2020年10月31日牡牛座満月考察②金星の二面性

続きです。

牡牛座と天秤座の守護星である金星は好奇心、愛、喜び、女性性、官能のシンボル。この世の美しいものは心の豊かさとエーテル体を育みます。

身体機能で言うと腎臓、乳房、子宮(生殖機能)。
これら部位には共通点があって、それは「2つづつ存在している」と言うことと「水が分泌・循環される部位」であること。

女性にとって子宮と乳房は母性を彷彿とさせる象徴のようなものです。
腎臓は血液を濾過して老廃物や塩分を排出させるためのフィルター作用、体内の循環作用を司ります。(ちなみにですが両性を司る水星の該当部位である肺も、2つです)

なんのこともなく、これらの部位は身体機能的に2つあった方が都合が良いのだと思うのですが、数秘で言うと「2」は女性性=受容を示すものであること、水も陰・女性性を示すもの、そしてなんといっても金星の2面性(欲望と墜落)を感じてしまうのは私の考えすぎでしょうか?

循環とあらゆる二面性が滞ると自分軸が偏ってブレてしまう。
滞らずに流れていくこと、健康的な取捨選択を受け取れること、そして常に中庸でいること。

そんな本質的なテーマに立ち返らせてくれるきっかけをくれた「金星」について、改めて掘り下げようと思う今回の考察の続きです。

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人生が上手くいかないと思う時。
例えばその場しのぎの欲求に溺れたり(買い物や食も含む)、(占いに行ったり)、誰かに会いたくなったり、触れたくなったり、ひとまずは「金星的な喜び」を求めて満たそうとします。自己啓発を求める人もいます。

何より私が一番見直すべきは「身体=環境」のことだと思っています。
外側からのアプローチよりも、なるべく内部から。
住環境を整えるのも重要ですが何はなくともまずは自分のことを。
自分が変われば相手(環境)が変わると言う言葉がありますが、あれは非常に的を得ていると思います。

どんな時でも自分軸=世界・宇宙です。

逆を言えば自分が変わらない限り相手が変わることはあり得ないことですし、自分の心が宿る器である身体に問題がある限り、何を見直しても状況が好転しない可能性があります。

自分の身に合わないもの、合うものを知ることは非常に大切です。
そのためにはまず減らすことが一番分かりやすい。
何事も過剰になっている時はなかなか冷静になれないものですし、ミニマルな状態の清々しさ、美しさに触れることに抵抗すら感じたりもするでしょう。

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現代における「金星的な喜び」は全て三次元的な物質化されたもので、一時的なものです。悪しからずですが、私もエンタメやファッション、あらゆる美しいものは大好きですし、それを否定するつもりは全くないんですけれど、せっかくの考察だからこのテーマを深堀りしようと思うのでどうかお付き合いくださいね。

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生まれた時から既に完璧であるはずの私たちは、物心ついた頃にはすでに余計なものがくっつき過ぎて麻痺しています。

あなたは「完璧な状態である自分自身」にまだ出会ったことがないかもしれません。
こんな偉そうな私ですら道半ば、極限まで削ぎ落とした知らない自分がいるはずです。気づいたらどんどん増えています。食べるのも増やすのも大好きです。なので、上手に減らします。なるべく余計なものは増やさないように気を付けています。もう戻りたくないからです、あの頃には。

この考察の中でも何度か伝えています、変わるのではなく戻ることが大切なのだと。

「現状から良くなりたい」と思う時、何かを増やす事(+)ではなく引いてみる事(−)を選択してみましょう。

私たちにはもともと「ホメオスタシス」という恒常性機能、自然治癒力が存在しているのですが、あまりにも豊かすぎる現代の弊害であらゆるものが過剰になり、本当に必要なものが分からなくなりつつあります。つまり本来の機能、あるべき姿を見失っているのです。

私たちの国は、正直決して安全とは言えません。
身体の調子が悪ければ病院で薬漬けにされ、スーパーには先進国最下位レベルの安全性と言われる添加物・農薬まみれの食材が並んでいます。

このような状況では大半の人が自分の体の機能の半分も使いこなせていないと思います。できないのではなく、目覚めていないのです。
本来の身体機能が目覚め、活発さを取り戻すことは人生の躍動感・充実感・生産性の向上に比例します。

自分を自分で守る知恵を身につけましょう。
「委ねる」という言葉に甘んじて、自分を生きることを適当になってはいけません。

心と身体と精神(魂)は繋がっています。これは、三位一体とも呼ばれる構造です。身体は精神と心が宿る器です。心が不調なときは身体もまた不調をきたしています。心と身体は必ず同等のコンディションを共有しています。

