2022年7月29日獅子座新月


2022年7月29日午前3時頃、獅子座の新月です。

新月はこれから何かが始まっていく可能性を秘めたとき。

始まったばかりの獅子座の太陽シーズンは、内なる創造性が燃えて熱くなるような季節。

サビアンシンボルは獅子座6度【時代遅れの女と最先端の少女】

自分の中にあるギャップとビジョンを重ね合わせ、乖離している状態から脱却するための出来事。(※乖離 かいり・・・かけ離れていること)

夢から覚めるように現実の世界との標準が合う。

今、ここでようやく、生かされていると感じる体感。

本日を含むこの数日間で

☑︎なかなか消化しきれないと感じること

☑︎心が燃えるように感じた、とあること

☑︎内なる戦いの火蓋が切って落とされるようなこと

このような状況や感情に見舞われている方は成長のチャンス!!

しかし、分かっていても理想の姿と現状がかけ離れていることを受け入れるのは少々苦しさを伴うことですよね。

その気持ちは、とても良く分かります。

自分はまだまだ未熟者だという絶望や怒りにも似た感情があるならば、あなたはさらに成長できるという可能性と創造性を秘めた“炎“であるという前向きな状況を暗示しています。

たとえ現状がいかなる状況だとしてもこれから事態が好転していく暗示だと、ことが過ぎた後にきっと腑に落ちるはずです。

それらの出来事は

『自分の人生の主人公は他でもない自分である』と実感するために描かれたシナリオの伏線の一部であり

ここから始まることが、未来を明るく照らすためのきっかけになると教えてくれている。

人によっては、ひどい眠気や身体のだるさ、背中・上半身の痛み、不整脈などの体調不良も見られるかもしれません。(※影響はあるかもしれませんが、長く見られるようであれば自己判断はやめて病院へいきましょう)

ちなみに・・・

今抱えている物事や最近生まれた情熱やひらめきのようなものは、あまりにも自分の心のうちを高鳴らせるものだから、ついついたくさんの人に話したくなったり広めたくなるかもしれません。

(※人によっては愚痴なども・・・)

ですが、

その生まれたての「炎(原動力、アイディア)」は、あなただけのオリジナルのもの。

なるべく人に模倣されることのないように大切に守っていくべきです。

焦らずともチャンスは必ずやって来ますから、むやみに広げ過ぎず来るべきその時が来るまで確かに守り育てていきましょう。

同感して協力してくれる大切な方々との関係性は大切にしつつ、

できる限りその時が来るまで大切にしまっておいてください。

成長サイクルの目安となるのは約4ヶ月後の新月、11月24日まで。

実は今日7月29日の新月と4ヶ月後の11月24日の新月には、ある関連性があります。

新月明けから逆行を開始する木星が再び新月の日に順行するまで、火のエレメント(獅子座⇨射手座)のサインを跨いでいく約4ヶ月なのです。

5月から牡羊座に入った木星はこの逆行期間を経て再度魚座の元に戻ります。

この時期、今年度にせっかく進めた物事がまた振り出しに戻るような、あるいはまた別なある種の混乱を招く状況も予想できます。

少し先の話ですが、途中の10月30日から年明け1月までは火星も逆行に入ります。そのため、10月30日〜11月24日まではただ頭で考えるだけではなく実際に体を動かしながらフィジカルを鍛えるような忙しいトレーニング期間になりそうです。

年明けに火星が順行に戻ってから数日後には2023年度の全天体順行期間に突入します。

これから新しく何か物事を始めようとしている人は、2023年の1月半ば〜4月頃に向けて計画を練りつつ準備を進めてみてください。

獅子座の新月から始まる木星の逆行から4ヶ月後の射手座の新月、そして来年の年明けまで続く成長のバトン。

つまり

この夏から始まった熱い挑戦、もとい生まれたばかりの「炎」は、遠くは来春(または12年後、12年前の自分では叶えられなかった再挑戦)に向かって繋がっていく希望に満ちた挑戦だということ。

その「炎」は、今は小さなものだとしても、いつか多くの人々を巻き込んでいく前向きな求心力を秘めたものになるのでしょう。

そういう意味では、これからの4ヶ月間は2022年の総ざらいのような大切な時間でもあり

これまでの12年間の自分を励ますような時間でもあり

別の捉え方では 今後の12年を支える胆力を鍛えるための時間になりそうです。

どのような運びがあっても、きっとあなたの可能性をより広げてくれるための意味のある時間になるはず。

その「炎」が大切に大切に吹き消されることのないよう、育てていきましょう。

___________

〜これから約4ヶ月間&来春に向けたチェックリスト〜

☑︎最近生まれたばかりのアイディアを実現化に向けて育てていくこと

☑︎今年の5月から始まった物事を、よりブラッシュアップしていくこと

☑︎現状の自分の問題点を発展していくためのトレーニング期間にする

___________

ここで冒頭の文章を再び。

新月はこれから何かが始まっていく可能性を秘めたとき。

始まったばかりの獅子座の太陽シーズンは、内なる創造性が燃えて熱くなるような季節。

重ねてこれから先の未来が熱を帯びた映えあるものになるように、振り返りながら計画を立てて見てください。

この考察が読者の皆さんの前向きな参考になりますように。

いつも読んでくださりありがとうございます。

夏バテや熱中症、まだまだ猛威を振るう流行り風邪には十分気をつけて過ごしましょう。

2022年7月14日 山羊座満月

 

