二極化①優劣意識が分断(二極化)を生むことについて

驚くような破壊と再生をもたらした魂の決起元年、2020年も残り92日です。
春分から数えたら約半年が過ぎました。

昨年から始めた淡の間としての活動もあっという間に一年が過ぎました。

自分にとっての精神観・神秘哲学をお客様を通して掘り下げる日々を全力で過ごす中でたくさんの学びを得ることができました。

私にとっての占星術は「占い」という枠に収まるものではなく、「意識のデータを言語化=翻訳するツールである」という確信も生まれました。
自分が何を深めようとしているのか、方向性もわかりました。

来年から私は大学生になる予定です。

知識をますます深めていくのが楽しみでなりません。
私の学ぶ喜びを皆様にも共有していけたらと思っていますので、今後ともお付き合いいただけますと幸いです。


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本当は先月にまとめようとしていたテーマでしたが(ごめんなさい)、満月の前の日に私の考える二極化についてまとめてみようと思います。

このテーマは長くなりそうなのでまた何章かに分ける必要がありそうです!
お付き合いいただけますように。

優劣意識が分断(二極化)を生むことについて。

まず初めに、私のところに来られるクライアントからよく言われる言葉があります。


「私の使命を教えてください」

「なぜこの世に生まれてきたのか教えてください」と。

全員共通することは、
「あらゆることを体験するため」「自分が決めてきた伏線を回収するため」。
「自分の中の男女性を統合させるため」

クライアントは言います。

ー私はその「あらゆること」が何かを知りたいんです!



多くの人にとって盲点になっていますが、人生は「結果」が先にあるのではなく、必ず意識が先です。

自分軸で考えると宇宙=自分です。
全て自分。自分を動かしています。自分が全て決めてきています。

なので、今あなたの目の前にあることが「あなたのやるべきこと」です。

なぜならその出来事は、あなたの意識が作り出したことだからです。
あなたの魂が経験したいと心から望んでいることです。

意識のないことは現実にはならないので、あなたは今自分で用意している伏線をちゃんと回収しているということになります。

「こんな現実望んでない!」ということではなく、「そうか、今の私の意識が意図しているのはこういう世界なんだ」とまずは認めてみてください。
望んでいる世界と目の前に広がっている世界が乖離しているのであれば意識の書き換えが必要です。

書き換えとは、歪んだ意識の循環を取り戻して再設定をすることです。

あなたはすでに特別です。
なぜならばあなたがこの世界を作っているからです。
あなたの思うようにこの世界が出来ています。
その事実に気付いて「戻る」。
元に戻るだけです。

戻る=引き算をすること。

特別な自分でありたい=足し算
すでに特別であると気付く=引き算

です。

これは同じようで、全く違います。

「私は私のままでいい」と心の底から腑に落としてください。

まずはゼロの状態、今ここに意識を合わせます。
「なーんだ、すでに特別だったのだ!」と。

今のあなたがどうしようもなく劣等感に苛まれているのであれば、まずはそれをやめてください。誰かに認められて完成することを望んでいる、他人軸に偏った自分自身に気がついて下さい。

あなたがそれを求める限り、一生自分との戦いが続くだけです。

最も、それをあなたが望んでいるならそれでもいいのです。
自分対自分で自己を磨き続ける。
それもまた魂の喜びですから、それでも良いと思います。

私は私のままでいい=我儘・自己中心的と思い込む人がいると思いますが、それもまた、あなたが望むならそうしたらいいと思います。結局は自己意識の歪んだ状態には気が付いていないので、いつかは破滅するでしょう。悪循環の繰り返しあなたの意識が生み出した結果の自己責任です。

あなたが元に戻るために、目の前の現状を望まないのであれば意識を書き換えなければいけませんし、(もっとも多くの人にとってはこれが難しいので客観的にカウンセリングをしているのですが)自分で用意してきた伏線の一つであることは間違い無いので、まずは正面から向き合わなければいけません。

意識が間違った思い込みをしている場合、何度も望まないパターンを繰り返してしまうからです。意識は生きてきた年数の分だけ積み重なった深く根深いものです。最も、そのパターンを書き換えて修正することも魂にとっては最上の栄養となりますが、当人の表面意識にとっては苦痛以外の何物にもならないことがあります。

