（※「ハウス」とはホロスコープ上に配置される精神の成長領域のことです。）
2021年2月27日午後17時10分頃、乙女座の月と魚座の太陽が真向かいになって満月。
この度の満月はホロスコープの入り口・1ハウス（ASC）の入り口にほぼぴったりと重なり、真向かいの7ハウスに配置される太陽に照らされます。
今回の満月は、1ハウスの月（自分）以外の天体（心情）が全て7ハウス（自分以外の何か）を中心とした右半分のハウスに集合していることで、自分以外の「何か」を通して自分を俯瞰するための機会が生まれ、自ずと俯瞰する機会を与えられる。
1ハウスと7ハウスを結ぶ満月は「自分軸のあり方」と言う基本中の基本を改めて確認するようなきっかけを与えます。
1ハウスは自分自身のキャラクター・ペルソナ（仮面）・人生というRPGを攻略していくためのアバターを示す部屋。アイデンティティそのもの。
7ハウスは関わり合う相手・人間関係・パートナーシップの部屋。鏡。
自分以外の誰かとの関わりの中で「現在の自分のありよう」を確認したり、
今までモヤモヤを抱えつつ誤魔化していた人間関係の精査が起こったり、
現状の人間関係の中から見えてくる自分の姿を冷静に見つめて
修正するためのきっかけが起こったり。
先の水星逆行中（1/31~2/21）に起こった問題によって
改めて「基本の考え」に立ち戻るような監査に立ち会ったり。
世の中の流れが急速過ぎるあまり
自分の現状すらも俯瞰できなくなったり。
環境があまりにも理不尽で
ついつい不満をこぼしたくなってみたり。
・・・
乙女座は大地に根を生やす豊穣の女神の原形。
そして「水星」という知性の星の支配を受けています。
自分の中にある「水星の力」を見直すこととは、一体何をしたら良いのでしょうか。
普段から口煩く伝えている「意識が自分の現実を作っていること」の他にも挙げるならば
コロナウイルス感染状況下で生身の関わりがどんどん希薄になりますます発展している SNSなどのデジタルコミュニケーションを見直すことではないでしょうか。
現状の水星は水瓶座にあり、革新的なメディアの発展や普及をどんどん促し、新しいアプリケーションやサービスがどんどん頻出しています。
便利さのために開発されたサービスに疲弊させられているなんて本末転倒です。
「自分にとって必要ない」と思うのであれば、必要以上に手を出す必要はありません。
過剰なコミュニケーションによって正常な判断すらもできなくなっているのであれば、意識的なデジタルデトックスなどSNS・情報の取捨選択を心がけましょう。
「純粋なアイデンティティ」の構築のために他者との関わりを通して得る学びは途中でどんな過程があってもいいのですが、今の自分が残酷なまでに現れますね。
スピリチュアリティ（霊性）の追求は神聖なものというよりはどこまでもシビアなものだと思います。
全ての出来事は「原因と結果」が生むこと。
結果は残酷なほどに正直です。
種を撒くのも、成長させるのも、結果を受け取るのも全て自分の責任。
現状がどのような場合でも上記のことを見直した結果、
「それがあってもなくても私は私。」
「あなたがいるから私が成長できた。」
という場所に自然な形で着地ができたなら
心から望む結果に一歩近づけるチャンスになるはずですよ。
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耳が痛くなる人もおられるかもしれませんが
もう、何度も何度も言っていることですが
今の自分が抱えている不満や問題は自分の内側で起こっていることが鏡のように映し出されている現象です。
その本質に例外はありません。
何度も言うように、
自分の周囲にある問題や人物の様子は今の自分の鏡です。
自分以外の何かとの関わりを持って、今の自分の様子を知るのです。
ここまでは毎度お馴染み、いつもの調子ですが
「自分が変われば相手も変わる」と言うことが本当のことだと言う体感を知っている人、腑に落ちている人がどれほどいるでしょうか？
「淡の間さんこれ本当によく言っているけれど、それって本当のことなのかな・・・？」と思う人はいないでしょうか。
もしかしたら実体験がないばかりに不安になっている方もいるかもしれませんね。
私がいつもいつも、これほど口うるさく言う理由は「意識づけをしたいから」です。筋トレと同じで、意識づけ、意識の癖もトレーニングが必要だから。
意識づけをしているだけで「これがその、アレのことか！」と言うように
ふと気がつく日が来るのです。
そのせいあってか
最近お客様の成長が著しくて私がアドバイスをする前に「他人は自分の鏡だから…」と他人を通して自分を俯瞰できるようになってきている方々が増えてきています。
嬉しいです！！！！！！！
冥利に付きる！
口を酸っぱくして言ってきてよかった！
改めてよく思うのですが、「変わる」と言うよりは「戻る」のが正しい言い方ではないかなあと思っています。
だって、変わるのではなく元々の基本に、元の姿に「戻る」だけなのだから。
私が変えているわけでもなく、
「腑に落ちる」という感覚はあなたの力で気づいた時に「元に戻れる体験」なのです。
よろしければ参考に、過去に牡羊座と天秤座についての考察でこのことに触れていたので該当記事をご覧になってみてください。
（※1ハウスと7ハウスは本来牡羊座と天秤座のナチュラルハウスです。）
・半年前の新月を振り返ろう。
・男性性の確認
・「変わる」のではなく、「戻る」ってどういうこと？
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魚座（イマジネーションと潜在意識の領域）の季節に向かい合う太陽と月。
意識の変容を促す天王星と火星と冥王星。
天体が配置される星座のポジションは全て水と地。
女性星座（受動）の精神の元にあります。
女性性ならではの繊細な感受性や感性・イマジネーションを活かすために必要なものが何かというと、実は「男性性の働きかけ」なのです。
女性性は受け入れるもの。
男性性は働きかけるもの。
受け入れるために必要なこと、まずは働きかけること。
思っていることを口に出すこと、表現すること。
動かなければ必要な結果は入ってこないのですね。
新月・満月のアファメーションが効果的と言われているのは
無意識下の願いが浮かび上がりやすいタイミングでお願い事を表に出しているから
結果を受け取りやすいのかもしれません。
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普段は控えめな柔軟宮の精神に刺激を与え、より能動的に動いていけるような前向きなエネルギーを生む革命の天王星が示す120度の調和と変容を促す角度は自らの先見性を試します。
内側に秘めた理想の姿のために限界まで挑戦できる力を信じること。
現状を冷静に俯瞰して、自分を分析すること。
他の誰にも真似できない自分だけの表現を追求していくために、不要なものはこの満月においていきましょう。
水星の逆行が明けて4月27日までは全ての天体が同じ方向を向く全天体順行の時間です。
幸いなことに3月は丸ごと「追い風期間」。
この3月、特に春分まではとにかく慌ただしく年間スケジュールの大枠が埋まっていきそう。自ら周りを巻き込んで勢いをつけてみても良いでしょう。
勢いに振り落とされないように全天体順行期間というボーナスステージを活用するためのアドバイスは、いつもは他人任せで受け身体制のあなたでも周りの目など気にせず思い切って挑戦してみて欲しい！ということです。
淡の間はいつでも応援しています。
久しぶりに文章を書いたので散らかっていますね・・・なんだかすみません。
昨年はもっとコンスタントに更新できていましたね。
今年はもっとたくさん考察したいな。
購読してくださっている楽しんで濃密で良質なアウトプットを楽しんでもらうために、自分自身も学びを楽しみながら頑張ります。
何か考察で取り上げてほしいテーマがあればDMなどでお知らせくださいませ。
いつも読んでくださってありがとうございます。