2022年4月17日天秤座満月

2022年4月17日午前3時54分、牡羊座位置の太陽と天秤座位置の月が向かい合って満月を迎えました。

半年前の新月からの振り返り、約半年の自分の歩みを振り返ってみましょう。

今回の満月のサビアンシンボルは『頭上を飛んでいる飛行機』。

地上に立っているだけでは分からない自分の現在地を、よりマクロな視点で捉えること。

全体的や視野を持つことの大切さ、客観性の見直しを促すようなこと。

小さな小さな一つの「点」の積み重ねがいつしか大きな塊に、

「点の積み重ね」が未来の自分へ続いていくことを再確認するようなきっかけ。

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単調な日々の繰り返しの中で、私たちはついつい目の前の事象に囚われてしまい、客観性を見失ってしまいます。

「何のために自分はここにいるのだろう?」

「何のためにこんなことをしているのだろう?」

「誰も見ていないことをやる意味はない」

「今が良ければひとまずはOK!」

という感情は誰しも経験のあることだと思いますが

日々の小さな積み重ねのことを、ある規則性が織りなす「秩序」のようなものとします。

その秩序がいつしか積み重なり、未来の日々を作る。

まるで美しいメロディーを紡いでいくようなことだとします。

しかし、忙しない日々の中でその「秩序」が乱れ、不規則になり、やがてリズムが乱れてメロディーはいつしか不協和音に…

本来美しい姿をしているあなた自身も当然乱れていきますから、あなた自身の投影である「環境にまつわる全て(体も含む)」が乱れ、不本意な状態や結果になるでしょう。

しかし、客観性を失っている自我は、なぜかその原因が「自分である」と気がつけないのです。

取り戻すことも乱れさせることも鍵を握っているのは全て自分次第です。

この満月を節目として

・いつか形になるであろう小さな積み重ねを見直すこと

・改めて志を持ち直して、未来の自分のために改善していくこと

・自分のことを棚に上げず「鏡の法則」で客観的に分析すること

これらを改めて見直してみるのはいかがでしょうか。

今の自分をついつい悲観的に捉えたり棚に上げて考えてしまうことも一種の「客観性の欠如」のようなもの。

単調な積み重ねに見えるようなことでも、日々のあらゆることを自分の未来へと続くメロディーを紡ぐように積み重ねていくことが大切です。

“自分にとっての好転的な状況のためにどのようにリズムを作っていくか“

これらを見直した上で不要なものを離し、必要なものを取り入れる。

満月という排出の作用を味方につけてより良い循環に繋げていきましょう。

そして現在の状況を、躓いているように感じる必要はありません。

人生はトライアンドエラーの連続、経験値を積み重ねていくことが何よりの成長ですので

やってみて合わなかったことには見切りをつければ良いし、やり切れていないことには再挑戦すれば良いだけのこと。

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牡羊座の太陽の季節(春分から4月20日頃まで)は新しい何かをスタートすること、

その後の太陽は牡牛座へと歩みを進め「始まった物事をどのように形にするか」という課題に移っていきます。

まずは一歩進まなければ分からないことがたくさんあるのですから、現状自分を見直す地点にいるあなたは「改善して成長するきっかけ」を与えられているのです。

金星と天王星、水星の関わりは変化を求めるあなたにエールを。

・まさかの方向転換

・意外なスパイス(比喩)

これらがラッキーポイントです。

水星と天王星のコンジャンクション、食わず嫌いでマイペースなあなたの腰がようやく上がるようなきっかけ、驚くような知らせ。

4月17日からは季節の変わり目にあたる土用の季節が始まります。

初夏を前に安定しない気候の影響に振り回されぬように。

4月29日から冥王星が逆行を開始します。(~10月9日まで)

これによって2022年の全天体順行期間は終わり、この期間までに始まったあらゆることを形にしていくステップへ。

牡羊座、山羊座、天秤座、蟹座の25~29度に主要天体を持つ人。

※特に太陽、月、ASC、MC(1,4,7,10月15~20日生まれ)

人生のテーマが冥王星の影響下にあります。

今後生きている限り訪れないであろう、破壊と再生の時期。

一言で言うと「とにかくめちゃくちゃハード!!!!!」ですが、冥王星の人智を超える力が味方についているため、今後の自身のキャリアの中枢になるような大切な何かに向き合う時期でもあります。

2022年中の活動宮位置での満月は、冥王星の影響を大きく受けるターニングポイントでもあります。7月14日山羊座満月や10月10日牡羊座満月でも同じような状況に。

2025年に完全に水瓶座へ移行するまではこの冥王星、行ったりきたりでまだまだ落ち着かないですが、一生を過ごす中で体験できる人は限られている大変貴重な時期ですから、その究極の状況を味方につけられるように自分の限界を越えるような挑戦をしてみてください。

今向き合っていることは紛れもなく「今だからこそ体験できること」であり、

そして生まれてくる時にあなた自身が決めてきた伏線でもあるのです。

流れ弾(?)ですが、牡牛座と乙女座の25~29度に主要天体を持つ人にも何か驚くような運びが訪れているかもしれません。

魚座の影響を大きく受けている人(※特に3/15~20日生まれ、それ以外でも魚座の主要天体持ちであれば該当します)は木星と海王星のコンジャンクションがピーク。

これ以上ない曖昧さと混沌の状況の中に。

分かっているけど気持ちがグダグダ、なあなあ、手のつけようがない状況…

今回の満月でいうところの「客観性の欠如」を失いやすい配置とも言え、これまでの自分の弱い部分に向き合わざるを得なかったり、普段よりも調子が入りにくい人も。

「魚座が今年調子良い年って言った人誰?!」と憎まれ口を叩きたくなるかも・・?

もしよかったらこちらの記事も参照です。

【2022年の考察 by淡の間 - things that matter】

https://thingsthatmatter.jp/blogs/matter/2022senseijutu

13年ぶりの海王星と木星のコンジャンクション、さらにホーム魚座での会合は約165年ぶり。

木星は拡大や成長、正義、富の象徴を示す星。

海王星は夢や芸術、病や見えないものを示す星。

海王星の発見とともに発見された「石油」もまた海王星の象徴ですが、かの戦争で象徴化された石油資源を含む資源問題や、戦艦モスクワ(木星的シンボル)を撃沈させたネプチューンミサイル(海王星的名称)。過剰な陰謀論的組織の拡大はかのオウム真理教を彷彿とさせるかのよう。

この度の戦争によって表面化した「正義」や正統性の曖昧さ、

国際組織の形骸化された様は山羊座冥王星の最後の足掻き。

現状、土星は水瓶座の後半を移動。

1992~1993年生まれの水瓶座土星世代はサターンリターンのピーク。

それ以外にも水瓶座・牡牛座・獅子座・蠍座20~29度に主要天体を持つ人に大きな影響。

(※特に2,5,8,11/10~20日生まれ、太陽・月・ASC・MCなど)

精神的苦痛を伴う脱皮、成長の時。

強い責任を問われる。

行き場のない孤独を感じて精神的に不安定になる場面も。

土星は厳しい課題の後に置き土産を与えてくれる優しさも持っています。

現状対峙していることを意味のあることと捉え、乗り切ること。

新月、満月のリズムは地上に生きる生命のすべてに影響を与えるものですが

自分だけの月のリズムがあることをご存知ですか?

