「毒」
“毒を以て毒を制する“
自然療法を学んでいる最中でこの思想に出会いました。
私の好きな言葉であり、普段から大切にしている心がけです。
そして、
決してどこかに偏ることなく中庸を目指すこと。
良いか悪いか、目の前の出来事だけで判断をしないこと。
本当に必要なことは、オーガニックだから良いと言うことでもなければ、「これをしておけば運が良くなる」と言う単純なものでもありません。
現在のあなたにとって、一番最高の状況が「今」なのです。
今のあなたにとって必要な事が引き寄せられています。
あなたの現実はどんな様子ですか?
あなたにとっての理想の実現化を妨げているもの、それは必要以上に蓄積された毒が原因です。
いまあなたはその毒を、同じくらい協力な毒によって排出しようとしています。
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『さらに最高の自分を目指すために、今を認めることを始める』
物事の全てはエネルギーによって構成されています。
上がったり下がったりしながら自身のエネルギーをコントロールしています。
最高の状態は、ひっくり返せばつまり最低です。
自分自身が勝手に「良し悪し」を定義しているだけで、本当はいつだってあなたにとっては最高なのです。
どちらかに思いきり偏った時は、どこかでバランスを取る必要があります。
その時々で一番必要なバランスのサイクルを無意識に選択しています。
本来私たちの魂はとても優秀なアンテナのようなものが内蔵されているもの。
ですがそのアンテナが汚れ曇った時、その感度は乱れ、「何が自分にとって最良なのか」わからなくなる事があります。そのアンテナを汚すものが「毒」です。
比喩表現ですが、本来のあなたが持つ機能が分からなくなるほど協力なので「毒」と呼んでも損文ないでしょう。
もはや元の状態が分からなくなるほど「毒」で曇りきったアンテナをきれいにするために一生懸命に魂は訴えかけ、心や体に反応を起こし、「私が毒に侵されている事」に気がついて貰おうとします。
その過程で起こるものが排出・デトックス・浄化作用です。
その作用はさまざまなものがあります。
体調不良、眠気、大事件、人によってはとても悲しい事。
この『毒』と呼んでるもの、自覚はありますか?
大体の方は、実は自覚症状があるものだと思っています。
人によりますがこれがなかなか頑固なもので、溜まっていく過程で気がつかないフリをしているとその分だけこびり着きも多くなかなか剥がれてはくれません。
強力な解毒剤というものはそれだけエネルギーが強いのです。
洗剤も洗浄力が強すぎると返って荒れてしまいます。
何ごとも適応したものを選ばなくてはなりません。
私たちの魂の優秀なところは、自分の一番適している状況をベストポイントで選択して「浄化」が起こるように仕向けてくれます。
同じ毒で毒を退治してくれます。
よって今あなたの目の前の状況が今のあなたが良くなるための最良のことなんだという事、なんとなくご理解いただけましたでしょうか?
身の回りにいる人、状況、出来事全てがあなたを良くするためにあなたが引き寄せた事なのです。今のあなたが体験を通して学ぶべきことです。
身体の不調は精神、果ては魂とも繋がっていて、「裏と表」「女性性と男性性」のあらゆる「両極」が重なって統合する時、心・身体・魂の三位一体のバランスも自然と整って来ます。
本当の意味での「浄化」とは、誤魔化しではなく根っこに訴えかけなければならない。そうでなければ本当の意味での調和は訪れないからです。
深い場所にある毒に毒を見せ、自力で脱出を図ることで本来持ち合わせている本物の自己治癒力が目覚めます。病気を始めとした一般的な「厄災」とは浄化の際たる例、あるべきところに戻るための働きです。
今、太陽と月の交点で起こる「日食・月食」が導くこともその浄化作用をさらに強めます。自ら選んで「運命の洗濯機」に丸ごと入ってザブザブ洗われるような例えをしているのはそのためです。
ここで肝心なのは、その「運命の洗濯機」を出た時のあなたはこれからどんな選択をしていきたいか。この意図が曖昧であればまたすぐに毒がたまります。
そしてまた浄化が起こる、その繰り返しです。
それも必要な学びですので結局無駄なことなどないんだけれど。
毒がなくなることはないと思います。なぜならばそれもまた中庸。共存してうまく付き合っていくべきです。そして、普段から「浄化されること」を自分で選んで自主的にケアしてあげると必要以上の毒がたまりづらくなります。
だからこそ吐き出すツールとしてのカウンセリングはおすすめです。
私とのセッションもある意味「浄化」なので反応が強いと怠い・眠い・頭痛などの症状が体に出てしまう人も多いようです。そしてセッションで使用するフラワーエッセンスはヨーロッパの自然療法であるホメオパシーから派生した「同種の法則」を使用した「認めるセラピー」なので、精神補助作用のほかにも内側の毒を浮き上がらせてくれる助けをしてくれます。カウンセリングで処方しているものは私がクライアントと話して感じた「毒」をブレンドしたものです。フラワーエッセンスたちは時に優しく、時にやかましく運命の上に厚く覆う毒を掻き分けて目覚めを促し、自らの体験を通して排出するための手助けをしてくれます。
普段からセッションを生業にして感じることは、本当の癒しとは、愛とは、本来あるべきところに戻るための矯正を促すためにとても厳しいものなのだということを感じます。
なぜならば本当の自分の素晴らしさを既に知っているからこそ、本来の姿に戻るための手段を時に厭わないからです。それもあなたの魂が選択していることです。
自主的に自分を浄化に働きかけるきっかけはカウンセリングやフラワーエッセンスだけでなく様々なツールがあります。食事療法だけでなくクレイセラピーや運動なども。
いろんなことを勉強してより良い方法をお伝えして、クライアントによって適切な良き浄化を促せるカウンセラーになれるようこれからも精進します。