2021年4月12日10時48分頃、太陽と月が重なって新月。
(※全天体順行・・・全ての天体が逆行することなく同じ方向を向いている=自分の中の意識が全て同じ方向を向いている様子)
個人的な体感ですが、新年が始まるのは1月でも体が冬眠からようやく開けるように3月頃。
そこから徐々にギアが入り「新年度」と呼ばれる頃にようやく目が覚めて視界が晴れていくような心地があります。恥ずかしながら2.3月頃まではつい前年の西暦と間違えてしまうこともしばしば。
春分が開けて日が長くなり始めた頃の新しい季節の気配とともに始まる予感をようやく感じています。火がつくの、遅いですよね。
そして気がついたらGW、お盆、ハロウィン、クリスマス
ってな具合に気がつけば一年はあっという間に終わってしまう。。。
それではあまりにも非情!!!
何に対して?もちろん、自分に対してです。
全ては自分の心の持ちよう次第で如何様にもなり得る。
この新月、時間を有効に使うための「起点」をここに示しましょう。
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魂の成長の旅路のトップバッターである牡羊座位置で起こる新月は他の新月に比べても「始まりの始まり」のような月で、あらゆる流れを生み出すスタートダッシュのタイミングとしてはもってこいのタイミングに当たります。
これから約一年をかけて毎月巡るサイクルの中で自分自身を望む方向へ成長させていく流れの主導権を握るのは、他でもないあなた自身であることをここで再確認しましょう。
そう、大切なのはここ。
これはあくまで誰かのためではなく、他でもない自分のための目標を立てるという事です。
太陽と月の重なり(新月)がちょうど太陽が天の一番高く昇る時間帯(MC付近)で起こることから、今日付近の出来事は深層心理的に2021年に到達したいと思っている大きな流れ・目標を定め、遂行するためのタイミング(起点)である事を示しています。
MCとは占星術の専門用語で「天頂」、社会的頂点、魂の旅路が目指す目標のてっぺんのことです。
人生というものを「登山」に例えるならば、自分が登ろうとする山の頂上のことを指します。
あなたがこれから登ろうとしている「山=目標」の様子は、具体的かつ明確になっていますか。
何をしたくてどこに向かっているか?
自分は何者になろうとしているのか?
「目標」という大きな山に登るために必要なのは、挑戦する自分の意思のみ。
何もない、どうにもできない、何をしていいか分からない、という理不尽さの正体は全て誰のせいでもなく、自分の心の持ちようが原因です。
1、3、6ヶ月単位での具体的なタスクを考え、自分への課題を能動的に遂行していきましょう。
自分がどんな過程を経て天頂に登ろうとするのか、その全ての過程が必要な体験となります。怖がらずに素直な思いを形にしていくための追い風は、他ならぬあなた自身が生み出せるものです。
成長という冒険は、やってみないと分からないことばかり。
良いことも悪いことも全て自分の血肉、栄養になる。
それならば、遠慮して全ての体験による成果を受け取らないでいることはなんて勿体ないのでしょう。
早速今日からでも新しい自分になるための一歩を踏み出しましょう。
上記を踏まえて、
この新月付近の気づきは、自分にとっての目標を提示して遂行していくための決意付けのようなきっかけを芽生えさせ、目標に向かうための能動性を自発的に起こしていく追い風になるはずです。
ヒントは先述の春分の頃から続く「始まり」の予感に素直に従うこと。
(人によっては昨年からずっと抱えているモヤモヤの正体が見つかるかも)
嫉妬を感じる対象に「私、あの人のことが羨ましいんだね」と認めてあげること。
できない理由を全てできる理由に変えていくこと。
自らの能動性を復活させて、肯定的循環を起こしましょう。
「正直何から始めていいのかわからない」という人は、とにかく理想の姿やビジョンを箇条書きするだけでもいい。
羨ましい、憧れる、あるいは嫉妬する対象についてノートに具体的に箇条書きしてみてもいいでしょう。
今、あなたが関心を寄せるものはどんなものであるか、目視してみること。
芽生える思いの根元を辿れば、あなたの遂行したい目標も自ずと見えてくるはずです。
生物というのは本当に不思議なもので、1日1日が奇跡のような変容をしています。
本当に生きているのか分からないような植物も定点カメラで観察すれば毎日知らないうちに伸びているように私たち人間の日々の変化も気づかないだけで大きいもの。