冥王星逆行の前日、ゴールデンウィークに自分を振り返るスペシャルとして

4月28日にスペシャルなワークデーを企画しています✨

名付けて「ルナリターン・リサーチ」

自分だけの月のリズムを知り、2022年中のサイクルを調べ、対策を練られるボリューム満点の内容を用意しています🌝

近々ローンチしますのでお楽しみに!!

この度も長い文章を読んでくださってありがとうございます。

淡の間

2022年4月1日新月 生まれ変わり、一歩踏み出す時

2022年4月1日午後15時23分頃、牡羊座のもとで太陽と月が重なり新月です。

私たちの社会にとって(なかでも社会を構築するために働く多くの人にとって)新年度の始まりという日に、太陽と月が重なる始まりのタイミング。

新しい生活様式、(もはや新型とは呼べないような)未知のウイルスとの奇妙な共存生活もあっという間に3年目です。

先日に春分を迎え、12星座を通して精神の成長を巡る旅路が始まったばかりの太陽が月、水星、カイロンに重なり、8ハウスという生死や運命のつながり・究極の望みを示すテーマの部屋で集います。

4月29日までは全10天体が同じ方向を向いて進行する全天体順行期間の真っ最中。

勢いに乗って様々なことが起動に乗っていく時。

先月までの魚座炸裂のじわじわゆらゆらシーズンからようやく抜け出し、少しずつ活力が見えてきた人も多いかもしれません。

なんだか新しいことを始めてみたい!という気持ちになったり

これまでの自分とは違うことに挑戦してみたくなったり、

あるいはまだまだスイッチが入らないという不安やモヤモヤに囚われていたり、

いろいろな感情を持つ皆様がこの考察を読んでくださっていると思います。

この度の新月、太陽と月のサビアンシンボルは牡羊座12度「野生の鴨の群れ」。

人智を超えた原理に対する理解と興味。

また、それらの本能を取り戻すこと。

魚座に木星と海王星が滞在。

人の心の揺らぎを助長したり、心の膿みを増幅、拡大させたり。

不確かな情報の拡散。

水瓶座に火星と金星と土星。純粋に楽しみきれないこと。

楽しみや喜びの向こう側に見える課題は山積み。厳しい現実。

アップデートが進まない世間の風潮。

いかなる状況でも、自らの直感を信じること。

鈍った本能を取り戻して嗅ぎ分けること。

4月11日に水星が牡牛座へ移動するまでは「行動する時期」。

移動してからの11日以降は「具現化のために動く時期」です。

特に今日の新月から4月10日までの間は色々と行動してみてください。

いつもの自分ならできないようなことでも、素直にやってみたい、行ってみたいと思うことに対してアクションを。牡羊座の元に集う星たちは純粋な行動力をサポートしてくれます。

素直な表現を大切に。

その最中に生まれた葛藤や、感情は全て行動したからこそ味わえる成長の証です。

この数日間に行動したことが後に幸を奏するでしょう。

まずは初心に戻るように、純粋な気持ちを思い出して一歩踏み出すこと。

踏み出すことで見えてくる新しい世界では次なる成長の課題があなたを待っているから。

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約3年間のイレギュラーな生活、例のウイルスの流行を通してこれまででは考えられないようなあらゆることが市民権を得たことは、この状況のなかでの唯一ポジティブな側面だと思います。

自分にとって無理のない状況を選択することを許されたような気持ちになったり、

これまでの自分が無理をしていることに気がつけたり。

内省に向き合うほかなかったこの3年の間に得たものはとても大きい。

ですが、その渦中で目まぐるしく変わる状況に心や体がなかなか順応できないという方がいても当然のことです。特にここ最近は、戦争や地震の影響など、先の見えない状況による不安に心が蝕まれ、知らずのうちに肉体に影響が出ている人も多いと感じます。

確かに、今回の新月のメッセージはとても前向きで、全ての人の心に前進を促すような力強いエールのよう。

ですが、人それぞれ歩みの速度は違います。

すぐに前に進める準備が整っている人もいれば、そうでない人もいる。

早い遅いではなく、それぞれに見合ったタイミングというものがあるのだから、全く焦る必要はありません。

過去のセッションの中で私は、人の脳が過去の経験を通して様々な「思い込みのパターン」を作っている様子を見てきました。そしてその人たちは皆、自己対話を繰り返す中で新しいパターンを作り直し「健康的な自己対峙方法」を取り戻して行きました。

それはまるで生きながらにして生まれ変わるような、本来の自分に還っていく様子。

その姿には感動させられるばかりでした。決して私が特別な力を持っているのではなく、人は誰しも自分を愛し幸せにする力を持っていて、忘れかけたその感覚を取り戻すことができるのです。

人間は肉体と、魂と、精神(心)を持っています。

中でも、人間が人間たる所以は、感情や本能だけではなく理性を授かっている点です。

「理性」つまり私たち人間の脳の働きは、本来とても優秀なものですが、簡単に思い込みに騙されてしまう面もある単純な構造をしています。

ちなみに西洋占星術の父と謳われるアラン・レオは、著作の中で「太陽・月・水星は、精神・魂・肉体を表す」と記していますが、精神・魂・肉体が統合された結果そこにあるのが私たち人間の姿です。

この度の新月で太陽・月・水星に寄り添うカイロンは、救済と癒しの星と言われています。

現在牡羊座に宿るカイロンは、不健康で傷ついた能動性(男性性/主体性)を癒し、健康的な行動性をもとに戻す働きをしている最中。傷ついた主体性を癒し、本来のあるべき様子に還る渦中とも言えます。

