2022年9月23日秋分と26日新月

9月23日午前10:03に秋分(天秤座太陽入り)

9月26日午前06:54に天秤座太陽に月が重なり、新月。

「季節の節目」に加えて「流れの節目」を共に迎えたこのタイミング、様々な体調・心境の変化を迎えている人が多いのではないでしょうか。

💡どうしようもなく眠い(夢見が悪い、眠りが浅い)

💡とても体調が悪い(腰痛、頭痛など)

💡心のざわつき

💡リズムや計画の乱れ

など、私個人的には、星の流れを読んでいるとこのような状況も無理もないなあ…と感じるのですが、上記のようにさまざまな影響を感じている方は実際のところどれほどいますでしょうか?

普段は特段何も感じなくとも、少しでも星の推移の節目に感じることがあると、人体は宇宙の模倣であり、人間の欲求や感受性もまた宇宙の響きの中にあるのだと言うことを実感できますね。

『秋分』は天秤座のゾーンに太陽が入るタイミングのこと。

日本の暦で言う“お彼岸”にあたる、昼と夜の長さが等しくなる日のこと。

天秤座の向かい側は牡羊座、秋分の向かい側は春分に当たります。

天秤座的資質が客観性だとしたら、牡羊座的資質は主体性。

「私はこうでありたい!」

「私は、私」

という、開拓を促す純粋なエネルギーに溢れた性質のことです。

話がずれましたが、この時期は天秤座的資質を使ってバランスを取るのが季節的な特徴でもあり

季節の変わり目の風物詩のように体調を崩すこともあると思いますが、この時期に無性に感じやすい戸惑いは陰陽の間で揺れうごいたり、自分の軸を失いかけたりバランス感覚を失うことで生まれやすいもの。

天秤の皿を並行に保つように、自分の表面と裏面を重ねていくこと

いま、ここにいる自分を愛でること

私が私でいることが素晴らしい

あなたも素敵,私も素敵

そんな風に思えたらとても素敵、自らの主体性と客観性を自分のリズムで調えていきたいものですね。

そして23日は天秤座入りした太陽とは別のレーンの動きとして

天秤座ゾーンを逆行していた水星が乙女座の元に戻りました。

2022年秋の水星逆行は9月11日からスタートし、10月2日に順行に。

9月11日に天秤座8度からスタートした逆行が10月2日には乙女座24度まで戻りますが

よろしければご参考まで、

順行していた水星が乙女座24度を通過していたのは8月20~22日ごろ。

→この頃浮上した案件が再開するのが10月2日以降。

順行になった水星が再び天秤座8度を通過するのは10月16~19日ごろ。

→9月8日~11日付近に浮上した案件が再開するのが10月16日以降。

秋分のホロスコープの流れは冬至・春分に向けて区切りをつけながら3ヶ月~半年単位で進んでいきますので、8月~10月半ば、そして冬至のタイミングにかけて段階に分けて物事が順番に進んでいく運びと流れが生まれていく時期。

例えるならば

1つの楽章が終わって、また新たなセクションが脈を打つように始まっていくこと。

不要だと感じたものを無視せずに自分の変化に向き合うこと。

そのための抜かりない調整期間として、10月2日までの意味のある逆行期間(監査期間)を過ごせれば良いですね。

正直、現在は水星だけでなく

木星、土星、天王星、海王星、冥王星、カイロンと全部で6天体が逆行中。

一年を通して最も混沌とした状況に陥りやすい時ですから、年内に始まったことがまさに入り乱れているようなてんやわんやの状況を過ごしている人も多いはず。

水星というのは物理的に地球に近いため、逆行の影響も“監査案件=これ、忘れてない?!”ってな具合に体感しやすく、人によっては水星の向かい側の海王星の力によって(※物事を曖昧にする)で普段よりも調子が狂う、ふわふわする、体調を崩すなど様々な影響に見舞われているかもしれません。