自分を成長させる方法はなんといっても「目標に対する日々の正当な努力と積み重ね」。今日の新月を境にとある習慣を自分に贈り、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月スパンで積み重ねてみることをお勧めします。
牡羊座が司る「火」というエレメントは情熱、能動性(男性性)、行動力の根源。
この冬までは天体のバランス上で「火」の要素が不足していた影響でいまいち行動に起こせなかった人も、現在の全天体順行期間の最中に起こる新月では、これまでうちに秘めていた思いを一気にスパークさせたり「もう逃げられない、やってみよう!」と腹を括るような出来事がすでに身に起こっているかもしれません。
簡単に言えば、「つべこべ言ってないでとりあえず始めてみたら?」ってところでしょうか。
簡単に登れる山の頂上なんて鼻から興味などないでしょうから、相応の時間をかける心の余裕も必要。せっかちにならず長い目で見て計画を立てていく過程すらも一緒に楽しんでいけたらいいですね。
伝えてみる。
口に出してみる。
始めてみる。
動いてみる。
恐れずに、あらゆる「始まり」のきっかけを自分で起こしてみましょう。
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4月11日〜18日頃までは、野心の象徴「火星」と拡大を促す「木星」が連携をとり、心の中でふつふつと燃える小さな炎を着火させる出来事が。
火星は双子座にあるため、目的遂行のための選択肢を増やし
木星は水瓶座にあるため、独自性を芽生えさせる。
現象は人によって様々ですが下記のような事が起こりやすくなります。
・抑えていた怒りが噴射。(⇨「前からずっとそう思っていたんだけど!」という感情)・以前からの欲求がようやく表に出てくる。・もう無視できないくらい、我慢の限界。・心の声を無視できず、いてもたってもいられなくなる。・昔我慢していた何かを思い出し、再挑戦するきっかけがある。
これらは幻想ではなく、妄想でもない、全て現実になり得る可能性を秘めていること。
どうしようもない感情の爆発のあと、思いは自分の力で現実にしていかなくてはならない、そのためのきっかけは他でもない自分であることに気がつきます。
そして、あれこれ決めつけて、怖くて、自分の可能性を留めていたのも他でもない自分なのだということにも着地できるはず。
目標の頂上という山に登るために何ができるか、何を迷っているのか、
生きている今この瞬間、行動しなくちゃ勿体ない。
0か100かではなく、今あることに目を向ける。
いますぐ完成しようとしなくていい、今の自分のベストを見つめてあげる。
「楽しそう」「なぜか気になって仕方ない」という流れに乗ってみる。
難しく考えず「まずは素直になる、今の自分をジャッジしない」
これだけでも十分OKです。
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3月後半から絶賛経過中の「Kan」というプログラムの参加者の皆さんは、とにかく課題に向き合って正直に出てきたことをひたすらノートに書きまくる!という日々を送っています。これは毎日欠かさずです。
そのシンプルな行為を日々積み重ねる事が一体どんな受容と肯定の体験に結びつくのか?
その体験を重ねた結果に見えてくることは何なのか?
外から傍観しているだけでは到底想像できないような奇跡の連続を毎日体験しています。
参加者のみが体験しているその感情と目に映る風景が、信じられないほど毎日美しく変容しているんです。
「Kan」は能動性を磨きながら受容のスペースを作り、生きながら生まれ変わるような体験。
まさに自己の霊性(スピリチュアリズム)に正面から向き合う奇跡のようなプロジェクトです。
何事もまずは一歩から。
そして、その歩幅の大きさは重要ではありません。
「ローマは1日にしてならず」
「千里の道の一歩から」
いずれにせよ、何事もその尊い一歩を踏み出す事が大切なのです。
今回も長い文章を読んでくださりありがとうございます。
Kanプロジェクトに参加している方だけではなく、この文章を読んだ方がある種の呪いから解放されて「自分だけの大切な山のてっぺん」に登る覚悟を決め、前に進めますように。
日々、あらゆる面のあらゆることをますます良くしていくための一歩を踏み出しましょう。