ちなみに、ここで改めて「能動性」について解説してみましょう。

本来の男性性(能動性)とはとてもシンプルなもので、「純粋な行動、主張そのもの」です。

さらに言えば「出したものはそのまま返ってくる」というのが宇宙の仕組みです。

例えば、こんな人がいるとします。

頭では分かっているけれど一歩踏み出すのが怖い。

傷つきたくないから予防線を張る癖がついている。

失敗したくないから、現状維持を選択してしまう。

分かっているけれどこの状況から抜け出せない。

周りの高圧的な人の存在に悩まされているが、どうしていいか分からない。

このような状況に当てはまる人は、過去の経験による思い込みでパターンが形成されてしまい、心と肉体と精神が全て別の方向を向いているから苦しさを感じています。

恐れを持って行動したことは恐れに伴う結果がついてきてしまい、

否定を拭えず行動したことが否定的な結果がついてきてしまう

これを「悪循環」と言います。

心と肉体と魂がそれぞれ別の方向を向いていると、解離現象やこのような悪循環が起こりやすくなり、自分の直感や感情が信じられなくなります。

それはとても苦しく悲しく、自分を責めてしまうような気持ちにもなるでしょう。

この新月以降の運びは、自分の内側が別の方向を向いている人にとって本来の生き方に還る・戻るためのきっかけを与えられるような出来事があるかもしれません。

それがどのような形で現れるかはそれぞれ状況が異なると思いますが、結果的に恐れや不安を乗り越えた先に見える景色があなたに大きな成功体験を与えてくれるでしょう。

あなたの魂の成長過程という物語を進める方法は、まずは一歩踏み出すことから。

12星座の一番初め、突き上がるような神聖な炎。

美しく純粋な牡羊座の魂を全うするように、積極的に新しい世界の扉を開いてみてください。

少し話が長くなってしまいましたが、この度の新月図を見て一番に私が感じたことは本来の自分に還ることを恐れない、というメッセージのように感じます。

スピード勝負ではなく、自分の速度で自分の信じた道を進めるように。

自分の意思で心のブレーキを外して挑戦できるように。

そっと背中を押すきっかけになれば良いと思い考察を書きました。

いつも長くなってしまいすみません。

ご覧くださる皆様に心から感謝申し上げます。

皆様の幸せを、いつも心から願っています。

2022年3月21日春分図

2022年3月21日午前0時33分頃、太陽が魚座から牡羊座に入室して春分を迎えました。

西洋占星術の概念上で、太陽と言う自我の象徴が成長過程を一周して牡羊座に戻ってくるという様子にちなんで「占星術上での新しい一年の始まり」を表すのがこの日。

太陽が牡羊座に入室した瞬間の星図を「春分図」とし、まずは夏至までの約3ヶ月間の流れを読んでいきましょう。

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先日18日の満月考察から続く、新しい季節に向けたメッセージ。

春分時の日本時間で、1ハウス(アイデンティティ)は射手座にあり、支配星は魚座のもと3ハウスで水星と合。

この数年間の世界的な疫病の流行によって思うように身動きができず、押し込められたような心地がしていた人にとっては朗報です。

3月〜6月にかけて、ご無沙汰していた「遠距離の旅行」の気配が活発になるかもしれません。この数年間、夢にまでみた場所やインスピレーション、直感でビビッと感じた場所への縁があなたを新しい領域へ連れて行ってくれるかもしれません。

キーワードは「長距離の移動」「視野の拡大」「新しい世界への扉を開くこと」。

県外への移動を伴う長距離の引越しがすでに計画の中にある方も多いかも?

(※一方で、戦争による移民の入出を国内で受け入れるにあたり、準備が追い付かずに混乱を招く気配もありそう)

旅行を含む移動など、4月のうちに旅行先を探したり計画を立てておくのも良いです。

5月10日〜6月3日までは今年初めての水星逆行が。

双子座(移動・情報)から牡牛座(資産・所有)の星座を跨いでいくことから、この時期の契約ごとや移動は十分用心してください。

水星逆行時は「何かを行わない方が良い」とは思いませんが、どうしても気をつけていたって発生してしまうトラブルもあります。

4月29日までの前天体順行期間のうちに、今年の大きい流れが把握できている人は様々なことを大方整理しておくのが良さそうです。

人によっては、12年前の自分が叶えられなかった夢への挑戦、またはようやくたどり着いた目標・目指す真意に向けての専門的な学びがスタートする気配もあります。

射手座の示す世界は、物理的にも精神的にも広がっていく哲学的探究や、意識領域全般を示します。

旅行を伴う遠距離の移動だけではなく、教養を広げてくれる学びにもご縁が。

大学など専門教育での学習、哲学・宗教分野、出版、外国語、海外に向けた分野など、人それぞれの方向に違いはあれども「未だ見ぬ領域への挑戦」が始まりそうです。

「見えない不明瞭なこと」に対して意識が集中しやすい魚座木星シーズンがピークの現在、あらゆる情報が錯綜したり、ネット社会における情報の混沌とした状態に惑わされてはいないでしょうか。あまりにも浮き足だったトピックや現実離れしたこと、陶酔しやすいような地に足のついていない情報の取り扱いには要注意してください。

現実逃避を求めている人、現状から脱却する方法を求める人ほど注視すべきです。

意欲があっても空回りしたり、あまりにも果てしない目的の前に尻凄みしてしまったり、あるいは一時的な勢いに飲まれて始めてみたものの、熱し易く冷め易い現象で即終了・・・となる前に方向性や計画を整理してみましょう。

まずは紙に取り止めもないことを箇条書きしてみるだけでも頭が整理されるものです。

太陽が牡羊座に入ったとは言え、3ハウス(思考、意識、流れ)のなかに魚座の天体たちが集合している様子から、まだまだ意識にモヤがかかっていたり、これまで表在化していなかった問題が浮上していたり、気持ちが明るくならない人もいるかもしれません。

目に見えない不明瞭なことが広がる(木星×海王星)ことで、一時的に体調の悪化などが表に出てきやすい時期でもあります。2019年の年末から始まった異常事態に対し、無意識に体と心に負担がかかっていた人も少なくないでしょうから、ふとしたきっかけでため込んでいたものが噴出しても無理のない状況なのです。決して自分を責めず、体や心のサインを受け止めてあげましょう。

