2021年8月22日21時03分頃、水瓶座の月と獅子座の太陽が向かい合って満月です。
先月24日に続き2度目の満月。
前回の記事でも触れましたが、大切なことだから2度起こります。
ぜひ購読者の皆様はより考察の内容メッセージ性が増しますので、ぜひとも、いや絶対に・・・(!)先述の記事を読んでいただいてから当記事に触れていただくよう、お願いいたします。
🌟【2021年7月24日 1回目の水瓶座満月、因果応報の振り返り 】はこちらから。
一方で「いいや正直面倒だから早く読む!」という方もいらっしゃるでしょう。
そんなせっかちな皆様に向けての簡単に前回満月時のまとめは以下の通り。
①2020年12月のグレートコンジャンクション以降、木星が一時的に魚座に移動するまでの期間(2020年12月20日〜2021年5月24日)に印象的だった出来事を振り返る。
②同調しようとするあまり、自分の「個」を抑圧していることがないか振り返る。
③自分にとって「因果応報」になっていることがないか振り返る。
④新陳代謝の可能性を抑圧していないか振り返る。
⑤「革命」は時間がかかることを理解する。
大きく分けてこの5点について、個人レベルでの変容を感じることがあるでしょう。
先月の満月から今日にかけての皆様の生活の中では、どんなことが起こり、どんな気づきに恵まれたでしょうか?
私はその出来事の全てがあなたにとっての「自分革命」につながるための重要な伏線なのだと思っています。
大きな流れの中に身を置き、時代の切り替わりの中にいることを実感しているあなたへ。
今回の満月図より、さらに深く天体からのメッセージを読み解いていきたいと思います。
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今日の満月以降から半年間は、まさに2021年の総仕上げとも言える怒涛の日々になるから心して。
2020年12月末から5月までに発生したある出来事が再出発・再対峙するような流れが生まれるだけでなく、5月から7月末までの“2022年のシュミレーション期間”を経て、今だからこそ向き合うべき絶対に逃げられない課題に対峙する人が多いはず。
人によっては2009年頃から続いている伏線回収をしたり、原点回帰してもう一度情熱を思い出すようなことも。
太陽は5ハウスで クリエイティブと創造の源で熱く燃えながら
月は木星と寄り添いながら11ハウスで 集団に向かって広がる周波数のように広がってゆく。
自分が本当に心を震わせるような関係・コミュニテイのもとで
生きる実感を掴む。本当の意味での調和を築く。
その反面で、共鳴する振動を感じないもの、違和感を感じる関係には見切りをつけていくことになりそう。
今、あなたが “なんとなく” 感じる不調・不和な空気は、嗅覚を使って不協和音を感じ取っているのでしょう。
なんとなく感じるレベルであればまだ良くて、ずっと不協和音の中にいると次第にその感覚すらも麻痺してしまいます。
感覚が麻痺してしまえばどんな淀んだ環境でも何も感じなくなってしまうのです。
不協和音が生む息苦しさの根源はどこからやってくるのでしょう。
その正体は、簡単にいうと
生命力から発せられる「波長」や「周波数」と呼ばれるものにあります。
生きている限り私たちの魂は循環による振動を続け、常に熱を帯びています。
あなた自身も、あなたの周囲にある何かも、魂が震える熱と振動による周波数を常に発しています。
外側は繕えたとしても内側から発せられている「振動と熱」は絶対にごまかせません。
嗅覚を使って感知しあい、同調して響き合います。
それが見えない生命力というものなのでしょう。
ですから、同調できないものを無理に響かせようとしたり、無理に同調することは本来必要ないのです。
必要なものは必ず共鳴し、良い波長を生み出し、不要であれば離れていくものだからです。
あなたがあなたでいる限り、耐えず放たれている周波数を限りなく純粋な状態にする責任があります。
その周波数は正しい方法であれば必ず必要なところに届くようになっているから、心配は要りません。
違和感を感じるあなたの嗅覚も、あなた自身から発せられる「熱」のことも、信じてあげるべき。
波長を整える方法はとてもシンプル。
まずは1日のうちに一度でもいいから、ゆっくりと自分のために深呼吸をすること。
余裕があれば気の流れを意識した生活をすること。(毎日部屋の換気する、ものを片付ける、など)
自分が美しい波動の中心にあることを感じながら、その呼吸に暖かさを感じること。
気持ちが穏やかに、嬉しくなるようなことをいつも考えること。
喜びにフォーカスをすること。
心が熱くなるような、ウキウキと弾むほうを選ぶこと。
反対に、無責任に心を悲しませたり、悲しませたり、脅かさないこと。
そのような状況をなるべく選択しないこと。
意外とシンプルですよね。
だからこそ意外と忘れがちで、とても大切なことなんです。
