月、運命の翻訳

ー 月が全宇宙から反射するものは、地上の動物界を維持する力を形成します。

とりわけ、その力は動物界の性に関係します。その力は、人間の動物的・物質的な本性を育成し人間の肉体的・感覚的な性に関係します。ー
星と人間 – ルドルフ・シュタイナー 著 / 西川隆範 編訳

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元々は自分の体調管理にと始めた星読みだったが、月の満ち欠けがもたらす私たちへの影響というものは、知れば知るほどに大変不思議で、興味深く、神秘的なものだと言うことを学ぶ。

月だけではなく宇宙の天体の全てが及ぼす影響は、誰に対しても、いや地球上の全てに平等にさんさんと与えられている。

おそらくこのアカウントを見るようになってから自分の身体と精神が月の状態に非常に左右されている事に気がついた人もいるのでは?

いい調子です。そういうものなのです。

天体が管轄する年齢域で言うと、月は0〜7歳までの私たちの自我を育成すると言われている。まだ物心つく前の天使か妖精の様な姿だった頃。

月が私たちの身体と精神、そして魂に影響を及ぼす時、それは生まれたばかりの無垢な状態に戻ろうとしているのではないかと思うのだ。

知らず知らずの間に積もり積もってしまった、どこから来たか分からない感情。
価値観。
概念。
あらゆる外的要因。
何ものかではなく、「自分」の現時点での姿。

月はそれら、一括して「必要のないもの」を照らし出す。
振り落としたくて私たちは泣く。身体と心はどうにか外に出そうとする。
魂は気づく。
震え、喜び、そしてまた涙が溢れる。

必要なことは、
「変わる」のではなく、「戻る」こと。
生まれたばかりの状態に。

いくつか用意されたシナリオの伏線を手繰り寄せながら私たちは今世のミッションをこなしている。この次元の言葉で言うと、それを「人生」と呼ぶみたい。

そんな訳で星読みや占いをしてる人って本当にごまんといる。
種類様々、多種多様。
「人によって翻訳に個性が出る」
「出版社の違う辞書」みたいなものだから面白い。

好きな人はぜひ 、いろんな「言語」を楽しんでほしい。


_ 『今日ってどんな日だったんだろう? 』
『私の運命って他の「言語」だと、どんな風に訳されるの?』 って。

そう考えると気軽に「他の翻訳」を探しに行くのも楽しくなる!


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因みに、淡の間の「淡」。
自分の中では女性性と男性性の統合のイメージなのですが
どの国の言葉で翻訳しても「ひかり」というフレーズになります。

淡の間は
自分を知り 整えることで、自分自身が「ひかり」そのものだと気づくまで、
そのみえない間(あわい)をつなぐところです。


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