なんとなく不安なこと、明確ではないけれど気にかかることがあれば今のうちに出来る限りの対策を。

かかりつけの病院を変更するきっかけになるセカンド、サードオピニオンに繋がったり、

体質の遺伝子検査をしてみたり、悩みが具体的に整理できない人はカウンセラーに話を聞いてもらうことも良いかもしれません。

自分の心身のケアについて悩んでいた人にとってはかかり付けのお医者さんやセラピスト、自分のケア方法を見つける良いきっかけにも。

5月11日には木星が牡羊座に移行し、好奇心の種が本格的に芽吹き始めます。

この約数ヶ月、あるいは年末年始から低空飛行をしていた状況が、ようやく表面化していく時です。

牡羊座というモチーフから連想されるのは、生まれたばかりの赤子や物心のつかない子どもから発されるような純粋な欲求のこと。

「やってみたい」「行ってみたい」「ワクワクする」「まだ知らないことを知りたい」

この素直な気持ちが何より大切で、それこそがあなたを混沌とした意識の海から救い出してくれる一筋の光になるでしょう。

現在はカイロン(傷ついたコンプレックス)も牡羊座に滞在している影響から、

現状を打破するための純粋な行動力が功を奏する場面が多く訪れるかもしれません。

または、自分がこんなにも臆病だったことを知るきっかけに立ち会うことも。

失敗を恐れる臆病さを乗り越えれば、まだ見ぬ自分の別な側面に出会うためのきっかけが生まれ、それらが成功体験となり自然と気持ちも弾んできます。

まずは忘れかけていた純粋な気持ちを大切にしてあげてください。

重要なトピックが起こりやすいのは4月12〜15日にかけて。

主要な天体が、いくつかのヨードという特殊なアスペクトを形成しながら動いていく時期です。

神の指、逃げられぬ宿命とも言われるアスペクト・ヨードの影響で、私たちは歴史的な時代の変化、社会の仕組みが大きく転換していく生き証人になるかもしれません。

あるいは、個人の運命において「終わり良ければ全て良し」とも言えるような、ある一つの引き際に立ち会うことも。

また、今年のゴールデンウィークからの数日間は太陽と天王星がコンジャンクションしながらグランドクロスを形成していきます。

これまで動きづらかったこと、腰が重くなかなか進展しなかったことが意地でも動かされるような葛藤や大変化とも言えることが起こりやすい時期とも言えます。

断定はできませんが、この時期の災害などにも用心です。

具体的な対策は今まで手を回しきれなかった自宅の災害グッズを見直したり家の中の免震・災害対策をしておくなど。

肝心なことは「分かっていても後回しにしていたこと」が要チェックポイントになります。

天変地異とは、予測もなくいきなり現れます。

少々語弊が伴うかもしれませんが、この時期に個人の人生における「天変地異的な出来事」が起こりやすいかもしれません。該当星座の人は牡牛座・蠍座・獅子座・水瓶座、これらの星座的性質がホロスコープの中において大きく影響を受けている人。(太陽、年齢域天体、プログレス天体、ASC、MCなど)

その他、1991年〜1993年生まれのサターンリターン世代など。

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今回の春分図において、水瓶座の金星と牡牛座の天王星が「ミューチュアル・レセプション」という支配星の交換配置をしていることにも注目してみます。

ミューチュアル・レセプション(支配星の交換配置)とは、双方の天体の支配星が交換位置に配置されることでその効果が相乗効果になることを指す占星術の専門用語です。

この度はそれだけに及ばず、90度(スクエア)という葛藤による成長促進作用が加わる影響も現れます。

例えばそれは、社会問題における形骸化された「多様性、SDGs」など一種のブームやアクセサリーのようになってしまった概念に対する意識の補修や見直し、社会問題に対する本質的な対策につながる問題の投げかけ、あらゆるシステムの近代的改善、資産形成への意識の高まりなど。

喜びや豊さを感じる対象が、まさかの方向に変化していく人も。

豊かさの真意や、意識が変わっていく。

あるいは、ずっとずっと続いていた嗜好が変化したりするようなこと。

「不動宮」という、この世の形作ると言われる星座の間で発生する作用ですから、少々責任の伴うトピックであることには違いありませんが、あらゆる制限を超えていく(天王星)喜び(金星)が広がっていくようなことや、個人の力が社会をも動かす大きな力を秘めていると、改めて実感するような出来事を体験するかもしれません。

これからの時代は、良くも悪くもテクノロジーと情報を制するものが人生をも制する時代です。

誰もが情報を得られる社会となった今、その情報をどのように取捨選択するかは個人の裁量にかかっており、それらを精査するための知性が必要とも言えます。

世界中の様々なことが調べればすぐにわかる、世界中どこにいても繋がることができる利便さの裏側で情報の質も問われていく。

知性や教養の土台を作ることは自らの身を守ることです。

世界で起こっていることを自分で知理、学ぶことが最低限の自衛にもつながるのです。

「世界の現状」を知ることで生まれた疑問や学びが一人一人の意識を変え、社会構造の変革にもつながって行く。私たち一人一人に与えられた人権は社会を変える力にもつながっています。

一人ひとりの世界を広げるきっかけがなるべく正しく意味のあるものにつながるよう、私も未熟ながら発信側としての大きな責任を担っていることを改めて認識しています。

まずはこの春分にて、頭の中に広がる取り止めもないインスピレーションを整理して、具現化するための一歩を踏み出せますよう。

2022年春分 淡の間

2022年3月18日乙女座満月、冬眠からの目覚め

占星学では太陽が牡羊座0度で重なることを春分と呼びます。

本日は3月18日、春分は3月21日です。

数日後に春分を控えて満ちる乙女座の満月は、まるで赤子が母胎の中で世界の外に出てくる前の日のように、新しい季節の始まりを今か今かと待っているかのよう。

165年ぶりに重なった木星と海王星、その側に寄り添う太陽と水星は魚座のもつ混沌とイマジネーションへの誘いを増幅させている最中。

世界単位で広がる混乱の渦。カオスティックな現在の世界情勢を投影するかのよう。

あらゆる情報が行き交うSNSの世界で翻弄されたり、心に決めたはずの決意が曖昧になったり…分かっているのに決めきれない、あるいはなんだかモヤモヤして力が入りきらないような気持ち、抱えていませんか?

