは混雑した意識の整理から始めてみてください。

結果になる前の意識の調整をできるようになると(6ハウスと12ハウスを使いこなす)物事のカラクリがわかってきます。
「なんだ、そういうことだったのか!」と
もやが晴れたような心地になるはずです。
さっそく明日から試してみてください。

明日も引き続き6ハウスと12ハウスについてのお話です。

しつこいかな?
いえいえ、わかるまで繰り返し積み重ねることが重要。
この積み重ねの大切さこそが、今私が最も伝えたいことなんです。

続く。

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