「働きかけに対する成果」の法則~パターンの正体

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感情を見つけて出すこと・言葉にすることは、言霊と言って現実になると言います。

キャッチボールのように出して返ってくるものを受け取っているだけです。

引き寄せの法則というよりも
「働きかけに対する成果」の法則と言えるでしょう。

考えていたことが現実になったり、目の前に現れたりすることを経験した人も多いはずです。

この法則を極めるには、普段の自分の感情が無意識レベルでどんな働きかけをしているのかを自覚する必要があります。

○今の自分でも十分素晴らしいから、もっと素晴らしい世界に行きたい(肯定)
×今が不十分だから、良くなるために〇〇をしなきゃ(否定)

似て非なる感情ですが、肯定的な感情は肯定の循環を作り
否定的感情は否定の循環を生みます。

「否定的なエネルギーによる感情は自己を否定する出来事」を呼び
悲しさ・虚しさの連鎖が続く。

「肯定的なエネルギーによる感情は自己を肯定する出来事」を呼び
喜びが湧き上がるような連鎖が続く。

良くも悪くも、続くことをパターンと呼びます。
ルーティーン的なことも同じです。

「パターン」とは、何のことでしょう。

簡単に言えば繰り返してしまうことです。

いつもこんな気持ちになってしまう。
いつもこんな風になってしまう。
嬉しいことも悲しいことも、
心のことも体のことも。

パターン(結果)は降ってくるものでなく、
必ず原因(環境)があり、結果に伴うまでの過程があります。

例を挙げると
春になると毎年桜が咲きますよね。
これもまた一つのパターンです。
適した場所に根を這わせ、風土の中で花を咲かせ、散り、また来年に備えます。

種子が自らの環境を自分で選び、過程を経て、花を咲かせています。

シンプルに
「原因・種+環境+過程=結果」です。

種はそれぞれがもともと持っているもの。
活かすか活かさないかはあなた次第。

では、種を活かすための環境は、用意されたものなのか、選択したものなのか。

例外なく「後者」のみ。
環境は全てあなたが選択できます。

では結果に向かう過程はと言うと、あなたが選んで辿っているものです。

つまりは種を結果に導けるかどうかは環境と過程ありき、
これは全て自分の選択次第なのです。

いつも同じことを繰り返してしまう人は
環境の選択を改めなければならない場合が多いです。

いつも誰かに嫌な気持ちにさせられてしまう人は
自分を傷つける環境を選んでいる場合が多いです。

厳しいことを言うと
「悲しい気持ちになる環境を選んでいる」
「自分を傷つける習慣がある」「種の活かし方がわからないから不安(自分を信頼できない)」

これらを自分で選択した上で結果を引き寄せているからです。

「分かっているけれどなかなか・・・」と言う人は
分かっていながら自分を傷つけることをやめられないでいます。
自分に対して無神経で、理不尽で、不親切なことをしています。
身の回りの人間関係の様子を見れば分かるはずです。
どのような性格の人に悩まされているか‥
実は、あなたがあなたにしていることが鏡合わせになっているだけなのです。

気づいたら後はこの先どうしたいか自分で決める。
現実的に計画し、行動に移しましょう。
あなたの「結果」は、あなた以外の人が介入することはできないからです。

「依存関係」というものが不自然かどうかはこれで見極めることができます。

「〇〇をしないと幸せになれない」と考えている人は
条件という名の負荷を自分にかけています。
負荷をかけることが幸せなのだと言う思い込みです。

負荷をかけた状態の自分の体を想像してみてください。
辛くて重くて苦しいはずです。

そのような修行をしたいと言うなら止めませんが…
負荷の上にまた負荷をかけて息もできなくなっている人が居ます。
これもまた否定的感情から生まれる悪循環です。

結婚したら、子どもを持ったら、家を建てたら、何かを買ったら、持っていたら、誰かがそばにいたら…

様々な種類の「負荷」があります。

負荷を外したトレーニング後の爽快感を考えたら「何も持っていない状態とはなんて心地よいのだろう!」と思うはずなのですが、どうしても厳しいのがお好きなのですね。
重ね重ね、繰り返してきたいろいろな思い込みを整理しなくてはなりません。

それに対して、
何もなくても十分だけど、〇〇があったらもっと良い感じになるかも?⇨(例えるならぴったりで快適に寄り添ってくれるトレーニングウェア的なアイテムなど)
と言う肯定的感情に上書きされたものはどうでしょうか。
ポジティブなムードに溢れたその人は、より良い結果を生むはずです。


上記の例は「より良い自分を目指したい」と言う目標は同じでも似て非なるもの。

結果の軽やかさが全く違うのです。

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また例を挙げます。
「誰かの役に立ちたい」
と言う純粋な思いはどんな感情からやってくるのでしょう。

困っている人の役に立ちたいから?
できることで協力し合って、みんなで幸せになりたいから?

“ 困っている人の役に立ちたい “ と思っている人は常に困っている人がいないと話になりません。周りに困っている人が溢れる環境を選び、依存し合う、不幸なムードが漂います。
結果的に、あなたが困った人に囲まれてしまうと言う循環が起こります。
そうでなければあなたの願望が達成されないからです。
無自覚ですが、否定的感情による連鎖を生んでいます。

“ 協力し合ってますます幸せになる “ ことを望んでいる人は
切磋琢磨しあえる環境を選び、委ねることができます。
自分を信頼している人は相手のことも信頼して物事を進められるからです。
互いの力を合わせることが “ ますます良くなること ” だと信じている。 
無自覚ですが、肯定的な感情による連鎖を生んでいます。

さあ、あなたの感情はどちらでしょう。

選択しているのは健康的なパターンか、不健康的なパターンなのか。
否定的感情か、肯定的感情か。
分かっているのかいないのか。
見極めて前に進みましょう。

これらは今、「Kan」と言うプロジェクトを進めている中で非常に明確に見えてきたテーマでしたので購読者の皆様にもシェアさせていただきました。

一人一人違う対象を眺めながら同じテーマに向き合っています。

特定の人に向けて書いた記事ではありませんが

自分のことを言われているような気になる人もいるかもしれません。

耳が痛くなっても、心が苦しくなっても大丈夫。
気づけたことが大きな進歩。
出したらスッキリするのはなんでも同じことだから、
早くスッキリして欲しいんです。

私は客観的に俯瞰して、現実的に整理することが得意です。
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