罪悪感を抱えながら、何かやましいことを抱えている人もいるかもしれません。

世間的にはタブーと言われるようなことに誰にも言えず飲まれている。

分かっているのに、理性が言うことを聞かず、快楽に飲み込まれてしまうようなこと。

分かっているのについつい食べ過ぎてしまうこと、自分を律せないこと。

今は、春の目覚めを前にこれまでに蓄積された膿を噴出し、全てを包括して受け入れるための過程を過ごす合間の季節です。

このところずっと、頭がぼんやりとしてなかなかスイッチが入らなかった方も、この満月を境に、冬眠から覚めるように少しづつ動き出す打開策が見えてくるかもしれません。

どうしても倦怠感が抜けない方は、もしかするとこれまで頑張りすぎていたのでしょう。

時期が来れば自ずと準備が整いますから、必要な時はしっかり休んで養生をするのが一番です。

特に目の重み、脚に滞りが生まれやすい時期です。

念入りにレッグケアを。より美しい水質、味覚を意識して身体が喜ぶような食事を。

ここ数日(数ヶ月?)食欲のコントロールが難しかった人は

春分以降から本気出しましょう。

かかとケアなんかも、そろそろ始めてみても良さそう。

意図せずこの満月を機に、一念発起して新しく何かをスタートするために

いろいろなことを準備して動いていた人も多いかもしれませんね。

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満月のサビアンシンボルは乙女座28度「禿頭の男」。

何も繕わない、何にも迎合しないような身軽さがテーマ。

潔く、中途半端なことをせず、思い切った決意。

想像してみてください。

聞く限りなんだかとてもキャッチーなシンボルですよね。

すこ〜し散らかっているわけでもなく

カツラでもなく

潔い、禿頭です。

_

頭は私たちの理性が宿る大切な場所。

司思考の司令塔であり、理性(霊性)そのものです。

ちなみに乙女座の支配星は水星であり、知性や思考、情報やコミュニケーションを示します。

髪の毛は、神聖な頭を守る「緩衝材」のような役割を果たしています。

この満月を境に起こった出来事、用意されていた運びの向かう先は

本体の働きを取り戻すために「すでに不要となった緩衝材」を取り去って潔く開き直るようなこと。

冥王星やドラゴンヘッドなどの影響も相まって、蔓延っていたモヤモヤが無意識下で変容していくような、普段感じたことのない感情の中での変容への誘い。

言葉には表せないようなソワソワ感、逃げられないような渦の中にいる心地。

世間の大きな流れとともに人生の大きな転換を感じているかもしれません。

2019年、木星・土星とともに三つ巴を形成していた冥王星は、この社会、及び個人の感情の中にある「すでに形骸化した概念」を崩すため2023年3月に水瓶座に移る前の最後の仕上げに入っているのでしょう。

様々な葛藤の中で選択することは、すぐに結果が見えてくることではないかもしれません。

なぜなら、一旦取り壊した土壌の上にこれから先の未来を作るための新しい土台をこれから作るのですから、大変な大工事です。

人生を左右する選択も含まれています。

そのためには、なるべく不要なものを取り除いたまっさらな状態のあなたが必要です。

余計なものを削ぎ落とした「知性の象徴(あなたの思考)」は、この春分以降、何を選択するのでしょう?

「不要な緩衝材」で過剰に包んで見えてこなかった大切なものがようやく見えてくるかもしれません。

今はまだモヤがかかっていて見えない景色だとしても、後からボディーブローのようにじわじわ効いてくるのもまた、冥王星の力が加わった満月らしさ。

きっとこの考察のメッセージも、後から伏線のように効いてくるかもしれません。

ラッキーアクションもご紹介しちゃいます。

・断捨離⇨ただ捨てるだけじゃなくてマネタイズ(現金化)を

・季節の食べ物をいただく(特に苦味のあるもの)

・デトックスファスティング⇨味覚のリセット

乙女座の満月、それは春分(新しい季節)を前にした最後の調整。

赤子が生まれてくるのを今か今かと待ち受けている臨月の妊婦を見守る医療関係者であり

クライアントの要望を聞き、具現化のために整理しようとする建築士や、デザイナーであり

オーケストラを率いるコンダクターであり

緻密な推敲をこなす編集者であり

食材を前にあれやこれやと思案する料理家でもあり

・・・

イマジネーションの向かい側にある、思考して具現化する力や

世界の外側に飛び出す前の調整を司る部分が乙女座の領域です。

正しく考え、思考を取捨選択すること。

自らを律してあらゆるものを整えること。

境目の季節の移り変わりを柔軟に受け止め、すり抜けていくこと。

請け負った全てを受け止め、繊細なセンスを以ってまとめあげること。

この満月のメッセージがあなたの中に宿る「乙女座力」または正しい水星の作用を思い出し、新しい季節に向けて整えていくための一助となりましたら幸いです。

春分のメッセージもお楽しみに。

ーmeditation

目を閉じて、イメージしてみましょう

あなたは美しい海の中で揺蕩うように泳ぐ海月

光に反射するように身を委ねて

深呼吸をして

ゆっくりと息を吸って、吐いて

海の中に溶けていくように、身体を全て預けて

黄金色の泡が 自分の身体の周りを纏うように

ゆっくりと深呼吸をして

2022年3月3日 魚座新月

 2022年3月3日魚座で太陽と月が重なって新月。3月21日の春分を前に、全てを飲み込み浄化するような月です。

現在、魚座の支配星である海王星と木星が約165年ぶりに揃っている影響で、今回の新月は魚座の元に4つの天体が集合しています。

最終的には「浄化・救済」という目的に向かってはいるものの、見えない境界線が消え、抑えられていた感情や症状が明るみになり(解放)、心の膿出しをするような心地になる人や、一時的な調子の悪さ・気怠さを感じる人、気持ちの落ち込みや同調・共感の過剰な反応を呼び、情緒不安定になる人が増えるかもしれません。とにかく気持ちに優しく寄り添って、心の違和感を無視しないこと。

「全てを包み込み、救済する」というワードは一見聞こえが良いように思いますが、実際のところは簡単な話ではなく、一気に咀嚼しようとしても消化しきれない問題が渦のように湧き上がっているこの状況は現在の世界情勢を見れば一目瞭然です。今回の新月は、分かりやすく3つのグループに集合意識と欲求(天体)が偏っていますのでパーツに分けて考察していきたいと思います。

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まずは魚座の意識を確認してみます。

太陽、月、木星、海王星。

太陽と月のサビアンシンボルは【魚座13度:博物館にある刀】。

“博物館にある刀“は、過去の戦や防衛の産物のはず。しかし、なぜか持ち出され、すでに忘れ去られた過去の過ちや歴史を繰り返している。

組織や集団の代表が握っている力、権力。

個人の意見が集中した結果である大衆の代表。

一人一人が担っている責任や集団性についての見直し、無意識なパターンの繰り返しを修正。

魚座の対岸にある【乙女座13度:政治運動を制圧する強い手】。目に見えない力が動き、制圧しようとしている様子。インターネットや世論の力など。個人運動の制圧。

政治及び社会は、一人ひとりの集団性によって作られている。この世の出来事は、個人の中にある意識によって作られた意識の集合体である、ということの認識。

(※個人的な問題においても、過去のトラブルを無意識に繰り返していないか考えてみてください。悪いパターンを解消するきっかけ。)

太陽と月のそばにいる木星は「拡大、発展」の作用をもたらし、海王星は「見えないもの・境界線をなくす」ことを促す。

これまで堰き止められていたものが溢れるように広がる。まだまだとどまることを知らないウイルスの感染。

横から力を加える天王星は革命をもたらします。物質的エゴ、欲求の解放。

インターネットショッピングや普段の買い物、あるいは性的な欲求や浮気が抑えられなくなっている人も。とにかく普段は抑えられている願望が止まらなくなる時。欲の暴走とは恐ろしいもので、何かを大きく崩すほどの力を秘めています。

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次に山羊座の意識。

火星、金星、冥王星のコンジャンクション。

暴動や爆発的な衝動、破壊願望、増えすぎた欲の力。

冥王星入室の08年〜23年、土星入室の88年11月〜91年2月、再度土星入室の17年12月〜20年12月に起こった出来事は、形骸化された社会の仕組みが音を立てて取り壊されるためのこと。

現状起こっている問題の多くは上記の時間軸から続いている課題。2022年は、2023年に冥王星が水瓶座に移る前の総決算的事件が起こるとき。

冥王星はやり残しをしません。限りなく究極を求めます。

見せかけのような体制、仕組みを音を立てて取り壊し、これまでの時代や積み重ねてきたものが大きく崩れていく様子。

考えたくないのは、冥王星はPluto, プルトニウム(核)を示唆します。この世界を変える仕組みが、pluto にmars(火星、闘い)が加わることだとしたら?

