2020年春分。
牡羊座の0度に太陽が重なるポイントを春分点と呼ぶ。
そんな12星座の先頭を導くサイン、牡羊座(白羊宮)について。
羊という生き物を先頭に12星座から成る人間の性質を導く様は、私自身まだまだ無知ながらも西洋占星術とキリスト教の関連性を強く感じます。(キリスト教では信者を子羊と言いますね)
羊という生き物は、単独ではなくわらわらと群れるもの。
一匹を先頭に他の個体もみんな従ってしまう集性を持っています。
自分の意思とは逆だとしても、ついつい前ならえになってしまう、『本当はどうしたいの?』と聞かれたときに口籠ってしまうそこのあなたへ。
いつまでも前ならえをしてそのまま従う従順な信者ではなく、自分の意思を確かに持ってください。
はじまりの「子羊」は、あなたの心と体を先導し成長しようとするあなたの魂そのものであってほしい。
12星座の真髄は、個が自我を持つ成長過程・輪廻転生の物語。
そして天体によって発せられるエネルギーに同調し、共鳴する。
従順であるべきは「あなたの魂」に。
本当はいつだって全部知っている。
自分の中に答えがあること。
私もいつも、自分自身が「自分の魂」に対して従順であるかどうかを確認しながら過ごしています。
いつだって導かれるのではなく、私が私の運命を自分で作れると知っているからです。
当然、これは私だけではなく皆平等にあることです。
2017年12月からこれまで続いた山羊座土星期は、2008年から山羊座の元にある冥王星と宿命のノード軸と共に、とにかく社会全体と個人に大きすぎる影響を与えました。
その土星が2020年3月にようやくお隣の水瓶座に移り、逆行を挟みながら2020年12月には完全移行します。
しばし休戦。
この3月、待ち望んでいた風がようやく入る。そのための隙間をわざわざ造らされていたような気すらする。
これから向き合うべきは社会でなく、他人ではなく、未来でも過去でもなく、「今の自分」だとその「風」が教えてくれている。
この山羊座土星期間に運命を受け入れるスペースを無理やり作らされたり、謎の浄化が起こったり、監査に引っかかったり、なんだかんだの大騒動…あしからずですが、ただひっくり返って闇雲に悩まされていたわけではありません。
その意味が分かる日が必ず来ます。
無意識なりにも「はじまりのタイミング」に合わせて各々本能的に準備をしているはずなのです。
ともかく脱線しまくりですが、
全天体順行という全ての流れが順調である期間に起こる新月ってだけでも年間を通してみると貴重なのに、春分を過ぎてからすぐの新月&山羊座土星(おつぼね代表)移動後の流れだなんて揃いも揃って順調な流れを作ってくださってありがとうございます!って感じ。 「はじまり」「火」「1」という生まれたばかりのエネルギーを活かすために、あなたの心に眠る純粋な思いを確認しておいてください。
全世界一斉采配の渦中、ポイントは引き算であると何度も述べています。
もし手放したくないとしがみついていても然るべく時期が来たら剥がされるはずなので焦っても仕方のないことかもしれません。
何度でも言いますが、これからは前例のない新しい生き方の時代がやってきます。
そのために必要のないものは「いまここ」に置いていかねばなりません。
これから始まる時代のために、絶対不可欠である「自分軸」の磨き上げ。
そのために私は淡の間を拓いて私に出来ることを努めていきます。
1人でも多くの軸を掘り起こすべく、受け取ってもらえる限り発信し続けます。
私が行なっていることは、とてもシンプルです。
簡単に言うとあなたがまだ見ないふりしている「あなたの素敵なところ」を、一緒に探します。その時同時に、とっ散らかっているコンパスを正常にしなければなりません。
魂のコンパスを正常にしてから見る世界は全く別物です。
なりたい自分はすでにここにあった。
その時「ただあるものを認めるだけ」「最後に残ったものがずっと探し求めていたもの」だという真意がようやく分かるでしょう。
新月。
これから理想の自分を目指すために、意思表示すること。
「・・・なりたい自分ってそもそもなんだっけ?」
そんなシンプルで明快な答えを出すのが困難になるまで頑張りすぎてしまった人ほど受けてもらいたいのが私のカウンセリングです。
思いをストレートに叶えるために、余計な上澄みを取って循環を元に戻し、純粋な願いだけピックアップしましょう。
新月を迎えるにあたってもしなにか準備しておくなら、私はありとあらゆる布のものを変えたい。
気に入った香りの新しいキャンドル(火のエレメントを感じられるから)も春に新調するならおすすめの品。
普段行き届かないガス周りの掃除をしたい。 「いま一番私らしいと思えるもの」を迎えたい。
どんな時も身につけているだけで「わたしそのもの」だと胸を張れるような。
本や携帯電話を忘れても、ノートとペンさえあればいい。いつだってノートにペンを走らせれば今の自分の思いを確認できる。
春分開けの新月の夜、未来日記として目標を書きつつ、新しいキャンドルを焚いて瞑想しようかなと思っている。新しい寝具を用意して。