2022年7月14日午前3時、蟹座の太陽と山羊座の月が向かい合って満月になりました。

満月の度数、山羊座22度のサビアンシンボルは

『敗北を優美に認める将軍』

☑︎潔く認め、状況を受け入れること

☑︎言い訳をせず成長の機会を受け入れること

☑︎適切で誠実な対応をすること

☑︎関係性の精算

☑︎インナーチャイルド(記憶)の癒し、見直し

_______

山羊座は社会的な責任や、国家権力や社会の中枢組織を示し

向かい側にあたる蟹座は家族の問題、土台、人格のルーツなどを示します。

満月が起こるのは7ハウス、関連テーマは対人関係やパートナーシップなど。

ある関係が終わりを迎えたり、社会における自分の振る舞い方や肩書き・役割などを改めてかんがみたり、なんらかの関係性が一旦を終わりを迎えて再構築になる運びです。

自らの無力感、共感や同調を得られずに感情をぶつけて自暴自棄になることもあるようですが、形だけの繋がりやごまかしで続いていた関係性を修復するとき。

冥王星という破壊と再生をもたらす星が、逆行中の海王星(目に見えないスピリチュアルな領域)に対する認識や関連性と関わり合い、蟹座の支配星である月を通して伝えるのは、根腐れした社会構造の問題を思わぬ形で表しました。

太陽と天王星のアスペクトは、ある家族の内面的な問題(太陽×カイロン)がまさかの思いもよらない出来事(天王星、または満月前のTスクエア)がきっかけで表沙汰になること。

満月を通して形成するカイトのような図、それは地下水脈のように蔓延っていた社会問題が思わぬ形で溢れ出すように表在化している現在の世相をそのまま具現化しているかのようです。

蟹座水星・牡羊座カイロン・山羊座冥王星のTスクエアは、家族(母性)の記憶に対する悲しみが社会への怒りに変化してしまった状態と、社会の構造そのものや無条件に与えられていた信頼性が音を立てて崩れていくようなこと。

双子座の金星と水瓶座の土星の調和はジャーナリズムのあり方や形骸化してしまった民主主義のあり方を問いますが、海王星の逆行によって「何を信じるべきかわからない」真偽の分からない情報やごまかしが錯綜します。

冒頭で伝えたサビアンシンボルの通り、満月付近に起こった問題がネガティブな現象として現れている人は、それに対していかに誠実に対応できるかどうかが鍵となりそうです。

ただし、満月付近に起こった多くの問題はなるようにして起こった因果応報的なことである為、自分にも非があることを内心認めているかもしれません。もしかすると、この出来事を通して精算できたことで「荷が降りた」ような心地がする人も多いでしょう。

本当の誠意というものは、問題が起こったときでないとなかなか見えてくるものではありませんから「何かが起こる」ときにどのような振る舞いができるかが命運の分かれ道なのかもしれません。

満月の約1週間前に起こったKDDIの通信障害は大変なトラブルを生みましたが、その後の会見で見えた社長の対応が話題にもなりました。

なるようにして起こった制裁を通して新たな関係性の構築や役割がはじまっていくきっかけ

ですので、前を向いて前進あるのみ。ともかく自分に対して誠実であること、その一点を大切に。

現在は年の半ばで最も天体が逆行している最中。

社会的にも個人の問題としても混乱が生じやすい時期ですが、天体配置の共通点からは1980年代後半〜90年代前半の焼き回しのような時代錯誤感を覚える人もいるかもしれません。

8月前半〜10日〜20日にかけては、火星(トラブル/戦い)と天王星(まさかの出来事/原子力)とドラゴンヘッド(宿命/世間の流れ)が重なるという、夏の大波乱期がやってきます。

どうか最悪の事態は避けたいものの経済的にも大きな変革が訪れる見込み、8月20日以降火星が乙女座に移動するまでは少々緊張感が見える夏になりそうです。

ポジティブなこともお伝えしますと・・・

火星のサイクルは2年に一度、今年の下半期は牡牛座から双子座にかけて(逆行も含むので双子座火星期は来年1月まで)火星が滞在します。

不動宮・牡牛座の普段のマイペースさを考えると、天王星と火星の勢いにせっつかれて普段よりもエンジンが入るチャンスかもしれません。

太陽、月、火星、ASC、MCが牡牛座(または蠍座)の方は7月5日〜8月19日まではチャンスの時期。

☑︎今しか挑戦できないこと

☑︎今しかない!と奮い立つこと

☑︎能力をしっかり生産性に変えていくこと

☑︎(土星とのアスペクト)時間をかけて向き合っていくこととの対峙

これらの課題を通して運命が熱を帯びて変化していくような、文字通り熱い熱い夏になりそうです。

キーワードだけ見れば少々物騒ですが、大きな変革期であることは確かであるこの夏。

大袈裟に心配にならず勢いを前向きな力に変えて行けたらいいですね。

正直これほど世相が現れる満月図が興味深くてならないです。

参院選の結果に落ち込んだり、あるいは低気圧でぐったり気味の方にも元気をお届けした炒め、先日締め切った応募者全員プレゼントの到着を待っていて欲しいと思います!

淡の間は7月17日で3周年を迎えます。

4年目も慎ましくがんばっていきたいです。至らないことの方が多い私ですが、いつも心を寄せて支えてくださってありがとうございます。。。。🙇🏻‍♀️

引き続きどうぞよろしくお願いします。

長い文章を読んでくださり、ありがとうございました。

2022年6月30日 蟹座新月

2022年6月29日午前11時51分、太陽と月が重なって新月です。

家族、家、土台、ルーツ、女性性。

ずっとこもっていた殻。とじ込めていた感情。

大切な人のために感情をあらわにすること。

大切な心を守ること。

サビアンシンボルは蟹座8度

『服を着てパレードするウサギたち』

安心してパレード(表現)に向かうための理由をようやく見つける。

_

この度新月が起こった出来事は『全てを受け入れ、安心した土台を形成する』ために起こることだと思っていますが、とはいえ先日に夏至が起こったばかりで月相(月と太陽の関係)を除けば天体の位相や配置としてはそう大きくは変わらず・・・

