2022年5月1日牡牛座新月・部分月蝕

2022年5月1日午前5時28分、牡牛座の元で月と太陽が重なって新月です。

この月の近くには改革を促す天王星と、魂のご縁や社会の風潮・枠組みを司るドラゴンヘッドがあります。

個人のチャートで牡牛座または蠍座の位置に天体やアングルのポイント(ASC、M Cなど)を持つ人は特に影響を受けるタイミングに。

通常の新月が満了に至るまでは約半年スパンですが、5月1日新月と5月16日満月はドラゴンヘッド・テイル付近で起こる“蝕の月”のため、約3年ほどに渡って影響が続くと言われています。

この結果は、ぜひご自身で検証&体験してみてください。

さらに今回、日本ベースでのチャートでは12ハウスで起こっている新月のため“潜在的な欲求、魂からのサイン、精神面と体調面”での体感、メッセージを受け取ることが多いでしょう。

12ハウスは見えない・非物質(潜在意識)の領域。

向かい側の6ハウスは見える・物質(現実世界)の領域。

肉体という物質を従えてこの世界に属していることを体験するきっかけ。

体調不良や情緒不安定、輪廻転生の記憶、自分のルーツを思い出すようなこと。

非現実と現実の狭間。

忘れられない印象的な夢が教えてくれること。

見えない糸を手繰り寄せるように、引き寄せたもの。

ただでさえ土用の時期、いつも以上にドッと疲れが押し寄せる。

社会の頂点を示すMCには冥王星がコンジャンクション。

魚座の金星や木星、海王星にも連携。

夢のような心地に釘を刺されるようなこと。

散々ワクワクさせてから現実に引き戻す。

あるいは、楽しみ・喜びがあるからこそ挑戦する意義があると思えること。

夢から覚めるように気がつく。

「あること」についての制裁のようなこと。けじめ。

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太陽と月のサビアンシンボルは牡牛座11度【花に水をやる女】

花=自然の恵、豊さの価値観の例え。

内面的な幸福や洗練された美意識について考えるとき。

自分にとって、人生を豊かにしてくれることとは何か?

食事でも、芸術でも、恋愛でも。

あらゆる感覚を通して体験できるこの世界の全てをあなたは自分で選ぶことができる。

何があなたにとって嬉しくて心が満たされるのかを自分で選ぶことができる。

天王星の度数は牡牛座15度【マフラーと粋なシルクハットを身につけた男】

たくさんの負担を抱えながらも、それでも湧いてくる自分の欲求に向き合う。

己に問い続けながらチャレンジする。

価値のあるものに挑む時。

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天王星が牡牛座に属しているのは2018年からのこと。

牡牛座が管轄する「物質的な所有物」というテーマについての7年改革がスタートしました。

現在は2022年なのでちょうど折り返しのような時期ですが、以前は一部の人のみのもののように敷居が高く感じられていた個人投資が当たり前になるだけでなく、シェアリングサービスの定着、キャッシュレスサービスやネットバンク開設など、振り返れば随分と天王星の作用が普及した成果なのか「豊さの価値観・捉え方」に対して変化が生じていることを強く感じています。

さらに、現状の円安影響や物価上昇になどでも自身のお金・資産面での考え方について誰もが考えざるを得ない状況になりつつある昨今の厳しい情勢もありますが、ドラゴンヘッドが牡牛座に入って以降ますます「豊さへの問いかけ」を各々が考えさせられる状況にあるのだと感じます。

サスティナブル、SDGs、ミニマリズム、マキシマリズム・・・

羅列すると物質所有にまつわるキーワードが多数存在しますが、一番避けたいのは自分の価値観よりも世間の声に踊らされて自身の適量を見誤ることです。

人生は選択の連続、選択の積み重ねによって自身の軸が構築されていきます。

【あなた」を作る選択を、あなた自身が行う義務があるのです。

ちなみに牡牛座の月は、あってもあっても物足りない。手に入れたとしても蜃気楼のように消えてしまう底なしの物欲と貪欲さを持っており、この度の新月の付近では普段の自分の欲深さに向き合うばかりでなく「どうにも物欲が止まらない」という感情を体験する人もいるかもしれません。

(※牡牛座の月を持つ人にはドミニク・ローホー著の「捨てる贅沢」をお勧めします)

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12ハウスで起こる部分月蝕は、これから半年間だけではなく約3年ほどをかけて始まる変容の兆し。生きながらにして生まれ変わるようなこと。

具体的に言えば、病気(持病)の根本治療や長期的な資産形成。

いずれにせよ、不動宮の地エレメントという牡牛座の性質ゆえ、その結果は継続してこそ見えてくるものであり、手をつけたからとは言えなかなかすぐに成果が出るようなものではないはずですが

平等に「種」が撒かれているこの状況にどのように向き合い、自分なりの花を咲かせられるか?今後の成り行きは、あなたの日々の積み重ね次第と言われているかのようです。

その他は、現状のシステムではやっていけないと「あるきっかけ」で爆発する感情。

崩壊寸前の共同体。

終わりあれば始まりあり、一つの節目を迎えること。

金星のアスペクトの恩恵か、今後の動き方次第ではポジティブに好転してく気配も。

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5月はとても忙しい月です。

3日に金星が牡羊座に入室。

例えるなら、曖昧な好意がストレートな「好き!!」に変わるようなこと。

積極的に「YES」を伝えていくべき時。

4日に土用があけ、立夏に。

若葉が一番美しく生茂る季節の到来。

春分と夏至のちょうどあわいの頃。

10日には今年初めての水星逆行、風サインでの逆行ですからいつも以上に情報、コミュニケーション分野に注意。移動時間は余裕を持って。

11日には木星が一時的に牡羊座へ入室。モヤモヤとしていた曇り空が一気に晴れ渡るような体感。

16日には蠍座で皆既日食(満月)。

25日、牡羊座に火星が。ホームで生き生きと動く。

バイタリティの活性化。3〜4月からの充電期間を経てようやくスイッチが入り始める時。

懸念なのは、木星との連携によって好戦的な気配が濃厚になること。

28日には金星が牡牛座に入ります。

火星、海王星、金星、それぞれホームへ。

それぞれの持ち場で、それぞれのことをやりきる。

然るべき配置につき、然るべき計らいがもたらされるような時。

30日は新月

始まりと終わりに新月がやってくる、せわしない月。

始まりの頃と終わりの頃、それぞれの「始まり」は違う表情をしているかも。

後半になるにつれて空が晴れるように目的がどんどん明確になっていくような体感。

現状は少々モヤモヤしていても無理のない状況ですから焦らなくても大丈夫。

5月は10日以降、中旬以降が忙しくなりますから充電しながら然るべきタイミングに備えておいて。

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今回は、例に漏れず私も体調を崩してしまい更新が遅くなって大変申し訳ございませんでした。

今回の新月は、私のアセンダントにしっかりコンジャンクション。

冥王星も出生図の金星&土星&MCにしばらく滞在中。

低気圧も含めてストレートに打撃を食らってしまいまして。。。反省です。

そんな中優しいメッセージもいただき、本当にありがとうございました。

あまり説得力のない締め括りですが(笑)普段はとても元気です!!

購読している皆様の健康と幸せを引き続き心からお祈りしています。

お読みいただきありがとうございました。

淡の間より

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