3年ぶりに日本国内で見ることの出来る皆既月食、みなさんはご覧になりましたか?
(私は満月がちょっと苦手なので遠慮してしまいました・・・笑)
写真を拝見しましたが赤く神秘的な月でしたね。
以後、当記事では月食と日食のことを「蝕」と呼びましょう。
このマガジンでも何度か説明していますが、日食・月食(蝕)はドラゴンヘッド・ドラゴンテイルと呼ばれる交点の上で起こります。
黄道(太陽の道)と白道(月の道)の交わるところです。
ドラゴンヘッドは今世の課題、ドラゴンテイルは前世での課題を示すという神秘的な概念は、西洋占星術ではなくインド占星術からの派生。
龍が月を・太陽を飲み込むように見えることから、不吉なわざわいの印として恐れられきた「蝕」ですが、今では天文学の研究により規則性や原因をある程度は見出すことができます。
天文学のことはさておき、
私からすれば心の問題や原因は必ず究明できますし、抱えている問題の規則性(パターン)についても深堀りすれば必ず解決できると思っています。
原因を理解することがなによりの対策なのです。
今回は「蝕」の規則性とここ数ヶ月の天体の動きを重ねてお話ししようと思っています。
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【 2011〜2012年に月食と日食が起こったポイント 】
(※2011年3月11日 震災当時 月は双子座0度、3月13日双子座 上弦の月)
2011年6月2日 双子座 / 日食
2011年11月25日 射手座 / 月食
2011年12月10日 双子座 / 日食
2012年6月4日 射手座 / 月食
2012年5月21日 双子座 / 日食
【 2021年に月食と日食が起こるポイント 】
5月26日 射手座 / 月食(満月)
6月10日 双子座 / 日食(新月)
11月19日 牡牛座⇨双子座 / 月食(満月)
12月4日 射手座 / 日食
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2021年の「蝕」は、双子座と射手座のグループで、全て6ハウス(現実・身体)と12ハウス(集合意識・精神)の部屋で起こります。
重要なポイントを簡単にまとめると、
現実的な達成のために、健康な精神と体を育むこと。意識を現実化させるためのパターンの正体に気がつくこと。冷静な判断のち、視野を広げた選択をすること。
今年の月食・日食付近の選択は「自分の現実を作る要因」に大きく影響することが避けられませんので、いつも以上に慎重であることが何より大切です。
一般的に「蝕」の月付近の大きな決め事は避けた方が良いとされていますが、あまり気にしすぎると身も蓋もなくなってしまうのでこちらはあくまで参考程度にします。
自分にとって最良の選択をできた自信があるならそのまま進む。
迷いの中で揺れ動くのであれば、その問題はまだステイです。
「蝕」の回帰は約10年ごとに起こりますので、今回のドラゴンヘッド・テイルの所在する双子座と射手座でサイクルが起こるのは2011〜12年ぶりのこと。
満月は半年分の経過と結果の振り返りを行うポイントですが、今回の満月を皮切りに始まる「蝕」のサイクルの間は過去10年分の振り返りと進捗を行い、より有効な作戦を練るヒントを掴むきっかけにしてみましょう。
約10年前当時の自分に何が起こったか、どんな体験をしていたか。
比較すると今の自分はどうであるか。
あの頃の自分には無くて、今の自分が持っているもの。
幾度も繰り返すように体験している事象。
過去から続き、今を体験し、未来へと向かう規則性の波。
その中で生まれる「パターン」なるものには、現状のあなたの方向性を修正するきっかけが隠れているはずです。
記憶の中からある種の共通性を見出すことができる人は、「その体験」をなるべく肯定的な循環に変えていくこと。過去から学び、自らの可能性を広げることができるのも自分自身の選択次第なのです。
そして人によっては上記の表を見ると、勘の良い方は気がつかれたかもしれません。
かの震災時の双子座の月の延長線上に2021年の「蝕」があることを。
おそらく今年の月食付近で起こりうる問題は人類の意識を総転換するほどのインパクトを与えるだけでなく、本質的な人生を生きるための選択の視野を広げてくれることがあるかもしれません。
双子座を司る支配星、水星の中庸の力と射手座を司る支配星、木星の正義の力が
各々の意識を物理的にも・精神的にも大きく成長させるきっかけを運んでくるはずだから。
双子座も射手座もダブルサインと呼ばれ、選択肢を一つに絞らないほうが良いサイン。1つではなく、2つでセットのシンボルサインだからです。
サインの適材適所としては、視野をぐっと広げること。
同時進行やマルチタスクを許してあげること。(もちろん、目が行き届く範囲&自分にとって誠実だと思える範疇で。)
今、もしもあなたがいくつかの選択肢の中で迷う時。
0か100かの選択を勝手に自分に強いている時。
自分を解放したいと思う感情とは裏腹にぎゅーっと視界が狭くなってしまい、肩に力が入ってしまいます。
長めの深呼吸をして体の隅々を伸ばしてみて。
滞った血液が巡り、必要な酸素が行き渡るのを感じられるから。
巡りが整った、視界の広がる状態でこそようやく健康的な選択ができるのです。
木を見て森を見ず、にならないように。
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先日5月14日に歩みを早めた木星は来年を待たずして一時的に魚座位置へと進みました。
木星にとっての考察と学びの機会はぜひこちらで。
ギリギリですが、27日午前中まで受付いたします!
🌟補講パーラー 〜木星との対話
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そして、5月24日には土星が逆行を始め、逆行のままに6月14日に天王星と葛藤の角度(スクエア)を形成します。
2021年中のハードな葛藤の角度は2度目。
逆行中の影響も相まりこれまでにないほどの大きなムーブメントの中で「まさかの大事件」が起こる予感。
1つの小さな火が持つ、その本物の熱は伝播して大きな広がりを見せる。
牡牛座(天王星)と水瓶座(土星)という不動宮の性質によって、否が応でも変容せざるを得ないことを市民の力で動かしていくような、これまでにないような大きな力で覆していくような、集合意識の変わる瞬間を目の当たりにする体験をするはずです。
「今まで通りでいられないこと」に気付き、必要なことを取捨選択し、アップデートを図る。
外側ではない内側に答えがあること、建前ではない本気の思いだけを抱えて示していく必要があります。
昨年以降徐々に浮上してきた問題は個人レベルでも社会レベルでも簡単な小手先の対処では済まないものばかりで、疲弊している人も多いはず。
なぜならば、新しい世界へと価値観をアップデートさせることは、永続的な働きかけと言う一種のトレーニングにも似た意識づけが必要だから。
例えるならば脂肪が筋肉になる過程って、人にとってはハードな期間ですし、完成したら終了ではなく一生続けていく習慣にする必要があります。普段使用していない筋肉を育て始めた時、筋肉痛が生じることもあります。
今は「アップデートされた世界線」に相応しく、到達するために必要である永続的なエネルギーを蓄えていくための混乱した状況ですので、筋肉痛のような症状や「キツさ」を感じることのほうが多く、弱音を吐きたくいなるのも無理ないです。そんな時だからこそ量ではなく、質を求めることを大切に。
蔑ろにしていいことなんて、何一つないのだから。
私としてはこの一連の配置が諸問題にどのような影響をもたらすのか非常に気になるところです。
本日も長い考察を読んでくださりありがとうございます。
皆様にとっての日々がますます良くなることを祈って。
感想、サポートなど頂けたらとても幸せです。
淡の間