このマガジンを読んでくださっているみなさんには夏至図と比較してそこまで大きくお知らせする点はないのですが、夏至の考察の続編という感じで捉えてみてください。

しかしながら、どんな人にとっても月の満ち欠けというものは影響があります。

しかも蟹座にとって『月』は支配星であるため、特に感情面にスポットが当たる出来事が発生しやすい時。

例えば

・ここが自分の居場所だ、と実感するようなことがある

・(あるいは家族や居場所としての機能不全に気がつく)

・内面に蔓延る感情が溢れ出すようなこと

・周囲を全く信頼していなかったと気がつくようなこと

・自分のルーツや母親との関係を通してこれまでの人生を振り返ること

・ずっと抱えていたトラウマが噴出するようなこと

・怒りに似た悲しみが湧いてくるようなこと

・体質で言うと、子宮や内臓関連に対する課題

現状目の前にある問題の根本的な原因が幼少期からの安心・信頼に関わることだと気がつく人も多く、これらのテーマを以て、自身の中で振り返るべきことや、ずっと抱えていたことを整理・精算するためのきっかけや、家族や自分の大切な人たちとの時間を通して改めて感じる暖かい愛の瞬間があるでしょう。

新月は月明かりが見えないため、原因が分かったとしてもすぐには動き出せない時です。

まだまだ自分の殻から踏み出せずにいる人は、焦らなくてもその判断が賢明ではないかと思います。

少しずつ、安心して行動できるよう『殻』から出ていくための支度を始めましょう。

_______

正直、ここ数年の間は何かが変化するだとか、大きく世の中が変容しているだとか、気持ちを急き立てるようなさまざまな情報が飛び交っていました。

つい先日も夏至があり「これから何かが大きく変容していきます!」だとか言われても、自分にとっては何事なのか分かるようで分からない、問題の当事者になりきれないことが問題のような・・・そんな行き場のないモヤモヤを抱えていた人がいるかもしれません。

『自分にとっての課題』が一体なんなのかも分からずじまいだとしても、あなたの中には感受性が備わっていて、必ず何か思うこと、感じていることが確かに存在しています。

感情は表に出さなければ外には出てこないものです。ですから、思っているだけで外には出さない状況が続くことで行き場のない思いがどんどん体内に蓄積されていきます。

結果、出せずじまいになった思いはどこにいくのか?

発揮される場を持たなかった才能やチャンス、あらゆる感情や思考は、一体どう消化すればよいのでしょう。

人によっては(望んではいませんが)心因からくる体質変化や病気などを通して体調からの大きなサインを受け取れる場合もありますが、多くの場合は “悲しみ” が “怒り” に変化し、間違った発散方法を選択してしまうことがあります。

蟹座含む水のエレメントの星座は、溜めて溜めて・・・結果的に被害者意識が強くなり過ぎてしまったり、感情を爆発させてしまいやすいのです。

優しさを正しい方向で活用できるよう、溜め込みすぎずに程よい発散を心がけてくださいね。

_

他にも現在の星周りで言うと、怒りや突発的なエネルギーを示す火星が癒しの星であるカイロンにコンジャンクションしているところに破壊と再生をもたらす冥王星が横からぶつかっています。

この影響によって、蓄積された『悲しみ』が怒りや暴力的な発散として表在化されたり、怒りを通して生まれたエネルギーが結果的に社会を大きく動かす原動力に繋がったりすることが。

喜びや好奇心を示す金星が風のエレメントである双子座にある影響で、文字通り風通しが良くなる時期でもあります。

凝り固まった視野が広がるような「楽しそう!」という情報が入ってきやすかったり、迷っているより動いてみようかな、という変化に対して前向きな感情が起こりやすい、普段よりもフットワークが軽くなる時です。

私も先日の「夏至の会」にて『完成を待つよりも、同時進行でいくつかの方向から成長せていきましょう』という提案をしました。

ですが、あまりにも短略的に考えたり、責任の伴わない発言をしたり、無計画に行動するのは返って大損につながります。

ついつい怒りに任せて衝動的に行動して後悔したり、火傷も含めた怪我、勢い余って恥をかいたり痛い目を見るようなこともありますので要注意です。

然るべきタイミングは必ずやってきますし、発言や行動する時はよく確認してから、という基本をお忘れなく。

_

冥王星は山羊座の最終度数を進行中ですが、山羊座という「地」のエレメントの中でも最も権威や社会への影響が強く、ガチガチに固まった価値観を変容させる必要があるので、2008年から始まった山羊座冥王星期の最終局面になって尚猛威を振るっている状況とも言えます。相変わらず山羊座後半度数に個人天体持ちの皆さんにとってはかなりしんどい状況です。

(※冥王星は来年2023年3月には水瓶座へ移行します)

近頃アメリカで起こった中絶に関する裁判や、店員への一方的な言いがかりから発砲事件になったこと、某伝統芸能の実態に対するツイッター上での内部告発、参院選選挙期間に発覚した某与党派のLGBTに対する差別的発言、散歩中の犬が故意に待ち針を入れられたドッグフードを食べてしまったこと。

そしてなんと言ってもこの暑さ・・・

これらの案件を一つ一つを観察していると、蓄積された行き場のない怒りが癒し(カイロン)に向かうよう、まずは黙認されている問題を表面化されることが世界中で起こっているような現象に通じているような気がしてなりません。

現在は水瓶座土星期、個人においても社会においてもこれまでに蔓延っていた問題が表面化され、本質的な多様性社会を目指すための移行期間の最中です。

そして冥王星とスピリチュアルの星・海王星のアスペクトによって夢見の世界への憧れは一層強くなるとき。

新月の1日前の6月28日から海王星の逆行が始まっていますので、あまりにも現実離れしているようなことや油断からくる体調不良、現実逃避からくる行動で調子を狂わせないようにしたいもの。

総じて、今は少しずつ方向性が定まりつつある時ですから、前向きな気持ちで行動しつつも決して早まらず、機を待ちましょう!

_

この考察が読んでくださった皆さんにとっての背中を押したり、心を抱きしめるきっかけになりますように。

そして、先ほど公開しましたプレゼント企画への応募も絶賛募集中ですので振るってご応募ください!

