2022年4月17日天秤座満月

2022年4月17日午前3時54分、牡羊座位置の太陽と天秤座位置の月が向かい合って満月を迎えました。

半年前の新月からの振り返り、約半年の自分の歩みを振り返ってみましょう。

今回の満月のサビアンシンボルは『頭上を飛んでいる飛行機』。

地上に立っているだけでは分からない自分の現在地を、よりマクロな視点で捉えること。

全体的や視野を持つことの大切さ、客観性の見直しを促すようなこと。

小さな小さな一つの「点」の積み重ねがいつしか大きな塊に、

「点の積み重ね」が未来の自分へ続いていくことを再確認するようなきっかけ。

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単調な日々の繰り返しの中で、私たちはついつい目の前の事象に囚われてしまい、客観性を見失ってしまいます。

「何のために自分はここにいるのだろう?」

「何のためにこんなことをしているのだろう?」

「誰も見ていないことをやる意味はない」

「今が良ければひとまずはOK!」

という感情は誰しも経験のあることだと思いますが

日々の小さな積み重ねのことを、ある規則性が織りなす「秩序」のようなものとします。

その秩序がいつしか積み重なり、未来の日々を作る。

まるで美しいメロディーを紡いでいくようなことだとします。

しかし、忙しない日々の中でその「秩序」が乱れ、不規則になり、やがてリズムが乱れてメロディーはいつしか不協和音に…

本来美しい姿をしているあなた自身も当然乱れていきますから、あなた自身の投影である「環境にまつわる全て(体も含む)」が乱れ、不本意な状態や結果になるでしょう。

しかし、客観性を失っている自我は、なぜかその原因が「自分である」と気がつけないのです。

取り戻すことも乱れさせることも鍵を握っているのは全て自分次第です。

この満月を節目として

・いつか形になるであろう小さな積み重ねを見直すこと

・改めて志を持ち直して、未来の自分のために改善していくこと

・自分のことを棚に上げず「鏡の法則」で客観的に分析すること

これらを改めて見直してみるのはいかがでしょうか。

今の自分をついつい悲観的に捉えたり棚に上げて考えてしまうことも一種の「客観性の欠如」のようなもの。

単調な積み重ねに見えるようなことでも、日々のあらゆることを自分の未来へと続くメロディーを紡ぐように積み重ねていくことが大切です。

“自分にとっての好転的な状況のためにどのようにリズムを作っていくか“

これらを見直した上で不要なものを離し、必要なものを取り入れる。

満月という排出の作用を味方につけてより良い循環に繋げていきましょう。

そして現在の状況を、躓いているように感じる必要はありません。

人生はトライアンドエラーの連続、経験値を積み重ねていくことが何よりの成長ですので

やってみて合わなかったことには見切りをつければ良いし、やり切れていないことには再挑戦すれば良いだけのこと。

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牡羊座の太陽の季節(春分から4月20日頃まで)は新しい何かをスタートすること、

その後の太陽は牡牛座へと歩みを進め「始まった物事をどのように形にするか」という課題に移っていきます。

まずは一歩進まなければ分からないことがたくさんあるのですから、現状自分を見直す地点にいるあなたは「改善して成長するきっかけ」を与えられているのです。

金星と天王星、水星の関わりは変化を求めるあなたにエールを。

・まさかの方向転換

・意外なスパイス(比喩)

これらがラッキーポイントです。

水星と天王星のコンジャンクション、食わず嫌いでマイペースなあなたの腰がようやく上がるようなきっかけ、驚くような知らせ。

4月17日からは季節の変わり目にあたる土用の季節が始まります。

初夏を前に安定しない気候の影響に振り回されぬように。

4月29日から冥王星が逆行を開始します。(~10月9日まで)

これによって2022年の全天体順行期間は終わり、この期間までに始まったあらゆることを形にしていくステップへ。

牡羊座、山羊座、天秤座、蟹座の25~29度に主要天体を持つ人。

※特に太陽、月、ASC、MC(1,4,7,10月15~20日生まれ)