個人の力をもってなんとしてでも食い止めなければいけません。

例えこの社会の仕組みが、ハリボテのように形骸化されたものとしても、個人の力は生きているからです。

崩れた後の問題は水瓶座の意識へと繋がっていきます。

土星と水星の合。

水瓶座とは、個が持つ平等に与えられた人権。発達した人間の知性、文明の力。

水星は知性そのものを示しますが、土星の重なりによって「水瓶座の意識が目指す本質に、現在の私たちがどれほど到達しているか?」という課題を受け止めるきっかけに。理想と現実の乖離。

ある一連の出来事によって、社会の不平等さや人権の損害を受け止めること、人類全体が請け負っている課題の重さを感じることを目の当たりにする。

これもまた、ある意味ではイメージばかりが一人歩きして形骸化されているシステムへの警鐘。

社会の流れは、社会に生きる一人一人が自己責任で関心を持つことから始まる。

人権というものを見直すことは、これまで制圧・黙認されていた問題を直視することです。

どこかの誰かが尊重される時、別の場所にいる誰かが我慢を強いられます。

どこかの誰かの主張を受け入れるためには、どこかの誰かが自分の意見を飲み込まなくてはいけません。

認め合うことは、なんと難しいことでしょう。

現在の世界情勢を見て様々な感情が生まれている人は、それらの出来事が自分の心の内側でも起こっていることだと受け止めてみてください。

お互いを認め合うために、どれほど折り合いをつける必要があるか?

片方が偏りのある抑圧を受けることはないか?

見て見ぬ振りをしているものはないか?

知らず知らずのうちに、自分の思いばかりを一方的にぶつけていないか?

人間は理性(霊我)を持つ生き物、本来であればその発達した理性を持って対話・理解を進めることができますが、なかなかそう簡単にはいきません。

すでに慣れ親しんだものから手を離すこと(アップデートすること)に苦戦する人も多い中、その変化を押し付け支配するようなことは果たして正義と言えるのでしょうか?

本当の多様性、人権尊重とは、一人一人が少しづつ平等に同じ我慢を分け合うこと。それを「お互い様」と認め合い、理性的思考を育むことではないでしょうか。

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現在、山羊座の元で金星と火星と冥王星が重なっていますが、この先生きているうちにこの集合状態が見られることは一切ありません。

次に山羊座の元に火星が巡ってくるのは2024年1月ですが、その頃冥王星はすでに水瓶座へ入室しています。

水瓶座の本格的な冥王星入室は2023年3月、私たちは一連の流れを通してこの社会の崩壊(※比喩)を目の当たりにする世代となります。

捉え方は様々ありますが、物質同士のぶつかり合いのような原始的争いは2022年限りで終わり、2023年以降の問題はIT・サイバー関係を制するものが事実上の勝利を収めることになるでしょう。

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天体の動きと世間の流れは関係があるのか?という質問をいただくことがあります。

そこで、過去の世界的ショックやトラブルの起因を調べてみると、山羊座及び蟹座に入室する天体が次なる課題(水瓶-獅子座ライン/ 個の尊厳、尊重)に進もうとするときに起こるという、とある一連性が見えてきましたので、参考として絞り上げて記憶に新しい順に並べてみました。

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・2019年12月〜2020年初旬 – コロナウイルス流行による世界的パンデミック

山羊座火星・木星・土星・冥王星 合

(※山羊座の神様の名前は「パン」⇨パンデミックの語源)

・2001年9月11日 – アメリカ合衆国同時多発テロ

山羊座火星・ドラゴンテイル合

・2003年3月20日 イラク侵攻

山羊座火星・カイロン⇨水瓶座火星

・2008年9月15日以降 リーマンショック

射手座火星⇨山羊座火星・木星

・1991年12月25日 旧ソビエト連邦の崩壊

山羊座太陽・ドラゴンヘッド・天王星・海王星

(※土星は同年2月水瓶座に移動⇨公転周期一周後の約30年後・・・2022年現在)

・1989年11月9日 ベルリンの壁崩壊

山羊座金星・天王星・海王星・土星 合

(太陽蠍座・月魚座調和)

1989年1月9日平成スタート / 山羊座太陽・海王星・土星・天王星 合

・1986年4月26日 チェルノブイリ原発事故

山羊座火星・海王星

(※木星魚座期⇨公転周期3回/36年後現在、2022年)

・1962年10月16日 キューバ危機

蟹座火星⇨獅子座火星

・1939年9月1日 ポーランド侵攻

山羊座火星

(※乙女座海王星・牡牛座天王星・山羊座火星 / グランドトライン)

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・・・もっと色々あったと思うのですが、私が思いつく限りで申し訳ございません!

山羊座に天体が集合していない出来事は割愛している部分もあります。

しかし、大体が牡羊座と天秤座などの位置に火星が入室してい流時に起こっていました。

山羊座と蟹座含むこの四つの星座は活動宮という区分にあたります。

(2011年3月の東日本大震災、1941年12月真珠湾攻撃、1945年8月終戦など)

山羊座はこの社会の仕組み、資本主義、権力そのもの、時間をかけて積み上げてきたもの、カルマを示します。

向かい側の蟹座は、家、共同体、家族、土台、ルーツを示します。

こうしてみると、ただの表面的な争い・トラブルには止まらず、長い目で見れば「社会全体の変化を促すこと」につながる課題の提示のような出来事をもたらしているように見え、

土星や火星、木星など「社会天体」と呼ばれる影響の強い天体の公転周期に合わせて問題が再浮上している様子も伺え、これは『天体と世間の流れに影響が全くない』とは言い切れない結果であると私は思います。

天体及びアストロ領域は、私たちのアストラル体(関心・感情・感受)という欲求的部分に常に影響を与え、集合意識の結果として世界的に大きな出来事を起こしたり、個人レベルでも記憶に残る出来事を具現化させているのかもしれないと、改めて考えた次第です。

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だんだんどこにオチをつけていいか分からなくなってきましたが、とにかく今の時代を生きる人類として私たち一人ひとりの課題は、この社会の一員であることを放棄しないこと。