いつもいつも、大変ありがとうございます。

愛を込めてお届けします。

厳しい暑さの夏ですが、涼をとりながら穏やかに過ごしましょうね。

きのう13時間寝た淡の間より

2022年6月21日 夏至

2022年6月21日午後18時過ぎ、太陽が蟹座ゾーン0度に入り、夏至を迎えました。

一年のうちで一番日が長くなるこの日から徐々に暑さが極まっていく「本格的な夏」の始まりです。

「夏至」というタイミングは一見これから何か新しいことが始まっていくようなムードに溢れている・・・ように一見感じますが

よく言えば「守りの時期・土台を作る時期」

別の側面から見れば「殻にこもって考えあぐねる時」

“蟹座“という星座の性質上、内に籠ってしまいやすいため、新しい物事に対してなかなか意識が向けづらいというのに、世界が動き出そうとしている傍らで自分自身がどのように動けばいいのかと、方向性に悩む時期でもあります。

蟹座という性質はとても意志が強いです。

「自分が守りたいもの」に対して、強い熱量を傾ける性質を持っています。

ですから、この時期のお悩み事は『自分の大切なものを守るために何ができるか』と言うテーマの上で、真剣に『持てるものだけ持っていく』という意識をブレずに大切にしてほしいと思います。

星読みをしてみて重要なポイントをまとめてみました。

☑︎行き詰まりの掃除

☑︎魂の欲求に従う

☑︎内なる二面性に向き合う

☑︎ダイナミックな振り幅を通して成長していく過程を楽しむ

続きが気になる方は、是非ご覧ください。

_

おそらくこの夏至を迎えるにあたって、数日間多くの葛藤やモヤモヤがあったと思います。

いつもの自分らしくないほど悶々と悩み、絵も言えぬ行き詰まりを感じていたかもしれません。

「自分はこのままでいいのかな」

「別に悩んでいるわけじゃないはずなんだけど、何だかすっきりしないな」

「この閉塞感は一体なんだろう」

「なんかもう、全部投げ出したい!!」

このような感情に苛まれている人、ご相談の内容が最近とっても多かったです。

5月の水星逆行の頃からずっと感じていたことが続いていた、と言う人もいるでしょう。

例えばその理由は、

個人天体に何かがアスペクト(接触)しているからだとか

蟹座の性質に太陽が進もうとしているからだとか、

色々な理由をつけて星読みをしてみても、お客様を通して私自身もちょっと重たくなっていた理由が見えてきたりして…!

5月からずっと〜今回の夏至付近での感情の揺れ、蟹座特有の「内に籠る→結果、爆発する」作用が出ていて、モヤモヤしてた人がいるのであれば声を大にして伝えたいです。

あなたは、そろそろ魂から溢れ出てくる欲求を抑えられないでいます。

嘘がつけないところまで来ているはずです。

自分でも、これを読んでハッとしています。

自覚がないほど限界を迎えていたことを心にしまって

見て見ぬふりをしていたのです。

金星と冥王星のアスペクトを通して、究極の喜び・欲望へと手を伸ばす。

深部からの欲求から生まれるサイン。

それを受け入れるためにできることは「行き詰まっているように感じるものから思い切って手を離す」こと。

ずっとずっと溜め込んでいたものが溢れそうになっていて、止まらない。

もう誤魔化せないところまで来ているでしょう。

何らかの「大きなもの」から手を離さない限り、その欲求が満たされることはありません。

少々勇気のいる決断だとは思いますが、思い切って離した途端に何かが流れていきそうです。

ここから先は本当に大切なものしか持っていけない。

あなたにとって本当に大切なものはそんなに多くない。

持てる分だけの宝物を抱きしめて、次のステージへ。

そのため、条件をつけて囚われているように感じるものからは思い切って離れちゃいましょう!

あなたの能動性を縛り付けるような鎖は必要ありません。

自分から自分をわざわざ縛り付けることをやめましょう。

そのほうが、結果的に必ずよい方に運びますから。

一方で、なぜ分かっていてもなかなか手が離せない(行動にうつせない)かというと

あなたはとても完璧主義で、理想への意識が高く、なかなか動かない現実、今の自分に対して失望しているのです。

そのため「失うことすらも怖い」状態。

〜〜になってから、〇〇を手に入れてから、と、

たくさん自分に条件をつけて身動きが取れなくなっています。

加えて、様々な選択肢の中で悩み、迷う感情が滲み出ています。

先ほどの記述で「魂からの欲求に向き合う」とありましたが、今向き合わなければいけないことに対してもどうしても一つに絞れないようで、堂々巡りの悩みの中にいるようですね。

何かを手に入れるためには一点集中しなければいけないと思っているかも知れませんが、今回の夏至のテーマとしては同時進行型がヒント。

自分の中の「二面性」に向き合ってうまくバランスを取ることも大切な課題のようです。

その二面性は二拠点の場合もあれば、計画の同時進行の場合もある。

いずれにせよ、あえて一つに絞らない方が結果的に明るい未来につながるとのこと。

マルチタスクが苦手な方にとっては耳が痛いかもしれませんが、少々手を広げすぎたものを整理できる良い機会なのかもしれませんし、自分が人生をかけて取り組めることはそう多くないのだから、本腰入れて取り組むための土台を作る夏にするのも良さそう。

物事に対する所有欲を示す牡牛座の元に金星と天王星が配置されている今、自分の中の純粋な欲求が目安となり、様々なものを取捨選択しやすい時期でもあります。

どんな優れた占い師の発言よりも、自分の内なる「あれが好き・気になる・欲しい」という欲求から来るサインに勝るものはないからです。

嫉妬の気持ちを持ってみていた人の方法などを「学ぶ」気持ちで観察してみてください。

食わず嫌いをやめてみる気持ちが大切。

或いは、もしも人間関係の断捨離や不和を感じているとしたら。

正面からぶつかって自分から離れたり傷つけ合う前にその人から手を引いてくれたのだと思ってください。

真っ直ぐにぶつかってくるものを受け止めきれない時期。

一種のストライキ。

冷静な話し合いはなかなかしずらいかもしれません。

なぜなら、あなた自身が正論を受け止められない状況だからです。

縛られていたものから離れたくなる時ですから、人間関係における関係性の終焉なども起こりやすい。けれど、寂しい気持ちはとてもよくわかります。

しかし、あなたから離れて行った人は新しい環境と成長を求めています。

その意志を受け入れるのもまた愛、去るもの追わずの精神で。

新しい出会いが必ずやってきますし、そんなこと考えている暇もないくらい自分が向き合わなくてはいけないこともあるはずでは?