逆行時に起こる出来事は、すべて意味のあること。

意味のある停滞、監査案件を乗り越えてより美しい秩序・自分なりのリズムを構成していきましょう。

Point

💡夏に始まった出来事が9~10月の段階で揉まれ、冬至に向けてブラッシュアップしていくようなイメージ

💡潔く嘘偽りのない生き方を志し、自己管理能力・タスク整理力を伸ばすこと

💡自分の現状の問題を正しく整理すること

💡自分を大切にするための小さな約束を守ること

💡自分の秩序を作るために、ルーティーン化、習慣化(継続)を図る

💡「終わりよければ全てよし」現状の混沌は気にしない、伸び代を伸ばそう!

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2022年9月26日午前6時54分、日の出の太陽に重なった月。

サビアンシンボルは天秤座3度【新しい日の夜明け、全てが変わった】

私の大好きな、読むだけで元気が湧いてくるようなサビアンシンボル。

朝の始まりと共に迎えた秋分入りすぐの新月が、新しい始まりを祝うようなメッセージに溢れているとそれだけで嬉しい気持ちになりますね。

この度は無意識・潜在意識領域を示す12ハウスで起こる新月です。

同じ部屋に逆行中の水星と金星、向かい側には境界線を曖昧にする海王星があります。

直感的に、または言語化できないような感覚で、変化を感じている人も多いでしょう。

ここ最近(人によっては月単位で)眠くて眠くて仕方なかった人。

夢見が悪く寝た感じがしない人。

体調が信じられないくらい悪かった人。

「それは言うなれば精神の成長に肉体が追いつけないような感じで、例えばパソコンやスマホのOSを更新するようなものだよ~」という話はこれまでも何度か行ってきましたが

(逆行中の水星と金星が海王星の真向かいにある影響はまだ続くため)この状況がいますぐ終わるわけではなく「もうちょっと辛抱してね…(小声)」と言う感じですが

この新月の体感で「目が覚めたらなんとなく景色が変わっていた」とか、ほんの少しの変化を見逃さなければ、どんどん物事が好転していくサインに溢れているのが分かるはずです。

過去の自分との約束を思い出して実際の実行に移す流れが生まれ、

夢から醒めて「新しい朝」が始まるようなこと。

“新しい流れを作る充電期間“を経て、ようやく新しい流れが動いていきそう。

もしくは、9月11日からの水星逆行の恩恵で様々な再開・再会的トピックや、出会いや、再挑戦の機会に恵まれている人も多いでしょう。

過去の自分の傷に向き合っている人も多いかもしれません。

これから始まる“新しい流れ“において絶対に欠かせないものは、

9ハウスの火星と4ハウスの土星が示す『識別眼と専門性』という盤石な土台

付け焼き刃の知識では至らず、

かといって鮮度がなければ届かない、

あらゆる意味での情報量・知識の質が試される時です。

もし、この考察を読んだあなたにとって

今が漠然とした焦りを覚える状況でも、その心配は必要はありません。

必ず必要な時に必要な運びがあるのです。

今の状況は、万人共通の影響として混乱をする人が多いはずです。

なぜならば、不確かな情報が錯綜し一体何を信じれば良いのか分からない

時代を先導するような希望の光が見えない時期でもあるから。

だからこそ、です。

信じられるのは自分のみ

小さな自分との約束を守り続けていくことで生まれる、自己信頼という自分軸が

とても大切な時なのです。

秋分に続いて新月なので縁起が良く、新しいお願い事や目標を立て直す方も多いと思います。とても良いことです。

ただ、今は。新しいものではなく、すでにあるものを磨きながら然るべきタイミングに備えるべきだと個人的には感じています。

そのほうが、結果的に近道だから。

大丈夫、きっとうまくいく。

見落とした様々な伏線を拾いながら、これからまた新しいリズムを作りながら、一緒に良い流れを整えていきましょう。

長い文章を読んでくださりありがとうございました。

また来月もよろしくお願いします。

淡の間

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