人生のテーマが冥王星の影響下にあります。

今後生きている限り訪れないであろう、破壊と再生の時期。

一言で言うと「とにかくめちゃくちゃハード!!!!!」ですが、冥王星の人智を超える力が味方についているため、今後の自身のキャリアの中枢になるような大切な何かに向き合う時期でもあります。

2022年中の活動宮位置での満月は、冥王星の影響を大きく受けるターニングポイントでもあります。7月14日山羊座満月や10月10日牡羊座満月でも同じような状況に。

2025年に完全に水瓶座へ移行するまではこの冥王星、行ったりきたりでまだまだ落ち着かないですが、一生を過ごす中で体験できる人は限られている大変貴重な時期ですから、その究極の状況を味方につけられるように自分の限界を越えるような挑戦をしてみてください。

今向き合っていることは紛れもなく「今だからこそ体験できること」であり、

そして生まれてくる時にあなた自身が決めてきた伏線でもあるのです。

流れ弾(?)ですが、牡牛座と乙女座の25~29度に主要天体を持つ人にも何か驚くような運びが訪れているかもしれません。

魚座の影響を大きく受けている人(※特に3/15~20日生まれ、それ以外でも魚座の主要天体持ちであれば該当します)は木星と海王星のコンジャンクションがピーク。

これ以上ない曖昧さと混沌の状況の中に。

分かっているけど気持ちがグダグダ、なあなあ、手のつけようがない状況…

今回の満月でいうところの「客観性の欠如」を失いやすい配置とも言え、これまでの自分の弱い部分に向き合わざるを得なかったり、普段よりも調子が入りにくい人も。

「魚座が今年調子良い年って言った人誰?!」と憎まれ口を叩きたくなるかも・・?

もしよかったらこちらの記事も参照です。

【2022年の考察 by淡の間 - things that matter】

https://thingsthatmatter.jp/blogs/matter/2022senseijutu

13年ぶりの海王星と木星のコンジャンクション、さらにホーム魚座での会合は約165年ぶり。

木星は拡大や成長、正義、富の象徴を示す星。

海王星は夢や芸術、病や見えないものを示す星。

海王星の発見とともに発見された「石油」もまた海王星の象徴ですが、かの戦争で象徴化された石油資源を含む資源問題や、戦艦モスクワ(木星的シンボル)を撃沈させたネプチューンミサイル(海王星的名称)。過剰な陰謀論的組織の拡大はかのオウム真理教を彷彿とさせるかのよう。

この度の戦争によって表面化した「正義」や正統性の曖昧さ、

国際組織の形骸化された様は山羊座冥王星の最後の足掻き。

現状、土星は水瓶座の後半を移動。

1992~1993年生まれの水瓶座土星世代はサターンリターンのピーク。

それ以外にも水瓶座・牡牛座・獅子座・蠍座20~29度に主要天体を持つ人に大きな影響。

(※特に2,5,8,11/10~20日生まれ、太陽・月・ASC・MCなど)

精神的苦痛を伴う脱皮、成長の時。

強い責任を問われる。

行き場のない孤独を感じて精神的に不安定になる場面も。

土星は厳しい課題の後に置き土産を与えてくれる優しさも持っています。

現状対峙していることを意味のあることと捉え、乗り切ること。

新月、満月のリズムは地上に生きる生命のすべてに影響を与えるものですが

自分だけの月のリズムがあることをご存知ですか?

冥王星逆行の前日、ゴールデンウィークに自分を振り返るスペシャルとして

4月28日にスペシャルなワークデーを企画しています✨

名付けて「ルナリターン・リサーチ」

自分だけの月のリズムを知り、2022年中のサイクルを調べ、対策を練られるボリューム満点の内容を用意しています🌝

近々ローンチしますのでお楽しみに!!

この度も長い文章を読んでくださってありがとうございます。

淡の間

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