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水瓶座の月のそばには、拡大と発展を施す正義の天体・木星が寄り添っています。
木星は “良くも悪くも”、思いを偽れません。
本当の思いだけが届くべきところに伝播していくように作用します。
その月と木星の真向かいにあるのは、明日から次の課題に歩みを進めようとする獅子座の太陽があります。
獅子座にとっての太陽は最も気高い場所。
太陽が西洋占星術の世界観を構成する要素の中でも、太陽系の天体の中でも最も重要なポジションである所以は、 恒星 という自ら輝ける天体であるからです。
太陽以外の他の天体は 惑星 です。
惑星である限り、どんなに存在感があろうとも恒星の力なしで輝くことはできません。
太陽とは私たちにとって物理的にも精神的にも「希望の光」であり、「生命力そのもの」です。
恒星である太陽を活かすためには、あなたがすでに唯一の存在であることを思い出すこと、眩しいのは他の何者でもなく反射した自分の光であることに気がつくべきです。
私じゃダメなんじゃないか、私では至らないのではないかではなく、
『私だからこそできることがある。私だからこそ素晴らしいのだ』と心から堂々と宣言できるくらい胸を張って欲しいのです。
もし、今の状況ではそのように思えなかったとしても、今日の満月の力強い姿に倣ってその心を奮い立たせて欲しいと思います。
あなたなら大丈夫。
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1ハウスの天王星は「自分革命」のブースターをさらに加速させます。
8月20日から来年1月まで逆行期間に入る作用によって長期的な点検期間に入る天王星の影響は、まさに革命的。
電流が走るようなきっかけとともに重い腰をあげて長期的な目標に取り組めそうです。
人によっては少々負荷がかかるような、重石を乗せたようなトレーニング期間になるかもしないので、ちょっと(ちょっと?)困難を究めることもあるかも。
なぜかというと、本当の革命とは時間がかかるものだから。
世界中でこれまでに起こった革命運動の全ては時間をかけて市井の信頼を重ねてきました。信頼の伴わない革命はただの衝動に過ぎないからです。
あなたが向き合っていることは、じっくり時間をかけながら信頼とともに育むべき課題。最低でも約半年〜あるいは約6年ほどの長期計画を立てて取り組むくらいがちょうど良い!
革命は時間がかかるとは言いましたが、本来の天王星が司る領域はハイテクノロジーです。つまり本当はとってもスピーディーなんだけど、自信と信頼を伴わせるためにはあえてじっくりと向き合う必要があるということ。
今、少々負荷がかかる修行をこなせば後々に倍以上の成長が見込めるはず。
重石が取れた後にグンっと伸びゆく様子をイメージして、焦らずに一歩ずつ。
2ハウスのリリスと5ハウスの火星&水星は、調整を司る乙女座の力で具体的な対策を練ります。
野心(バイタリティ)をコントロールすること、発信力を生かすことが
“才能の独立“につながる鍵を握っています。
むしろ、具体的でない計画はいつまで経っても妄想のまま。
本気の目標を叶えたいなら戦略的な行動以外あり得ないはず。
環境を整備するとか、目に見えるような計画を練るとか、わかりやすくデータ化するとか、あなたのやる気に火がつくならば方法は厭わない。
5W1Hの基本に則っても良し。
ボンヤリしているビジョンを明らかにしていく方法を模索していきましょう。
変化球ではなく、分かりやすい正攻法の作戦で「求める成功」を正面から狙いにいくのが良いですね。
天頂近くの土星は2ハウスのリリスと調和します。
マルチタスクな能力と、スケールの広いイマジネーション、そして敏感なセンサーが活かせる時、そして、今まで胸を張れなかったあなたも「自分の才能はここにあり」とようやく自信を持てるきっかけが。
今までどこか引け腰で自信を持てなかった人も、自分の純粋な能力や、芽が出て育とうとしている才能に目を向けられるようになるでしょう。
あなたの欲しい結果は、わかりやすい資格とか肩書きとかそういうものではないからこそ、行き場がないように感じて、苦しくてもがくことが多い。
けれども最終的にその葛藤も含めて生き様そのものがあなたの色になる。
形のないものだからこそ感触を確かめるように少しずつ手応えを掴んでいきましょう。
その生き様はいつか大きな影響力となり、その姿に感銘を受けて後に続く人が必ず出てくるから。
特に1991年2月以降〜1993年生まれの土星回帰世代にとっては葛藤の時期。
逃げずに向き合えば必ずこの時期を乗り越えた自信が身につくから、2023年頃には一皮も二皮も向けた頼もしい自分に会えるはず。
そう。つまり今はまだまだ、修行の道半ばなのです。
今年2度目の満月を終え、明日から太陽は次なる目標にあゆみを進めます。
区切りを経たあなたが一層素晴らしく輝くように、この文章に思いを込めました。
今日も長い内容を読んでくださりありがとうございます。
淡の間