変わりたくない気持ちと始めたい気持ち。

守りたい気持ちと攻めたい気持ちの間でせめぎあっているこの夏至の空気感。

自分の大切な領域で守れるものや育てられるものはそう多くない。

失ったものに一旦痛みを感じたとしても、新しい可能性がすぐに忙しさを連れて来てくれる。

淡の間はいつでも前向きなあなたの挑戦を応援しています。

夏至のホロスコープチャートに合わせて自分の現状の課題が知りたい方は是非、今週24日の「夏至の会※過ぎたけど」にお越しください✨

では!

2022年6月14日射手座満月

2022年6月14日午後20時50分ごろ、満月です。

今年の夏至は6月21日午後18時41分ごろのようですので、夏至の1週間前の満月。

私は、日暮れまでの時間が長くなるこの季節がとても好きです。

年も半ばになってくると、数々の天体が同時に逆行し(※私は現状の点検・監査のようなものと捉えています)

それぞれの課題で溢れた忙しない日々の波に埋もれてしまい、気がつけばあっという間に年の瀬となり・・・

人によりけりですが、ふと現状に焦ったりすることもあるのではないでしょうか。

一年を上半期 / 下半期で分けた際のちょうど真ん中に当たるこの時期は、季節のリズムを持って生きている

私たちにとっては折り返し地点で行う確認作業のよう。

この考察が読者の皆様にとって現状を確認する際の良き参考になりますように。

_

今回の満月を西洋占星術的に捉えると、双子座位置にある太陽と射手座の位置にある月が向かい合わせになっています。

サビアンシンボルは ♐️射手座24度『家のドアにとまっている青い鳥』

☑︎どんな考えに対しても開かれた柔軟な姿勢と意識

☑︎風通しの良いコミュニケーション

☑︎自分の世界を閉じずに繋がろうとする姿勢

_

Key wordを通して過去半年間の自分の動きを見直してみよう🗒

☑︎自分の「世界」をようやく広げる機会が訪れた

☑︎今まで閉じ込められていた世界が一気に広がった

☑︎大切なことに力を注ぐために、現状を見直す決意をした

☑︎本当は知りたいことがあって、時間がかかったけれどそれをようやく思い出した

︎☑︎ずっと探していた「本」を見つけた

☑︎必要なことのために不要なことを削ぎ落とす選択をした

☑︎完成度の高い“自己管理能力“を目指す

☑︎客観的な自制心を育む

▶︎いくつかの選択肢が点になり、繋がり、未来へと続く道ができていく

_

双子座の意識は、学ぶよろこび・知るよろこび・動くよろこび。

流動性と知的好奇心。状況を分析する力。

日々移り変わっていくこと。

感じたことを思考し、言語化することで生まれる世界。

射手座の意識は広い世界への解放、神秘への誘い。

高められた専門性や見識、まだ見ぬ可能性への挑戦。

精神的にも物理的にも、どこまででも行ける。

学びが高じた先にあるロマンのある世界。

双方の世界は対極にあり、お互いを刺激し合う。

満月は、自分の意識を心の鏡で見るように、深層心理の中に潜む欲求を浮かび上がらせる。

(※いずれも情報源、出版とも縁があります。)

『やりたいことがある、または気になることがある』という状態は、それだけでとてつもない才能を秘めています。

「好きこそ物の上手なれ」という言葉の通り、物事に対する熱量や純粋な好奇心に勝るモチベーションはありません。

しかし

『ありすぎて絞れない』ことで消耗してしまったり

『あるにはあるけどすぐに飽きる』ようなことで失望したり

継続の難しさの前に断念することで、『自分には才能がない』と考えてしまいやすく、結果純粋な気持ちを閉じ込めてしまうのです。

今回の満月付近の出来事は、少し長い目で見ると半年前の2021年12月4日ごろ、或いは1か月前の5月10日前後あたりからその兆しが来ていた人が多いかもしれません。(※少し昔ですが2017〜19年ごろの人もいます。)

その兆しを経てここ数日の間に着地して受け取ったものは、あなた自身の視野そのものや解放された世界に繋がる切符のようなもの。

ここで私は『あなたにとっての解放された世界に繋がる切符』という表現をしましたが、

その場所に通じるために重要なものが何か?というと

💬ワクワクすることを拾い集めること

💬そのうちに専門性が自ずと見えてくる

。。。なんだそう。(伝わるでしょうか?)

