「使命ってなんですか?」

私にとっての使命は、「自分」という生き方を全うすることだと思います。

その結果としてくっついてきたようなものが「天職・天命」とか言われたりします。

「天から与えられた職」、目的はお金というエネルギーの循環と生産性を産むこと。つまり物質社会とステータス・資本主義に直結しているもので私たちがこれまで生きてきた地の時代の影響を感じます。
「これからは風の時代」と各方面で声高らかに叫ばれるようになってきた昨今、いくら身軽になるべきとはいえ資本主義社会から完全に遮断することはなかなか難しいことではないでしょうか。そして遮断する必要もないと思います。何事も偏りすぎてはいけませんし、中庸のバランスが大切です。物質社会を程々に楽しむ事も必要です、言いたいのはそこではないのです。

命を使い自分を生きる覚悟をした結果、「天から命じられて遣わされること=天命」に巡り合うのは確かに幸せなことですが何度も言います。これはあくまでオプションのようなものです。

使命と書いて、命を使うこと。
向き合うにはまず自分を生ききるほかありません。自分の意思で自分の人生を生きることです。自分の命をめいいっぱい使ってこの人生で起こりうることの主導権を全て自分で握ることです。悲しみも嬉しさも全てが学び、言うなれば全て魂の喜びです。

カウンセリングを受けていると大体聞かれる使命についてのこと、「自分という生き方への道」について、noteを購読してくださっている皆さんの中でも知りたがっている人は多いと思います。

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多くの人の話と個人の実体験を例に挙げると、いくつかの共通点がありました。
そこに至るまでの前兆やその過程ではこんなことが起こります。

・人生最大の浄化現象に見舞われる。
・これまでの人生や価値観が引っくり返るようなことが起こる。
・矯正するかのように全てを引っくり返される。
・宇宙や見えないエネルギーを感じる。
・必然性やシンクロニシティを身の周りに感じる。(ゾロ目などのエンジェルナンバー含む)
・文字通り全てを手放すことになる。
・大切な人との別れがある。
・絶望を味わう。
・体質が変わる(※個人差があります)。
・とんでもなく体調が悪くなったり人によっては生死を彷徨う。(※個人差があります)
・魂のグループソウル、魂の片割れに出会う(※人によります)。
・自分軸と他人軸の区別がハッキリついていて使い分けられる状態に仕上げられる
・周りの人が応援してくれる。(反対されることには理由があります。)
・もがいていたら知らずに明るいところに辿り着いていた。

・気づいたら身の回りの経済が循環しており、自分も罪悪感なく受け取れる。
・それは気づいたら自然と手が動いている
・それは子供の頃に引き出しにしまっていたような
・それは頑張らずとも容易にできてしまう
・そして「まさか」思ってもいなかった取るに足らないようなことだったと気が付く。
・上も下もない、外側と内側、男性性と女性性を自覚し、それが世界の縮図だと腑に落ちている。
・自己統合が完了する。
・自分=相手なので、おまけで「最高のパートナー」がくっついてくることがある。(順番が逆になることもあります)
・この頃になると占いの類が必要なくなる。なぜならば、自己統合=完全なる自分軸ができているし、自分にとっての現実世界の主導権を握れる。
・何が起こっても自分を信じるだけ、全てが一つであると分かる。

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あくまで参考程度ですし、これには個人差があります。こんな体験しなくてもスッと辿り着く人だっています。

どうでしょう、あなたにもいくつか思い当たる節はありましたでしょうか?

どうしたら「自分」になれるの?
どうしたら「自分」を好きになれる?
この物足りなさから脱却するには?
変わりたいけど怖い…

様々な感情があると思います。

ここでホロスコープの話に脱線しますが、
確かにホロスコープは運命の図・魂の地図と呼ばれ、自身を知るにはうってつけのツールのようです。便利ではあります。

ですが私自身の持論として、ホロスコープで出てくる場合と出てこない場合(まだ読むに至らない場合)がある事も分かっています。

私のホロスコープの読み方(翻訳の仕方)が独学なのもあるかと思いますが、目の前のクライアント自身が「まだ自分を使いこなすに至らない」場合があるのです。そのような場合はまずはエネルギーの仕組みを学ぶことと自分軸の構築からスタートです。

反面、まさに立体になって物語のように向こうから語りかけてくる場合があります。これは「概ね・相当出来つつある状態」です。

私の翻訳との相性もあると思います。

そして、これは言語の違いのようなものなので、理解できない事もあって当然です。分からなくて良いのです。同じ運命を読んでいるので行き着くところは同じなのですが、解釈や翻訳の仕方が違います。語りかけてきたことを読み取れなかったのは私の責任ですが、「読み取るまでに至らない時期」がやはりあるのです。

納得できない場合は別の方の星読みを参考になさるか、若しくは自分で読めるようになるのが一番です。

私たちは今日、この広い宇宙の中にある太陽系と呼ばれるエリアの地球という星のもとに産まれて生活をしています。先人たちは太陽の中にある天体・衛星・惑星と呼ばれる星々の移り変わりに神秘を抱き古代から研究を始めました。そして様々な国々の文化を融合させて紀元前1世紀頃に現在における「西洋占星術」の雛形が生まれたと言われています。

「ホロスコープ」別名チャートとは、その時どの場所に・どの星が存在していたのかを示す図のようなもの。出生したときのホロスコープチャートのことをネイタル・チャートと呼んでいます。

私たちが住む太陽系唯一の恒星である太陽の通り道(黄道)をベースに考えられた円周の上に配置された12個の運命の部屋(ハウス)。黄道12宮と呼ばれる12個の性質をこのハウスの上に配置させます。ハウスのスタート地点は、東の地平線と呼ばれるアセンダントの起点(ASC=上昇点)。このアセンダントを始まりとして1ハウスが定まり、順に運命の12ハウスが配置されます。この東の地平線ことアセンダントは自分の生まれた時間・分によって決まります。綿密にいうと4分で一度 “東の地平線” は動いていきます。 360度の円周を12分割したハウスは、30度ずつ定められた色の違う運命の部屋です。

よって、同じ太陽星座であろうと、同じ日に生まれようと、生まれた時間が分単位で異なることはハウス(運命の色)が変わること。全く同じホロスコープが生まれる確率は25000年分の1と聞いたことがあります。気の遠くなるような年数を超えて生まれてくる運命の確率で生まれた自身をまずは尊く感じて欲しいと思います。

自身でホロスコープを読めるようになると、“どのハウスの上に・どの天体が集合しているかどうか“で、その人の運命や人格が立体になっていくように際立つのがわかる筈です。

ホロスコープを読む上で私が大切にしていること。
何ハウス・何サイン・・・などなど、なるべく偏らずに「立体としての構造と流れ」で大枠を伝えられるようにしています。その結果をあのカウンセリングシートに細々と書いています。
凶角、吉角、凶星、吉星、状況によって効果は様々です。
何を持って良いとするか・悪いとするかは個人差の影響があるということです。
一般的な教科書に書いていることだけでは分からない事があります。
それこそが運命であり、魂のデータである由縁です。

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