個人の中で起こっている問題が、結果的に社会の問題につながっていることに意識を向けることです。

この世界のどこかで起こっていることは、私たちの内側で起こっていること。

世界は一人一人が作っていること。

この本質的な意味を理解し、実行できた時、初めてこの世に平穏が訪れると思います。

しかし現実はそう簡単ではありません。

日々の自分の意識に目を向けて、いかに自分自身がエゴと欲求の塊であるかを認識してみてください。

そして気がつくたびに一つ、その自我欲求から手を離してみるのです。

その手放しを途方もなく繰り返すたびに、双方に折り合いのつく世界、平和な尊重の叶う世界へ一歩ずつ近づいていると私は思っています。

2022年2月17日獅子座満月 現状確認のための葛藤

2022年2月17日午前1時56分ごろ、獅子座の位置で満月です。

新月が種まき・始まりだとしたら、満月は収穫・振り返りのときです。

2月4日から4月29日までの2022年唯一の全天体順行期間の中で起こる満月は今回を含めて3回あります。私はこれを「いつも以上に前向きな振り返りができる時」と解釈しています。

2021年8月8日の新月の付近から自分が始めたこと、続けていること。

昨1月の逆行期間のうちは進まなかったことが進んでいること。

これらの期間に起こった出来事の進捗を見直してみましょう。

というのも、今回の満月は不動宮(獅子座の月、水瓶座の太陽、牡牛座のドラゴンヘッド、蠍座のドラゴンテイル)の中で『グランドクロス』という四角形の抑圧的なアスペクトを作り出しています。

この影響から、何かを新しく始めるには少々圧力がかかっているように感じるため「見直しをする、振り返る」という点が重要になってきます。

この四つの「不動宮」と呼ばれる区分の星座は、継続・維持・具現の性質を司りますが、陰に偏ると頑固さや融通の効かなさ、腰の重さなどが目立つことも。

特に、現在の状況においては現実的に身軽になるためのことや、新しいチャンスに恵まれる機会が目の前にあるにも関わらず意地を張ったり、プライドを捨てきれなかったり…

まるで視点の違うメガネ(比喩表現)で物事を見てしまい、現状を俯瞰できずにいる人も多いかもしれません。

一方で今回の満月は、まるで全天体順行中の天体たちに下から突き上げられるような配置となります。

この様子は、これまでの自分の頑張りたちに支えられて押しあげられながら頂上まで上り詰めたことを確認するような、またはこれまでの自分の頑張りを振り返り認めるよう。

これまで向き合ってきたことを通して得た自信を持って安心して心を決められるようにプライドや意地や恐怖心を捨てて、これまでの道のりを認めるための心の様子を表しているかのよう。

つまり、思っているより、悲観的な状況ではないのです。

ただ、現状のあなたが認めなければいけない課題が何かある様子。

獅子座という性質は、先述の不動宮の性質に加え、非常に気位が高くプライドに溢れたイメージを持つ火の星座です。そんな獅子座の性質が目立つ方もそうでない方も、心あたりがある方は自分の中でどうしても崩せなかった壁を壊すような行動を起こしてみて、少しでも自分のことを褒めてあげるきっかけを作ってみては。

何度も述べていることですが現在は時代の転換期です。これまでの常識とこれからのスタンダードが折り重なりながらアップデートを重ねている渦中、時には不具合が生じるように心の葛藤が増える場面も多いでしょう。多様性(水瓶座:個を認め合う、平等性)を目指す社会というのはそんなに安易なものではなく、一人一人が少しづつ折り合いをつけて共存していかなくてはなりません。

みんな平等に認め合う社会というのは、誰かを受け入れるために協力してバランスを取り合う必要があります。そのため、以前は見て見ぬ振りをされていたような問題行動やどこかの誰かが傷つくような発言を行うことがナンセンスになり、一挙手一投足にモラルが求められるようになったことで窮屈さを覚えている人もいます。「風の時代」というものは実際のところ全く甘くなく、むしろ時代錯誤の価値観などが浮き彫りになり袋叩きのような状態が続いたり、見せかけのダイバーシティを取り上げるムーブメントにはすでに辟易としている人もいるでしょう。物珍しさや一時のブームではなく、日常に浸透するまではまだまだ時間がかかります。

今回の満月のサビアンシンボルは、獅子座28度『大きな枝にとまる沢山の小鳥』。

「たくさんの小鳥」というモチーフは「視野を広げて多くの可能性を見出す、広げる」 という解釈にも捉えられ、視野の向こう側に行くことで人生の可能性を広げていけるのでは?というメッセージのほか、MC(空のてっぺん)にある月を他の天体たちが押し上げるようにしている今回の天体配置の様子にもどことなくリンクしますし、木の枝にみんなで一緒に小鳥がとまるように皆が協力しあいこの社会が安寧になりますように、という集合意識の願いにも感じます。(私の願望でしょうか?そうであったらいいなと本気で思っています。)

その他、金星と火星のコンジャンクションに天王星が調和する様子からは『正しく喜び、受け入れ(金星)/ 正しく動いて、頑張る(火星)ことが変化(天王星)への近道である』ということも見えてきます。

あまりひねくれず、無い物ねだりにもなりすぎず、今の自分の立ち位置を見回してみることで十分だと思えるよう、感謝の気持ちを忘れないこと。正しく現状の立ち位置を受け入れること。

頑固に構える時期はとうに過ぎているのだから、あまり意地を張らないでいること。

感謝の気持ちを忘れないこと。

たまには前に進むより、現状の自分を称えることも大切ですね。

ちなみに、なんだか心がモヤモヤ思い当たる方はメールやLINEでも十分なので、思いついた人に心残りのあるメッセージを送ってみてもいいですね。

皆さんにとっての前向きな区切りとなりますよう、以上を満月のメッセージとします。

長文を読んでくださりありがとうございました。

2022年2月1日水瓶座新月の考察、心のバロメーター

202221日午後1446分ごろ、水瓶座で新月です。

冥王星という究極の天体にも重なっていた水星、金星の二天体の逆行を終えて迎えた旧正月。

混乱の中で迎えた年末年始の頃には感じられなかったようなフレッシュな気持ちや、何か整理されたような心地を感じている人も少なくないでしょう。

正直、202112月~20221月の流れのなかでは、ずっと続いていた腐れ縁のようなものが切れたり、ずっと持っていたものを捨てること(※のような出来事)があったり、

過去の伏線がようやく繋がるようなびっくりするような出会い・振り返りがあったり、同時に情で続いていたような関係にとどめを刺すような別れもあったり、

水星逆行による監査の影響をモロに受けて少々お財布の状況が厳しくなったり、

リセット&スタートの気配が濃厚な、非常に慌ただしい年末年始の時期があっという間に過ぎていき、ようやく旧正月を迎えて立春の24日には約3週間の水星逆行もようやく終了となりますのでようやく気持ち新たに色々始めたい!という心持ちの人が多いのではないでしょうか?