その点につながる必要なパーツを拾っているうちに

次第に見えてきた道が目の前にあった、と言うような必然的な体験をしたり

ずっと視野の狭い視点だけで判断していたことに対してふと力を抜いて考えられるようになったり

いずれにしても現状のあなたにとって本当の意味で大切なことに力を注ぐための前向きな取捨選択が起こりそうです。

ここ数ヶ月の変化はとても大変だったと思います。

ですが、少し長い目で見ると半年前の2021年12月4日ごろ、或いは1か月前の5月10日前後あたりからその変化や兆しの波が来ていた人にとってこの満月付近の出来事は総じて朗報なのです。

特に今月、5月10日からスタートした水星逆行の影響は制限とメンテナンスと司どる土星の影響で随分と調子を狂わされた人が多いでしょう。

今でも少々ペースを取り返すのに苦労しているかもしれません。

現在の水星は、5月の時点で調整していた色んな案件を調整しながら徐々に軌道を戻し19日にコンジャンクション。

21日18時41分ごろに起こる夏至のタイミングの前に、再び発展と拡大を促す木星と重なります。

「夏至」に向けての準備として、方向性を導く風がどんどん上向きに広がっていくような

まるでこれからまた始まるための盤石な土台を据える準備が進んでいく兆しです。

_

ここまで今ひとつピンと来ていなかったり

何をしていいか分からない、という方へ『特に何をすべきか』をまとめたいと思います。

💡動くこと ▶︎旅行、運動

💡話すこと ▶︎コミュニケーション

💡知ろうとすること ▶︎本、レクチャー、セミナー

双子座・射手座・乙女座・魚座の太陽の季節は、季節間の移行期間につき

何かを始めるよりも、中間地点として休憩したり、整理したり、

今後の方向性について考えながら次の季節に向けての調整をします。

次の季節に向けて移り変りながらモヤモヤしている状態を少しづつ整えていくのですが

じっとして待っているのではなく『次につながるバトンを受け取る準備のためのウォーミングアップをしながら』というのがポイントです。

ずっと休んでいて急に動き始めたら調子が上がらないのと同じく

物事が始まる前にはウォーミングアップという必要な余白がある。

今、現状をどうにかしたい

何か変えたいと思うあなたへ。

「開放感」「解放感」足りていますか?

自分のこと、閉じ込めていませんか?

今やっていることが行き詰まりを感じてこれ以上先に進まないと思うなら、

一旦それ自体を置いて別の方向に出かけてみたり、誰かと話してみて。

それだけで風通しが良くなって、広がるような心地がするでしょう。

拍子抜けするくらい気持ちが楽になったり、少々麻痺していた判断力なども戻ってきます。

もちろん動くことすら憚られるくらい疲れている人は、まず何より休むことが優先です!!が、

少し晴れた日はたっぷり深呼吸しながら散歩したり

常に心地よいウォーミングアップを意識してみて。

あなたの『世界』に心地よい風が吹くような選択が少しでも増えますように。

はざまの季節を過ごすための考察、読んでくださりありがとうございました。

いつも皆様の幸せを心から祈っています。

淡の間

2022年5月30日双子座新月

2022年5月30日夜20時30すぎ、新月。

今月の新月は5月1日に続いて2回目の新月です。

正直、この5月はとっても激動でしたね!!

淡の間としてもいろんな事に挑戦したり自分なりにいろんなことを体験できたり、有意義な体験が多かった。そしてありがたいことにとても忙しかった・・・。そして楽しかった。

けれど、私だけじゃなくて皆同じようにとても忙しかったと思います。

日々いろんな方面からいただくDMから状況は違えど同じようにそれぞれ皆頑張っているのだということに励まされたり、新しい発見にたくさん恵まれた月でした。

季節柄自律神経のバランスを崩したり、気持ちが上がらなかったり。

いつもとは違う体調の変化を感じている人は、無理しないで。

自分に適したケアをしてもらえる場所へ駆け込む元気が残っていますように。

現状がどんなに散らかっている人(!)も、ようやく流れに乗ってきた人も、ご安心を!

新月図を見ていたら、アスペクト(星と星との関係性)がとてもシンプルなのが印象的で、目の前のことがどれだけ複雑に映っていたとしても結果はシンプルなのだと言われているような気持ちになりました

物事の仕組みはとってもシンプルで、本来はそれに気がつけばスルスルスル〜と解決する問題ばかり。

本当はとってもシンプルなのに、勝手に状況をややこしくして首をしめていませんか?アスペクトがとってもシンプルだから考察の内容もシンプルにキーワードにして見ました!

じっくり読みたい方は最後まで是非ご覧いただけると嬉しいです✨

新月のサビアンシンボルは双子座10度【落下する飛行機】

一見無謀な挑戦に身を投じて自分の能力を試したくなる時。

視野を広げて知らない世界を見たくなる時。

ですが、無理は禁物。

気持ちがはやるし勢いづいていくときですが、くれぐれも体と心のペース配分を守りながら。

______

新月の簡単まとめ🌑

☑︎12年に一度の爆走期、しっかりとペース調整をしつつ勢いを味方につけること(書いている本人に言ってやりたい言葉です!)

☑︎所有と創造力の関係、「何を持っていて」「何を作り出すか」ということ

☑︎潜在的な直感を信じること

※相変わらず冥王星直撃のハードモード山羊座チーム、死なないようにお互い頑張ろう・・・

______

5月11日に発展と拡大の星・木星が魚座位置から牡羊座へと12年ぶりに移行しました。

モヤモヤの魚座ゾーンを抜けて、12星座の始まり位置である牡羊座の位置に入ったことで『スタート』の兆候が。

特にここ数年は新型ウイルスの影響で移動ができなかったり新しく何かを始めることを躊躇していた人もいるかもしれませんが、この5月頃〜夏あたりはこれまでの勢いや鬱憤を晴らすかのように急激に動き始めたり、流れのスピードが増していきそう。

現在、牡羊座の支配星である火星とも重なっている(コンジャンクション)ため、一層元気が溢れている様子。

木星の広がる力に乗っかった火星のエネルギーはとても強力で

やっと外に出られる!進められる!という開放的な能動性が放つ喜びを感じます。

火星はやる気やバイタリティを表すので、特に仕事のプロジェクトにおいては勢いとフットワークでいろんな事が倍速で進んでいきそう。そして、成功の秘訣もまた「勢い」が大切。

(躊躇しているとあっという間に風向きが変わってしまいそうだから・・・!)