身体は心と精神を宿す器です。
心の状態を移す鏡であり、私たちが生活している環境や家とも同じです。

生活する環境が汚れている又は不具合がある場合は身体にもその状態が投影されます。

家ではなく人間関係や職場などあらゆる環境に反映される場合があります。
人間関係の滞りは身体の滞りとも言えます。

簡単にいうと「家が汚い人は身体の内部も乱れているのではないか」ということも言えますし、心が疲れている人は当然ながら身体的にも限界を迎えている場合が多いですし、何かと色んな側面がつながるのです。

何度も言いますが、全ては鏡だからです。

巷では環境問題の悪化によって地球があともう少しで住めなくなると言われています。

これを自分軸に例えるならば、「地球=自分」となりますので、
「自分自身の環境を整えるということは、自分たちの身体を整え直すことと密接に繋がっている」ということを感じざるを得ないのです。

危険信号がなるほどに私たちが自分自身に無関心であるということでもあります。


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増やすよりも、減らすことを。

私は身体の専門家ではないのですが、常にものすごく興味があります。
色んなことを自分で人体実験している最中です。
「増やすことより減らすこと」による変化が一番顕著に出るのは身体だと思っており、私自身もここ数年のあいだ身体への負担を減らすことと不要物を排出することで、見違えるような変化を感じてきました。身体の状態と精神の状態は本当に繋がっています。これは自信を持って言えることです。

世の中には色んな方法がありすぎるので、その中でも簡単で分かりやすくて一番効果があるものを知りたいしいつか広めたいと思っています。

まだこれだ!と言う確信的なものに出会ってないので上手く言及できないのですが…現状効果を感じるのは完全菜食と定期的な短期ファスティングです。

菜食の何がオススメかというと、これを通して「これがなくても大丈夫だ」「私は十分豊かだ」という感覚を実感することができるから。

菜食は思ったより難しくはないです。まずはおいしい塩、味噌、醤油、調理酒やスパイスなど優れた調味料を買い替えることからおすすめします。
健康的にも環境問題としての観点からも優れているのは分かるけれど、肉や魚・乳製品や卵を食べないなんて信じられない…!と言う人もたくさんいるとは思います。でも、意外と大丈夫です。「これじゃないとダメ」と言う思い込みは、あなたの人生の中の捨てきれない条件や執着してしまう対象への感情とよく似ています。あとは菜食をしていると攻撃心や精神不安定がなくなると言いますが正直そんなこともないです。人によります。
攻撃的で差別的、排他的なヴィーガンも多いです。本末転倒になっているのは結局その人の中にある根本的な問題が解決していないからなので、それはもう仕方ないです。
私は、自分の人生や体質が好転したのは霊性についての知識だけでなく菜食とファスティングのおかげだと胸を張って言えるので、これはとってもオススメできる方法です。(念のためですが過度なファスティングは危険なので初心者はなるべくトレーナーやコーチの元で行いましょう。何事も過度は危険!)

なぜ菜食をしようと思うのか?⇨地球(誰か)のため。
これは意外と気づかない他人軸の落とし穴です。

気持ちは分かります。でもまずは、自分のために選択してください。


自分を幸せにできない人が誰を幸せにできるでしょう。

自分のために余計なものを排除して本来の循環機能を取り戻し、二面性を受け止めるのです。結果的にあなたの選択は未来のあなたを必ず良い方向に導きます。
そして結果的に環境が変わり、意識が変わり、あなたの周りが全て良くなっていくのが分かり、初めて自分軸の尊さを実感できます。

誰かのための動機は決して悪くありませんが、いつか燃料が切れます。
潤沢なエネルギーによる循環が大切です。
まずは自分のために選択してください。自分のために動いてみてください。
自分が変わらないうちに周り(誰か)を変えたいだなんておこがましいことはやめましょう。意味を見失って辛くなるだけです。
愛は無限です。
「どうしてこんなにやってるのに」と思うソレは、愛ではなくただの押し付けです。

このテーマ(菜食どうこう)は「二極化について」で触れようとしていたのですが結果的にこんな感じになってしまいました。
語り切れない内容なのでまたいつか触れます…。

いつもこんなに長い文章を読んでくださってありがとうございます。
長くなりすぎたのでまとめてみました。

・願い事を口に出してみる(エネルギーの具現化)
・こびりついた執着心を手放す
・手放す=「あってもなくても大丈夫」
・二面性を使いこなし、中庸を心がける
・自分の金星(人生の喜び)と仲良くなる

こんな様子で、牡牛座の満月考察でございました。
ありがとうございました!

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