今回の新月の度数は水瓶座13度「バロメーター」

水瓶座は風のエレメントの星座です。

見えない周波数のような集合意識によって重なるコミュニティ、心の感度、バイブス=波長、時代の流れ、社会全体に働きかける影響力などが挙げられます。

あなたの心のバロメーターは、正常に動いていますか?

YESNOの分別はついていますか? 

不調な電波(違和感)をそのままにしていませんか?

周波数というのは同調していくので、高いものは高いものへと引き寄せられ、低いものは低いものとともに引き合っていきます。これは宇宙の法則とも言える、共振・同調の法則です。

今回の新月の度数である、「バロメーター」に表示されるのは、現状のあなたの振動数の状態そのもの。今、あなたが正直に感じることへなるべく誠実であってほしいという魂の欲求が見せる現れかもしれません。

様々な計らいによって一旦切れてしまった縁や思わぬ運びは、良くも悪くも現状のあなたの周波数の状態によって引き寄せたものです。

自分だけでは到底見えなかった自分のもう一面を見せられるような体験は決して楽ではありませんね。特に究極の覚悟を示される冥王星との接触によって、「究極」の選択を迫られたり、絶体絶命的な出来事に見舞われたり、ギリギリ繋がっていたものがプツンと切れるような(なぜかスッキリもしている)こともあるでしょう。

出て行った / 手を離した、究極の揺さぶり案件があったということは、

その分反動で返ってくるものが必ずあります。

これもまた、「循環 / 出したら入る 」という宇宙の法則です。

これらの出来事は、不要になっているにも関わらず情によって繋がっているような不健康な関係性であったり、またあるいは「利益目的」というのは大切なことだと思いますが、そのパーセンテージが釣り合いが取れない状態であったために一旦リセットになった可能性もあります。

今、大きく物事が入れ替わる転換の時期です。

特に24日の立春に合わせて始まる429日までの全天体巡行の期間は、これまでずっと水面下で暖めていたような出来事(急に舞い込んでくることもあると思いますが)が急激にスタートする時期で、それまでになるべく自分の準備を整えておく必要があるのではないでしょうか。

その準備のために重要なポイントは

心の違和感をそのままにしないこと

⇨モヤモヤ、ざわざわするもの、もういいんじゃない?

どうしていいかわからないならなるべく視界に入れない生活をしてみて、

平気だったらそのまま空気と化してみよう。

出したら入ってくるから大丈夫。

牡牛座天王星×水瓶座土星(20203月時~)の影響

⇨金銭面の見直し、一人で抱えずに行政含め然るべきところに頼ってみる。

各種助成金や協力金に頼るのに抵抗があった、或いは面倒臭さを抱えていた人はこの期にやってみるのも。あとは何より、思い切って誰かに頼ることと、勝手な思い込みで自分の首を絞めないことです。2年前の状況が再び?という人もいるかも。

「また?!」と思うか、過去の自分からの成長を約2年分感じられるかどうかは人それぞれ異なります。あるいは過去約2年分の疲れも身体に出やすい時期です。意識的にリンパのケア、喉を大切に。

○22週目から徐々に盛り上がってきます。

2月中は年内に終わらなかったことの回収作業みたいなことも。

3月以降、忙しさの中で少々責任が伴うような選択がある場面も予想されます。

1月~2月に出会って急激に物事が進むなんてこともあるので、お楽しみに(?)かもです。

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水瓶座はじめ、風のエレメントを持つ三つの星座たち。

「風のエレメント」と聞いてどのような印象を持たれるでしょう?

自由?速さ?明るさ?開放感?

どれも不正解ではありませんが、風の性質を語る上で最も重要ともいえる

・共感・着地・理解(水)に至るために必要な理論的思考

(起承転結の「転」⇨転換していくこと)

・行間や時代の流れを読んでいく力

・見えないネットワーク、コミュニティ、関わり合い、シェアリング

・能動的に外に向いていく作用

drymoist

これらの性質が最も顕著に現れるのがこの2月の風向きですので

ぜひ、日々の生活の中で意識してみてほしいです。

2月後半~3月にかけて魚座が太陽に入ると状況が混沌としてくる可能性もありますから、2月に

概ね計画を組み立てておいて3月、4月は勢いで進む!!というのも良いかもしれません。

頑張り屋の方ばかりですから、この新月のタイミングを機にまた色々な目標を立てたり色々な計画を考えたりする人がほとんどではないでしょうか。

私も同じで、2022年に一体どれほどたくさんの学びがあるだろう?どんなことを経験できるだろうと考えているだけで心が高鳴ってきます。

そして、そんな慌ただしい日々の中で常に前を見ていても忘れたくないことは、過去の自分にとってずっと行きたかった場所(目標)のこと。

過去にとどまるわけではなく、過去の自分が行きたかった場所にどれだけ到達しているか?

(⇨過去の目標達成度はどれほどか?)というのを意識して前に進んだ自分のことを認めてあげていますか?

過去に戻りたくはありませんが、昔の自分が未来の自分に託した思いを決して忘れたくないのです。

ジャーナリングをしたり新月や満月にお願い事を書いている人は過去の自分と今の自分を振り返ってみてください。

すでに叶っているものもあれば、まだたどり着けていないこと、すでに必要ないほど忘れ去っていたこと、思わぬ心の成長など、様々なことを感じられるでしょう。

ずっと前を向いていると、つい今の自分が情けなくなったりなかなか辿り着けずに葛藤することもあるんだけど、振り返ればずいぶん遠くまで進めているはずなのに無い物ねだりのような状態になりやすいんです。

いつかの自分の夢を「自分自身が」叶えたということを、この自分が一番喜んであげたいですよね。

どんな人でも同じ。必ず前に進めているから、少しでも今の自分の頑張りを認めてあげつつ先のことを考えてみてくださいね。

それと、こちらのご案内URLもよかったら参考にしてみてくださいね🌟

色々な逆行を経て、振り返ってみよう~

https://www.instagram.com/p/CZVxYjKlz3W/?utm_medium=copy_link

振り返りや天体の状況のチェックは、やはりこちら。大好評のオリジナルダイアリー📖

https://aynoma-aynoma.stores.jp/items/619c4e586e84d538f4bc1e5e

自分の心の周波数の状態について学んでみたいという方は2月の12感覚論講座もおすすめです!

今月は一番最初に生まれた感覚こと「熱感覚」。面白いですよ、今月も。。。

https://www.instagram.com/p/CZdRll8vGiD/?utm_medium=copy_link

○21日に考察が更新できなかったので(あまりにも眠くて頭が働きませんでしたごめんなさい)罪滅ぼしに質問を募集して開催したインスタライブのアーカイブです(感想募集中)

https://www.instagram.com/tv/CZb82EtOF-0/?utm_medium=copy_link