いいね、やろやろ、やっちゃお!ってな具合に下半期のスケジュールが埋まって閉まったり、

今までの自分では考えられないようなことにも気分一心挑戦で挑戦できたり、新しい自分の表情を発見できるようなことがありそう。

一方で、火星は怒りのエネルギーをも司る星です。

木星の発展作用にネガティブに重なるとトラブルの元凶になったりもします。

現在、痛みやトラウマを示すカイロンという小惑星も牡羊座にあるため、『怒りを感じる理由について自分なりに考えてみる』ということも同じ過ちを繰り返さないための大切なテーマに。

興味のある方はアンガーマネジメントについて調べてみても良さそうです。

自分の機嫌は自分で解決できるように、余計な怒りで誰かを傷つけないように。

そして何より、勢いに任せ見切り発車して早々息切れしないように!

1963年4月〜1964年4月、1975年3月〜1976年3月、87年3月〜1988年3月、1999年2月〜6月、10〜‘00年2月

生まれの皆様は、木星回帰おめでとうございます👏

新しい可能性と先駆的なエネルギー、情熱的な影響力を持った牡羊座木星世代の皆さん。

木星という、個々の生産性や可能性・才能・安定した生活を示す星を味方につけて良き発展をもたらす一年になりますように。

5月10日には移動とコミュニケーションの星・水星が逆行を開始します。時期は6月3日まで。前後数日の影響にも要注意です。

現在は一旦双子座まで進んだ水星が牡牛座まで戻っている最中。

今回の逆行は“再会&伝達”による点検作用が多かったようで、連日DMで翻弄されたという報告をいただいていました。

今回の逆行期間の3週間は所有物の見直しがキーポイント。

自分の金銭感覚や物理的に所有しているものの見直しをして、必要なものとそうでないものを仕分けていくことでますますあるべき方向へと身軽に進んでいける。

そして、この期間になかなか進みそうで進まなかったこと。

一時的に停滞していることなどは、6月2週目あたりから一気に進んでいくかもしれません。

何度か伝えていることではありますが、2018年から2025年まで天王星が牡牛座にある影響で、ここ数年は所有についての価値観が問われている時期です。特に今年は(現在まさに)水瓶座の土星が横から諭しているような状況で、ますますその影響が加速しています。

あなたは本当に必要なもの、必要な方法、見極められていますか。

値段に関わらず、量にも関わらず、自分にとっての適量を選択することは人生を豊かにするための秘訣だと信じています。

この新月以降の約1ヶ月〜半年間の流れとして、

「何を持っていて」▶︎「何を作り出すか」ということを意識してみてください。

まだ手にしていないものよりも、すでに自分が持っているものに目を向けてみて、慎重に精査してみてください。

それは、過去の自分が取り残してきた夢の話でもいいし、いつかの約束を思い出して叶えるようなことでもいい。

『新しい何かではなく、すでに知っていた/持っていたこと』

というものがキーになりそうです。

あなたの本当に欲しいものを手に入れるための質の良いパフォーマンスを極めていくような、そんな6月になりますように!

また来月もよろしくお願いします。

今回も投稿が遅くなって大変申し訳ございませんでした。

ギリギリ、5月中に間に合ってよかった・・・!

2022年5月16日蠍座満月(月蝕)

2022年5月16日13時14分、蠍座で満月。

月蝕。

月のサビアンシンボルは蠍座26度『キャンプを作っているインディアン』

🌕新しい環境に身を投じて新しい価値観を見出す

🌕協力しながら何かを生み出す、切磋琢磨

🌕本質を見抜く力を備え、次なる成長に向けた切符を手にする

見えない鎖のような繋がり、精神的抑圧から脱出するための切符

何かが終わり、生まれ変わるようにまた新たなサイクルが始まっていく

“満月前“の自分を過去にする

タロットカードで言うと『Death 死』のようなターニングポイント

細胞が一度死に、新陳代謝するように新しい自分へと変容していくための事象は、

蠍座的テーマから射手座的テーマへの移行のよう。

本当の自己解放について考えるとき。

逆行中の水星と入室したばかりの木星は早速連携し、物事に勢いをつける。

加えて牡羊座のカイロンは

” 人との関わりについて ” 

” 男性性・能動性・支配欲求” への癒しをもたらす。

“怖くて仕方ない事” の正体、

自分の心の弱さとの対峙。

人と自分を比べないこと。

あなただけの輝きを信じること。

____

約5ヶ月ぶりの水星逆行、12年ぶりの牡羊座木星入りと天体の位相による混乱が相次いだこの1週間は、日々更新しているストーリーへの反響も大きく、大きな意識の流れを共に体感しているような一体感を感じました。

私自身も環境が大きく変わったわけではありませんが心情に深く向き合う事があり、少なからず影響を受けました。この体験は出張・奄美大島編としてまとめたいと思います。(できるかな…)

不動宮のTスクエアに横入りするような山羊座の冥王星はまた、この社会においても個人においても重要な変容の促し。

大きな変化の前は不安な気持ちになる。

人によっては、自分がこれ以上誰かの役に立てるのかと疑心暗鬼になるような状態があったりします。

深く落ち込むようなことや、自分をとことん追い込むことは意識的に避けましょう。

何より、悩んでも仕方のないことであなた自身を傷つけないでください。

満月時、MC (天頂)付近にある水星がもたらすのは以下のようなこと。

☑︎自分自身の社会的役割に対する認識の変更

☑︎情報モラルやリテラシーにまつわること

☑︎「知らないことを知ること」が思わぬ選択肢につながっていく

☑︎今後のキャリアにつながる大切なお知らせ

水星逆行時は計画がずれたりケアレスミスが起こったりすると言われますが、過去の自分からの贈り物のような、昔出した手紙が届くようなこともあります。

或いは今年の前半に始まって停滞していたプロジェクトが進んだり、やり直すようなことがあったり。

______

そして、今回の満月とは関係なく、「自身にとっての双子座のハウス」が何ハウスに該当するかで5/11~6/3の水星逆行のテーマ、あるいは、今回の満月における見直しのテーマを自分で考察する事もできます。

