2020年3月10日乙女座満月

2020年3月10日午前2時48分
乙女座の月と魚座の太陽が向かい合い、満月。

運命の点検中に起こる手放しの節目、浄化作用の強い満月。
強制的に洗い流された土地に立てる本物の軸。
貴方の背を推す確かな風が吹く、運命の前触れ。

この3週間または数ヶ月の間に、あなたを戸惑わせて点検が行われた様に感じた事件(監査対象案件)をいくつ覚えていますか?

ただその時が過ぎたことに喜び、無かったことにしていませんか?
又はいつまで続くのだろうかこの混乱は、と暗い気持ちになっている人もいるでしょう。
先行き不透明、貴方のエネルギーの矛先はどんどん下を向く一方です。

全ては表裏一体であると、私は何度も伝えます。今ひっくり返されている感情がそのままひっくり返るような歓びの日が必ず来ます。
全てのエネルギーは循環しているからです。

肝心なのはその過程を経て貴方がどんな状況になったのか、どんな学びを得たかどうか。
何が起こったのか忘れないように、または改めて確認するために箇条書きにしておくのをおすすめします。


さて、真面目に向き合っている皆さん。
箇条書きをしたあれこれを眺めてみて、どうでしょう。
当然大きな影響があった人もいればそうでない人もいる。
ただ、この強制監査の影響のもとに何も起こらなかった人などいないはずです。
嫌なことだけではなく、良いことも当然ありました。
例えば再開・再会・まさかの掘り起こしが導く報せなど、これもまた貴方の心を揺さぶるきっかけを何らかの形で起こしたでしょう。

未だ混乱の中に身を置く心地で引っ搔き回された大荒れの波を漂っている皆さんも、振り返る余裕などないと言う前にまずは耳を貸してください。

本当はもう気がついているはずです。

とっくに波は収まり、流れついた浅瀬でジタバタしていること。
足が着くのに着かないフリをしていること。

そう、立とうと思えばいつでも自分の足でスックと立てる。
決めるのは貴方です。

本当の意味でのグラウンディング(地に足をつく事)に向けて、
ここ数日で炙り出された本当の思いに対峙しましょう。

建前ではなく本当の思いがあるはずです。
宇宙は知っています、見抜いています。
だからこそ揺さぶりをかけたのです。

宇宙が思ってもいないことを『勝手に』やらかしたのでしょうか?
あなたの日常を『勝手に』とんでもないことにしたのでしょうか?
いいえ、それは全て 実はあなたが選んだことです。
あなたの『内側』の滞りを元に戻すために。

その出来事や感情の裏に潜む本当のあなたを覆い隠す部分を濾すように洗い流して、いい加減認めざるを得ない状況にでもならなければ、『こんなものでいいのだろうか』という思いを抱きながらこれからもずっと分からないフリをして過ごして行くことでしょう。

埋もれているあなたの軸をあなたが自分で掘り起こすのです。
建前を壊し、全てを受け取る覚悟をするため。

この満月を経て、翌11日に水星の点検は一先ず収束。

逆行のスタート地点に戻る経過の3月いっぱいは、このたびの監査結果が何らかの形であなたのもとに届きます。今までとは違う世界に足を踏み入れる人も多いでしょう。

あなたの運命が大規模になんらかの形で変容したのですから、
良くも悪くも、監査が始まる前の『あの時のあなた』には戻れないのです。

3月20日に春分を迎え、太陽は牡羊座へ。
ようやく本来の始まりの位置に。

追い風を受けて燃え盛る火を待っていたかのように、3月22日に2017年から山羊座の元に滞在していた土星が約3年ぶりに山羊座(地)の元を離れ、お隣の水瓶座(風)へ動く。

これを機に数々の天体が水瓶座の方へ流れて行き、文字通り風が吹く様な心地。

今まで心のどこかで『どうせ無理だった』と決めつけていた何かが動いたり、社会の仕組みが思わぬ方に動いたりします。

例を挙げると、絶対に会社に行かなければ行けないと思っていたけれど十分家でやれると気が付いたり、そこからもっと柔軟でいい・自分の好きなようにできると気付いたり、盲点だった部分にテコ入れをして舵を切り直したりと、その影響は様々でしょう。

ベースにあるのはあくまで自分がどうしたいのかという部分です。

見えない風という比喩ではなく、あえてはっきり言いますと貴方の心からの本音だけで生きていく事を問われる、より自分軸のあり方が試される『水瓶座土星期』の予行練習がこの3月から7月まで行われます。本格始動は2020年12月のグレートコンジャンクション。
大いなる始まりにむけて、風の時代への移行はすでに始まっているのです。

つづく

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