2022年11月24日午前7時57分ごろ、射手座の位置で太陽と月が重なり新月を迎えました。
4ヶ月前の獅子座新月(7月29日)に逆行を始めた木星は10月18日以降再び魚座位置に戻り、いよいよ1ヶ月後の牡羊座木星入りに向けて浄化作用のラストスパートとなります。
木星のサイクルが一周する前、最後の大掃除のように
大番狂わせのような出来事やまさかの伏線回収が起こりやすい1ヶ月、
『自分なりに、視野を広げるために何かを始めたい人』にはうってつけの種まきのタイミングとなります。
そして何より、ここ4ヶ月の混乱の糸を少しづつ解いていくようなこと、
なかなか自分では決めきれなかったことや ここ数ヶ月間で自分が向き合ってきたことのお披露目
満を持して「広げていく」ようなことが見えてきます。
もしくは、その手応えを感じている人が既にいるのではないでしょうか。
新月が起こるのは12ハウスという潜在意識の世界で。
月と太陽の重なりの隣には、知性と情報の星・水星と、好奇心と喜びの星・金星が。
金星は今回の新月時のMCサインである天秤座のナチュラルルーラーです。
表面的には戸惑いや恐怖心が渦巻いていても、自分の道は自分で決めることができるし
人生の主導権を取り戻すことができる。
そんな当たり前のことを思い出しながら出発の支度を整えるような新月です。
🔥自分自身のバランスは自分が一番良く知っている
🔥答えはあなたの心が熱を感じる先にある
🔥自分の世界は自分で開く
🔥いつでも広げることができる
このような事項を改めて実感するようなこと。
または、自分自身の思考を顧みることで、これまでうちに隠していたことを自覚するきっかけ。
ちなみに木星の逆行は7月29日、牡羊座8度の位置からスタートしました。
この度数を再び通過するのは2023年の2月11日以降、この時期は2022年の夏に蒔いた種の回収があるでしょう。
本日順行に戻った木星の度数は魚座28度、今年の5月前半時期に起こった出来事の再挑戦と回収。
少しずつ海王星との距離が離れていくことで空の晴れ間が広がっていくように
ここ数ヶ月の混乱の行方が示すのは、そんな状況下でも行動を起こしてきたチームに嬉しい贈り物が届くようなこと。
本来木星は救済と発展作用を持つ(まるでサンタクロースのような)幸運の星ですので、やっと救われたような心地がする人もいるかも知れません。
何が起こるか楽しみですね。
これから約1ヶ月後に冬至、そして木星が牡羊座に入り2022年から準備を進めてきた2023年のムードがスタートします。
それまでの仕上げの1ヶ月、準備のための準備期間のような時間を有意義に過ごすために
ここ数ヶ月間で浮かんできた潜在的な欲求(あれがしたい、これが気になる、あそこに行きたい)や
夢からのメッセージ、シンクロニシティを感じたきっかけなどを素通りせずに自分の思いを受け止めて上げてください。
新月、月明かりのない夜に輝く星のように、心と魂が輝くように燃え上がる。
内なる情熱が既に知っていること。
自分しかわからないようなことでもいいから、どんな小さな野望でも書き留めておいて。
そして、脳裏に浮かんだあの人には連絡をしてみてください。
あなたの直感力が試される数日間、勝手にハードルを設けずに動くことが吉となりそうです。
一方で先の話になりますが、12月29日からは冥王星のコンジャンクションを伴う水星の逆行が開始しますので
年末年始前の準備が用意周到で終わるよう、今の時期にあぐらをかくようなことのないよう先回りしてお伝えしておきますね。
この考察を読んでくださったあなたに幸せなことがありますように。
淡の間