下記の無料サイトで自身のホロスコープチャートを調べて見てください。

https://horofor.com

(※出生時間が分単位で正確に分からないとハウスを調べることができません)

水星逆行のテーマ⇨♊️マークをチェック

満月のテーマ⇨♏️マークをチェック

【何を見直すべきか?】

1ハウス ▶︎ 自分自身について(見た目も含む)

2ハウス ▶︎ お金の稼ぎ方、才能について

3ハウス ▶︎ 学ぶこと、伝えること、移動にまつわること

4ハウス ▶︎ 家のこと、自分を支える土台(家族含む)

5ハウス ▶︎ クリエイティブ、恋愛、熱を持つこと(子育ても含む)

6ハウス ▶︎ 身体的健康面、働き方について

7ハウス ▶︎ パートナーシップ、自身が他人に向ける印象

8ハウス ▶︎契約ごと、お金のこと、結婚(家族のこと)

9ハウス ▶︎ 専門性、海外、出版など

10ハウス▶︎ 社会における自分の役割について

11ハウス▶︎ 友人関係、コミュニティ、これまでの成果について

12ハウス▶︎ 精神的健康面、潜在意識、スピリチュアル・イマジネーション領域

ざっくり、ご参考までに。

____

今回の満月を迎えるにあたって、冥王星逆行の前日(4/28)に“Luna return Research” を経て、月についての考察をお届けできたことは、私にとってとても有意義な体験でした。

月が教えてくれることは決して永続的な幸せではなく、人生の大きなターニングポイントでもありません。

太陽が公転周期を一周する上で起こる通過点であり、己の未熟で成長の至らない部分を受け止めるための過程で起こること。

月経が肉体的な排出だとしたら、月回帰(ルナリターン)は精神的な排出を経て新陳代謝していくようなことだと思います。

しかし、月という精神的未熟な部分に大きな影響を持つ天体が接触(アスペクト)することで、その「未熟な部分」に対しての葛藤が生じることがあります。

この度の満月は、月(潜在的に未熟な部分)に対して、太陽(人生の目的)と土星(制裁、課題)でTスクエアという複合アスペクトが形成されることで、大きな感情の揺れを体感したり、周囲の変化、人生の転換期などを迎える方が多かったのではないでしょうか。

しかも、この度の満月は“月蝕“という通常の満月よりも宿命的な作用の強い月でしたので、その影響はますます大きいもの。

蠍座は精神的かつ、見えない繋がりに対して。

牡牛座はお金も含む三次元的な見える繋がりや物質的なものに対して。

それぞれ強いこだわりと執着を持つ性質であり、自分にとっての”譲れないもの”に対して徹底的に愛情を注ごうとします。

一方で、2020年から2023年までは水瓶座のポジションに土星が滞在している影響で、水瓶座的なテーマと土星の性質を掛け合わせた課題が生じています。

土星の性質とは、

☑︎課題

☑︎制裁

☑︎抑圧

水瓶座の性質とは

☑︎「1人はみんなのために、みんなは1人のために」

☑︎「多様性」

︎ ☑「進化した技術」

☑「人権の尊重」

☑「博愛」

☑「物理的距離を厭わない、発達した知性によるコミュニケーション(インターネット、ITなど)」

併せて考えると…

土星✖️水瓶座

⇨誰一人取りこぼさない社会を目指すための意識の変革

『大切なものは私だけのものにしたい』牡牛座と蠍座に対して

『この社会で生きているみんなのものとして考えよう』と水瓶座が仲裁するように呼びかけるようなイメージをしてみてください。

この度の満月付近で、ニコニコ動画の有名タイトルに対して個人ユーザーが権利を独占するような形で商標登録を行い炎上したことは、インターネット上の価値観・財産の共有に対する意識の衝突として、牡牛座・蠍座・水瓶座という不動宮のTスクエアの実例のような非常に興味深い例だと感じました。

まだまだ時代が追いついていないように感じること、認識が伴わずに取りこぼされるような、行き届かないことが多くみられて歯がゆい思いをすることもあると思います。

今はまだ通過点に過ぎず、この変容を長い目で見守る事が必要な時期です。

変わっていく過程では現状の問題点が大きく噴出する為、一見目を背けたくなることが多く投げ出したくなる事も沢山あります。

しかし、本当の意味での成長を体験出来る人・

または達成に到達できる人の共通点は

現状の課題から目を逸らさず

長い目で見て取り組む事が出来る人

執着に囚われず、常に解放的な視点を持って自分を成長させる事が出来る人です。

星読みと全く関係ないようなトピックに感じるかもしれませんが、今宇宙の星々の接触によって生じている影響はこのような事だと思います。

個人の体感においても、社会的な影響においても、非常に大きな変容に繋がる事が起こりやすい時。

この満月付近もしくは1週間単位の期間で何かが大きく変わる体験をした方は、自己解放のチャンスが与えられているのだと思います。

例えば、絶対に動かないと思っていた岩が、急に動き始めると動揺するでしょう。

どれほど変化を願っていたとしても準備が伴っていない自分に気がつき、まだまだ届かない目的の向こう側をみてため息をついたり、覚悟が伴わない自分(または何か)に対して辟易することもあるかもしれません。本当に大切なことを受け入れる覚悟ができていないと、機会が回ってきても上手く波に乗れない事も多いのです。

今後なにか選択に悩む事があれば、

☑︎あなた自身を長い目で見て成長させていくことと

☑︎”解放”に繋がるための方向性であるか

このポイントを意識してみてください。

きっと、誠心誠意向き合っているうちに様々なことがアップデートしたあなたが待っているはずです。

今月も長い文を読んでくださりありがとうございました。

そしていつもより公開が遅くなり大変申し訳ありませんでした。

淡の間より