この世の全ては表裏一体。
つまり、最上の幸せと最上の苦しみは同一になります。

感情や感覚はエネルギーが具現化した彩り。
エネルギーにとって、本来は「あるか・ないか」の二択だけです。

誰しも優劣意識を大なり小なり持っています。
私も持っています。
どんなに無意識でも、それは根の深いものです。

あなたが生きる世界に「二極化しているもの」がある限り、それは内側に存在しているあなたの中の優劣意識が見せるものです。

優劣意識がある限りこの世の分裂・分断・差別はなくなりません。

自分=世界(宇宙)です。

意識が現実を作ります。

あなたが幼い頃から優劣の意識を植え付けられて育ってきたならば、物心ついている現状は世界が分断・分裂・二極化によって混乱しているはずです。

こうしなきゃダメ、ああならなきゃダメ、認められなきゃダメ・・・

あなたの記憶(意識)が積み重なり、現実という結果を作り出しているからです。

その意識をも乗り越えて自分自身を自己統合させることが、あなたがこの人生を生きる意味と言っても他ならないでしょう。

「自分の役割が知りたい」という意識は「特別な自分でありたい」という思いを表面化した優劣意識の生み出すものだということに気が付いたでしょうか。

「特別な自分になりたい」と思う意識が「優劣」という分断を生み出しています。

『特別でない私はだめ、特別な私になりたい』と思う心が更なる二極化(分断)を生み出しているのです。

今の世界が差別・格差分裂の情報で溢れ、あなたがその事実に胸を痛めているのなら、自分自身が優劣意識によって分裂していたことがようやく表面化されてきたこと。そして自分の二極化したものを統合することが現状の課題なのだと受け取ってください。

簡単なことではありませんが、気付いた瞬間から意識を変えることができます。
大丈夫、少しづつ思い込みによる記憶を書き換えていきましょう。


先程「男女性」と記述しましたが、スピリチュアル界隈での統合といえばツインソウル・ツインレイ概念が有名ですね。

純粋な愛のストーリーだけではなく、感情の責任転嫁をしたり運命の相手・魂の片割れにランクをつけて「あの人は片割れ・あの人はそうじゃない」などといろんなお話が溢れています。

確かに、魂の相手というのは非常に耳触りの良い言葉です。
私も運命の人はいると思います、そして特別な人だけが出会えるものではなく、皆平等に用意されています。

なぜならば言葉を変えると、

最上の相思相愛の相手・片割れと思えるほどの相手というのは、自分自身が自分と両思いになった結果の副産物です。

自分との両思い=自己統合とも言えるからです。

自分自身が自分を本当の意味で愛すること(自己統合)へ導いてくれる概念、そのものかもしれません。

表裏一体で考えると、憎くてたまらない相手もまた同じです。
なぜなら相手を通して自分をそのまま見ているからです。

潜在的に自分が自分を嫌悪しているか愛しているかを最もわかりやすく反応する相手とも言えます。なぜならば自分にとって最も鮮明な鏡となる存在だからです。

自分自身が自分に対してどう思っているか、呆れてしまうほどおうむ返しを喰らいます。

私は見えない世界のことが見えるわけではないのでこれも確実ではありませんが、「自分が見ている世界のことは自分そのものである」という軸は持っています。

なので、その観点から言うと「ツインレイとは自分自身の男女性性に気づき自己統合を促すためのもの」だと思っています。

この人に出会えた私は特別なんだ!と幸せなきもちになることと、優越感を引き起こすものは似て非なるものです。

何故ならその人に出会おうと出会えなかろうとも、すでにあなたは特別だからです。

本当の統合は誰かと一緒になって完成ではなく、自分の中で起こすものです。
自分の中にある男性性(出す・陽)と女性性(受ける・陰)のバランスを整えて循環を生み出すことです。

私の思うことなので賛否両論あると思いますが自分と関わる人はみんなソウルメイトです。そこに順位はありません。ソウルメイトというより「より自分に近い存在=意識が具現化しているもの」ではないかと、そう思っています。

「私は私のこと好きじゃない。でもあなたは私のことを好きでいて!」
というのは健康的な循環ではありません。

「私は私のことが好き。私も私のことが好き。」
これが理想の “私と私の両思い状態“ です。

これが腑に落ちた状態であるかそうでないかは、パートナーシップにも大きな差を生み出すと思っています。

パートナーを求めてやまない人はまず自分との両思いを目指しましょう。

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続きは、私がカウンセリングで受け取ったあらゆるメッセージの翻訳の一部を「自分軸構築」のコツとして公開します。

まずは身の回りのあらゆることを自分軸で考えてみてください。
それは、自分が受け取ったメッセージへの「感想」をそのまま今の自分に当てはめてみることです。

[ Point ]
・「お金があったら」「もっと若かったら」「〜だったら」と、条件付きで考えられるあらゆる理想を書き出してみましょう。
・最近自分が受け取った情報、メッセージについての感想はどんなものだったか考えてみましょう。

ではまた、次回。

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