満月の約半年前が新月にあたります。半年前の6月前半〜7月の前半、あなたはどこで何をしていたでしょう。
私はというと、はじめての海外滞在で概念ぶっ壊されまくりの日々でした。奇しくもこの度も満月の時も、私は海の向こうにいました。
案の定、概念というか『私にとっての当たり前』という枠がぶっ壊されておりました。
こう言うと成長しているのかしていないのか今ひとつわからないところですけれど…まだまだ伸び代ありまくり、というプラス思考に着地なので結果オーライです。
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2017年12月18日から修行の星・土星が山羊座の元に鎮座しています。土星は厳しい監督のような老師で、山羊座の守護星です。他の星座にとっても重苦しいのですが、山羊座にとってはことさら超・厳しい爺ちゃんないしは婆ちゃんみたいな存在なので、この2年間はまさに超厳しい愛の修行。
この土星は2020年3月ー12月の間に隣の水瓶座に足を伸ばしながら、超・計画的に移動し始めます。
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山羊座は地のエレメント。
水瓶座は風のエレメント。
今回の満月サイン、双子座も風です。
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超厳しい監督(土星)は今、更に破壊王・冥王星とともに従来のシステムを変えて行こうかと思っています。さすが老師、その時がいつかやってくることは想定内。岩のような鉄壁たちがもはや自分たちのやり方はもう終わったから、新しき風を受け入れようとしているのです。今回の満月ではその前哨戦のようなものが見えました。何事も新システムを導入する時は混乱が伴います。たとえば、分かり易くお試しのようなことがありました。異物(新時代の影響)VS あなたの中にある、鉄壁をぶち壊す何かが。
『それでもあなたはあなたでいる覚悟ができてる?』って。
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そして、もし目に見える何かがなくても、安心してください。
それでもちゃんと流れに乗っているから。
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地の時代の影響、ステータス・物質主義的な期間を終え、枠組みのない軽やかな風の時代へと変わって行く流れ。これが2020年以降に起こるエレメント・ミューテーションです。私たちは、とても貴重な時間のなかにいます。スピリチュアルな業界では風の時代への移行!とかアセンションとか言われてザワついています。ちょっと難しいけど、すごく簡単にまとめると、今後はもっと余計な事考えず、楽になるんだなあと思うといいかも。
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地のもの(牡牛座・乙女座・山羊座)は、長い時間かけて作られる物質・枠組み。
形に見えるし、触れるし、分かり易いです。決められたことや形あるものに囲まれれば囲まれるほど安心するような気持ちになります。契約とか組織とか、あらゆる概念すらも、です。本来は目に見えないはずなのに。たとえば情報は目に見えない、だから字にしたり、言葉にしたりする。
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けれど、そもそもかたちのないものを『こうである』という決めつけをしてはならないものじゃない?と気づき始める流れが起こり始めています。
当たり前の安心なんて、そもそも初めからないのです。
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風(双子座・天秤座・水瓶座)は目に見えない。決められた形になることができない。とても早い。じっとしていられない。
でもたしかに頬に触れて、そこにあることが分かる。
これからは自分で、その “ 風 “ に好きな色や匂いを付けられる。
私たちが見守ってくれていた目に見えない大きな愛がようやく姿を表します。
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これで意味を履き違えて、人に迷惑をかけるようなこととか、付け込んで甘え・依存をする人がいるかどうかは分かりませんが、そもそも「思い」すら本来は目に見えません。
まずそれぞれが『自分軸』を大事にする事です。幸せだと思うこと、自分が自分である事をたしかに、生き方に誇り高くある事です。
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さて、勝手に決めつけていたことを手放すことと、自分軸を持つことと、安心する暮らしを保つこと。すべてこなして両立できるのか不安ですね。
その辺りをカウンセリングして、それぞれの感覚そのものを整理するのが私の役割です。
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『いままで形あったものがなくなる?!』ということはある種の(世界規模でいうと相当の)混乱を伴うかもしれませんが、これまで生きづらさを感じていた人は『私が私のままで生きていたから素晴らしいのだ』と、徐々にそう思えるようになります。
私自身がそう願って止みません。
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たとえば私が、あえて12星座ごとに書かないのもその影響があるのですが、(分かりづらくてすみません)『わたしって○○座なんじゃなくて、全部まとめて “わたし” なんだ!』と、なんとなく思ってもらえたら嬉しいです。
そう、大きな流れの中で影響を受けているたった一人の『わたし』なのです。
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